田中大ブログ

とある学校の教員の日々の雑感です。なお、このブログに記載されている内容のすべては一個人の意見であり、学校とは無関係です。

個室

2015年06月24日 | 学校風景
高専で教員室が個室というと「え、職員室ってないんですか?」と聞かれることがあります。

そういえば、小学校、中学校は職員室に先生がみんないます。
高校はどうなんでしょう?多分職員室があるのでは、と思います(未確認)。

高専はというと、私の学生の頃から「○○教官室(以前は教員ではなく教官でした)」というのがあって、用事がある時にはそこを訪れていました。
久留米高専でも「○○教員室」というのが各教員ごとにあり、ほとんどの場合一人一部屋の個室となっています。

個室がいいのか職員室がいいのか、職員室の状態で仕事をしたことがないのでわかりませんが、個室の方が仕事に集中できるのは間違いなく、授業準備や論文を書いたりする仕事については、恐らく個室の方がやりやすいと思います。
一方、学生指導を考えると横の連絡が密になりますので、職員室の方がいいんだろうな、と思います。
ま、一長一短ですね。

あと、個室の欠点としては、要らないものが堆積しやすい、というのがあります。
今の教員室に移って来てから10年ほどが経ちますが、身の周りを見回すと、「いつか使うかも」と思って取ってあるいつまでたっても使わないものがかなりあります。
こういう不要物品も、個室でなければ増えていきませんので、そういう意味では無駄が多いのかもしれません。

ただ、高専の教員は「教育研究職」ということになっていて、教育も研究もしないといけない、という背景から、個室になっているのではないかと思います。
(もちろん、個室でなくても研究はできるのですが。)

そう言えば、私の教員室もしばらく掃除をしていません。
仕事が一段落したら、ちょっといらないものを片付けましょうか。
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