田中大ブログ

とある学校の教員の日々の雑感です。なお、このブログに記載されている内容のすべては一個人の意見であり、学校とは無関係です。

高専祭のお天気は?

2018年10月31日 | 学校風景
明日から高専祭期間となりますが、気になるのはお天気です。

週間天気予報を見てみますと、前夜祭と文化祭はおそらく大丈夫そうですが、その後に天気が崩れてきそうですので、月曜日の体育祭が微妙な感じです。
今のままでは何とか持ちそうですが、秋の空は変わりやすいので楽観できませんね。

体育祭が雨で中止になったのはこれまでにもありますが、私が赴任して以降は、朝から完全に中止になったのが1回、昼から雨が降り始めて中止になったのが1回あったように思います。
体育祭が中止になっても応援合戦だけはやりたいというのが学生の願いのようで、その時は体育館で応援合戦が行われました。
体育祭が中止なのに応援合戦とはこれいかに、という気もしますが、何か月も練習してきたのでお披露目したいというのが学生としての気持ちなのでしょう。

今年の体育祭も何とか天気が持てばいいのですが。

他の高専ではどうなのか分かりませんが、久留米高専の高専祭は特に出欠も取りませんので、参加するもしないも全くの自由となっています。
そのためなのかどうか、高専祭に対する意気込みにも温度差があって、高専祭に全てをかけているような学生がいる一方、5年間で一回も高専祭に出てこないような学生もいるようで、せっかくの祭りなんだから出てくればいいのに、と思いますが、ま、それはそれで学生の選択だしと思います。

ということで、かなり寒くなりましたが、もうすぐ目の前に高専祭がやってきています。
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JABEE

2018年10月30日 | 学校風景
JABEEと聞いて、「あ、JABEEね」と分かる方はおそらく大学・高専の関係者だと思います。

JABEEは日本技術者教育認定機構のことで、大学の4年過程、高専の本科4・5年と専攻科2年間の課程が認定対象となっておりまして、JABEE認定を受けた教育課程は技術者教育の質が保証され、教育内容の継続的な改善を行っていることが認められます。

久留米高専もJABEE認定を受けていますが、前回の審査で5学科の内、機械工学科のみが中間審査が必要と判断され、昨日、その審査が行われました。

JABEEが久留米高専にやってきたのは確か平成15年度で、日本全体でJABEEの審査が始まる際の試行審査を受けまして、その後、本審査を経て久留米高専の教育プログラムがJABEE認定プログラムとなっています。

JABEEが始まった当初は、教員の方も何をやっていいのか手探り状態で、それこそ学科総出でJABEEに提出する自己点検所の作成を行っていました。

が、それから15年が流れ、JABEEについてもルーチンワークのようになったおりまして、今回のJABEEについてはとある先生が中心になって作業を行われまして、学科全体としてはそれほどの負担もありませんでした。
(中心になって作業を行われた先生の負担はかなりものでしたが。)

審査結果の詳細は後日発表されるそうですが、おそらく概ね良好になるものと期待しています。

ということで、ロボコンと高専祭に挟まれてJABEEという一大イベントも終わりまして、明日と明後日の授業が終わると高専祭に突入です。
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学園祭

2018年10月26日 | 学校外
久留米高専と筑後川をはさんで久留米大学の医学部があり、通勤途中に毎日横を通るのですが、今週末に学園祭があるらしくテントの準備をしていました。
以前は久留米高専の高専祭と日程が重なっていたのですが、最近は高専祭の1週間前辺りに開催されているようです。

久留米高専と久留米大学医学部、至近距離にあるので、こちらに来た当初は「何か交流があるのかな?」と思っていましたが、教職員同士の交流は全くなく、学生同士の交流もほとんどないようで(あるけど私が知らないだけかも)、こんな近くにあって交流がないというのも面白いな~、と思います。

そもそも久留米高専と久留米大学医学部は学生の年齢層が微妙に重なっているものの、久留米高専の本科は15歳~20歳、久留米大学医学部は18歳~2〇歳(何歳くらいまでの学生がいるのでしょう?)と年齢層が違い、さらに、ごく私的な印象ですが、工学系は貧乏学生が多く、医学系はリッチな学生が多いため、あんまり交流がないのだろうと思います。

