よむよま

よむ・よまない、それから。

家族の映画

2009-09-01 21:57:24 | 見る
見てきました「南極料理人」
のんびりした映画だった。おわりまで楽しく見てほっとする感じ。
過酷な環境なんですよ、精神的に参ったりもするんです、家庭崩壊の危機もある、
でも、総体的にのんびり。
むさいおじさん(しかも時とともにどんどんむさ苦しさを増す)の集団が、
最後には家族状のものに変異する映画でした。
終盤の朝食風景はそれを形にして見せて可笑しいの。
堺さんはお母さん(割烹着着てるし)で生瀬さんがお父さん、
きたろうがおじいちゃんで、男ばかりのてんでんばらばらの兄弟たちという図。

むさい上に防寒服にサングラスなので、誰がだれやらわかりません。
諍いのシーンで、責めてる人と責められてる人が見さかいがつかない。
堺料理人ははじめのうちは、料亭みたいなていねいな仕事をする人なんだけど、
しまいにむさい集団に混ざり込んでしまうので、ああいう堺雅人は初めて。
生瀬さんがやっぱりうまくておもしろい。

今日の歩数計:5,531歩
コメント
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