田中大ブログ

とある学校の教員の日々の雑感です。なお、このブログに記載されている内容のすべては一個人の意見であり、学校とは無関係です。

定期試験

2015年06月03日 | 学校風景
明日から前期中間試験が始まります。

1年生には高専に入学して初めての定期試験となりますが、勉強しているでしょうか?
また、上級生は専門科目も増えてきて、勉強内容も難しくなってきていると思いますが、しっかり準備しているでしょうか?

定期試験といえば、中学校の頃を思い出しました。
数学か何かのテスト問題を返してもらった時のこと、かなり勉強の苦手な女子の机の横を通り過ぎる時に「このがり勉が」みたいなことを言われて非常に驚きました。
中学校の頃は、全くと言っていいほど勉強をしなかったので、「俺ががり勉?そうか、はたから見たらがり勉に見えるのか。」と、驚くと同時にちょっと納得をしたような気がします。

その後、高専に入り、「高専でも勉強しなくても大丈夫なのか?」と、最初の定期試験で全く勉強しなかったらどうなるか試したところ、やはり高専ではそれは通用せず、「勉強しないといけないもんなんだな~」と実感しました。
それ以降は、試験前には勉強するようになり、徐々に勉強の面白さが分かるようになりました。

今でもそういう風潮があるのかもしれませんが、勉強せずに点数を取るのがかっこよくて勉強ばっかりして成績がいいのはかっこ悪い、というのが私が子供の頃の雰囲気でした。
実際は、別に勉強しようがどうしようがその人の勝手で、ま、やり過ぎは何だけど、そこそこやる分には問題ないよね、と思います。
特に、高専で勉強をやりすぎてる学生というのはほとんどいないと思うので(編入学の勉強中の学生は除く)、試験前くらいは「あいつがり勉か」と言われるくらい勉強してもいいのではと思います。

明日からの試験、結果が楽しみです。
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