私自身も久留米大学医学部に行くことはまずなく、行くとしても病院に行くくらいですので、そこでどんな研究が行われているのかは全く知りません。
工学系の私には全く分からないような研究なんだろうな、と思いますが。

ともあれ、お隣のキャンパスは今日から学園祭の準備で盛り上がっているようです。
久留米高専の高専祭は来週末ですので、来週の半ばまで授業をして、それから祭りに突入です。
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授業

2018年10月25日 | 学校風景
後期の授業が始まってもうすぐ1か月になります。
学生の皆さんも夏休み気分はすっかり抜けて、高専祭前で忙しくしているようですが、授業自体はスムーズにできているような気がします。

自分が学生の時には、先生によって教え方が様々で、「この先生教え方がうまいな~」とか「この先生、やる気のなさが体からしみだしてるな~」とか、授業中に思っていましたが、いざ自分が授業をする立場になると、自分の授業を客観的に見るのはなかなか難しいもので、自分の授業がどのように思われているのかは分からないところです。

高専の教員になって初めて分かったのは、授業をするためには授業の準備をしなければならない、ということでしょうか。
学生の頃は、先生は専門家なので授業の内容なんか全て把握していて、それこそチョーク1本(今はホワイトボードマーカー1本)持ってきたらいつでも授業ができるものだと思っていましたが、実は授業の前に講義ノートをまとめておかないとなかなか授業ができるものではありません。
(中には即興で授業ができるというすごい先生もいるとは思いますが。)

また、自分が全く習ったことのない内容の授業をしなければならないということも多く、そういう場合は一から自分で勉強して、それを授業で教えていく、ということもあるのだと教員になってから初めて知りました。

そういえば、高専の学生の頃は試験前に勉強が苦手なクラスメートのために教室で私的講座のようなものを毎回していまして、そのおかげで卒業できたよと、高専を卒業して20年以上経った後も言われたりしますので、そんな経験も今の教員生活に少しは役に立っているのかもしれません。

ということで、授業の準備は大変なのですが、少しでもいい授業になるように教員の方も頑張っていますので、学生の皆さんも少しでも勉強してもらえるとありがたいですね。
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応援合戦

2018年10月24日 | 学校風景
高専祭が近づいてきています。

高専祭は
11月1日(木)準備
11月2日(金)前夜祭
11月3日(土)文化祭
11月4日(日)体育祭準備
11月5日(月)体育祭
11月6日(火)後片付け
というスケジュールになっておりまして、他の高専のことは分かりませんが、6日間も高専祭にあてるというのは高専の中でもおそらくかなり長い方ではないでしょうか。

(ちなみに、ボロディン(教職員バンド)は11月3日(土)の文化祭の朝10時からオンステージの予定です。)

高専祭の中でも体育祭の応援合戦にかける情熱はかなりのもので、何か月も前から応援の練習をしたり、ダンスの練習をしたりしていまして、毎年毎年この時期になると「なんでこんなに応援合戦が好きなんだろうな~」と思うのですが、学生にとってはとても大事なものなのでしょう。
ま、私も体育祭で応援合戦を見るのを楽しみにしていますので、人のことは言えませんが。

今年は今まで続いていた竹取り(体育祭でやぐらに飾る竹を高良山まで取りに行く行事)がなくなりまして、ちょっとずつ姿を変えていく高専祭ですが、姿を変えつつも久留米高専の高専祭は伝統が脈々と受け継がれていまして、以前と変わらず学生主体で準備・運営が行われています。

学生にとっては非常に楽しみな高専祭、いい天気に恵まれるといいのですが。
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ロボコン

2018年10月23日 | 学校風景
ロボコンの九州沖縄地区大会が終わりました。いや~、疲れた!

金曜日に会場設営、土曜日にテストラン、日曜日に大会本番と、3日間ずっと会場の体育館に張り付きっぱなしでした。
多くの教職員・補助学生の方々にご協力頂いたおかげで、大会の運営の方は特にトラブルもなく無事に大会を終えることができました。
関係教職員・補助学生の皆様、特に学生支援係の皆様、学生主事室の皆様、誠にありがとうございましたと同時にお疲れさまでした。

競技の方は、久留米高専のチームは健闘しましたが全敗となってしまいました。
が、難しい競技課題だったにもかかわらず、ペットボトルをテーブルの上に1本見事に立たせることができ、ロボコン部の学生は優勝したかのような盛り上がりを見せておりました。
そのおかげかどうか、審査員の特別賞も頂きまして、一矢報いることができたのではと思います。

ロボコンというと、高専関連の行事で唯一テレビ放送されるものとあって高専の顔のように思われたりしますが、ロボコンに関わる学生はというと実は割合的にはそれほど多くありません。
ただ、難しい競技課題をクリアーできるロボットを作っていくというのは非常に大変な作業ですので、今後も何かを作るのが好きな学生たちが、ロボコンに関わっていってくれればと思います。

なにはともあれ、ロボコンが終わってホッとしています。

学生主事室の仕事も一山終わり、次は高専祭が待っています。
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ロボコン

2018年10月18日 | 学校風景
いよいよロボコンの九州沖縄地区大会が今週日曜日になりました。
明日の金曜日から会場の設営が始まり、土曜日のテストランを経て、日曜日に大会当日を迎えます。

私はロボコンには関わっていませんので、例年ですと気づいたら大会が終わっているという状態なのですが、今年は久留米で開催ということで、明日の設営から現場に入ることになっています。

色々と準備も済ませていますのが、こういう大会の運営では当日になって「あれが足りない、これが足りない」というのが出てくるのが常で、多分金曜日から日曜日まで、ばたばたするのではと思います。
久留米高専の教職員の皆様、補助学生の皆様にも各種の業務をして頂くことになっておりまして、ありがたいと同時にせっかくの土日がつぶれてしまうので申し訳ない気持ちもあります。

色々と学校の仕事が忙しいので、こういう業務は本当は全て外注にできればいいのかもしれませんが、学校の予算も限られていますのでなかなかそうもいかないですね。

久留米高専は最近はよくて1回戦突破くらいの成績しか残せていないのですが、今年は地元開催でもありますので、何とかいい成績を残してくれると嬉しいですね。

ということで、明日からはロボコンの運営で学校を離れることになります。
来週の準備をしっかりとしておかねば。
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ピーマン大豊作

2018年10月17日 | 
今年はなぜかピーマンが大豊作で、食べきれないほどのピーマンが今も収穫できています。
嫁いわく、丹精込めて世話をしたからとのこと。
やはり、野菜を収穫できると畑もやりがいがありますね。嫁は料理が大変そうですが。

先日、ニンニクとジャガイモを植えましたが、ニンニクも小さい芽が出てきて、順調に育ってくれそうです。
冬野菜をもう少々植えたいので、ダイコンや葉物のホウレンソウくらいを植えようかな、と思っています。
また、最近はスナップエンドウを育ててなかったので、久しぶりに挑戦しようかと考えています。

このスナップエンドウ、家を買って初めて挑戦した野菜の一つで、最初の年は非常に豊作だったのですが、その後はあまり世話をしなかったこともあり、しっかりと育てることができませんでした。
今回はもう少し真面目に世話を使用かなと思っています。

家を買った当時はなかなか手が回りませんでしたが、最近は畑仕事も定期的にできるようになりまして、さらに庭にもウッドデッキを作ったり、ハンモック場所を作ったりと、庭の方もだいぶ充実してきました。
自分一人で作りますので、製作中はなかなか大変だったりするのですが、キャンプに行かなくても自宅でアウトドアライフを楽しめるような環境になってきましたので、いい家を買ったものだと思います。

ロボコンと高専祭が終わるまでは週末もあまり時間がありませんが、高専祭が終わったら本格的に畑仕事をしたいな、と思います。

もうすぐ冬がやってきますので、それまでにいろいろと準備しないといけないですね。
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伝説(?)のバンド、ボロディン

2018年10月16日 | 学校風景
高専祭が近づいてくると学生の皆さんも何かと楽しく忙しそうに踊りや応援の練習に励んでいますが、高専祭限定久留米高専教職員バンドのボロディンも、この時期になると活動が始まります。

ボロディンの歴史も長くなり、今年でついに15周年となりました。初めてステージに立ったのが15年前なので、私が31歳、メンバーの平均年齢も30台でしたが、今となっては平均年齢が40代後半に差し掛かり、「いつまで続けるんだろ?」と思いつつ、高専祭の実行委員会からオファーを頂ける間は続けていきたいところですね。

15周年だからということもありませんが、去年の新ボーカル(カワシマン)に続き、今年はなんとボロディン初となる女性メンバーでしかもボーカルが誕生する予定です。

11月3日(土)10:00~

の予定と聞いていますので、お暇な方はステージまでお越し下さい。

昨日はメンバーがそろっての初めての練習となりましたが、15年目ともなると皆慣れた感じで、「明日にでもステージに上がれるのでは?」という仕上がりのようなそうでもないようなという感じでしたが、今後練習を重ねて当日を迎えたいと思います。

まさか45歳にもなってバンドをしているなんて若い頃は思いもしませんでしたが、何が起きるかわからない、というのが人生の面白いところかもしれませんね。
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ロボコン

2018年10月15日 | 学校風景
今年度はロボコンが久留米高専が主幹となって開催するのですが、私も運営に当たっておりまして、土日はロボコンの関東地区大会の視察に行ってきました。

今年の課題はボトルフリップというもので、フィールド上のテーブルにペットボトルを投げて立たせる、というかなり難易度の高いものになっておりまして、こんなので切るの?と思っていましたが、さすがは高専ロボコン、きれいにテーブルの上にペットボトルを立てるロボットが出てきていました。

九州沖縄地区の大会は今週末ですので、どんなロボットが出てくるのかを楽しみにしています。

ロボコンといえば、私が高専の学生の頃に始まったのですが、授業中にビデオを見せてもらって、そこに久留米高専が出ていたのを思い出します。
コロコロすっとん号という名前だったと思いますが、ラグビーボールをいかに早く自分の穴に入れるか、という競技だったのですが、久留米高専のロボットは相手の穴にラグビーボールを入れて相手のボールを入れないようにするという謎の作戦を取っていて、その頃から面白い高専があるもんだな~、と思っていました。

久留米高専は最近は全国大会に出ることはありませんが、実は高専ロボコンの第1回、第2回大会くらいは優勝、準優勝に輝いておりまして、かつてはかなりの強豪校でした。

一時期は久留米高専のロボットは全く動くことなく初戦で敗退、という感じでしたが、最近は何とか競技できるようにはなってきている感じです。

さて、今年のロボコンでの久留米高専の活躍はどうなることか、ちょっと期待しています。
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ブラック・ホワイト

2018年10月12日 | 学校外
ブラック〇〇、ホワイト〇〇という言い方、すっかり定着したような気がします。
ブラック企業という言い方も耳にすることが結構ありますが、どうなんだろうな~とよく思います。

例えば、同じ会社に就職したとしても、どんな部署に配属されるのかで仕事の中身は全く違いますし、部署が同じでも職種が違えば仕事の中身は全く違います。
さらに、同じ部署・同じ職種であっても、そこで働いている上司・同僚・部下のメンツが変わると、仕事の中身が全く同じだったとしても、仕事のやりやすさというのはかなり変わってきます。

実際、「会社辞めたいんです」といってくる卒業生に話を聞くと、かなりの割合で「職場の上司がひどい(あるいは合わない)」というのが一番の大きな理由になっていたりします。

そういうのを考えると、ブラック企業というよりは、ブラック上司のために仕事がしにくくなって離職する割合って結構高いんだろうな、と思います。

高専の教員も似たようなもので、高専といっても全国に50以上のキャンパスがあって、それぞれのキャンパスに3~5の専門学科と一般学科があります。
一口に「高専の教員」といっても、どのキャンパスで働くのかによって職場環境はかなり違うと思いますし、同じキャンパスでもどの学科に所属しているのかによっても職場環境は大きく変わるような気がします。

ネットを見ていると、高専教員はブラック職、のような書き込みがあったりしますが、もしもどこかの高専の先生が書いているとしたら、運の悪い職場に当たった方かもしれないな、と思ったりします。

私はというと、まあ気楽に働かせてもらっていますので、いい職場ではないかと今のところは思っています。

高専も環境が激変中ですので、いつ状況が変わるか分かりませんが、いつまでも「いい職場だな」と思えるように働きたいですが。
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高専祭が近づくと

2018年10月11日 | 学校風景
高専祭が近づいてきましたが、この季節になると増えてくるのがスーパーサイヤ人というか、髪の毛が茶色だったり金色だったり緑色だったりする学生達です。

一時期(2002年の日韓ワールドカップの頃でしょうか?)、クラスの半分くらいが茶髪だった頃もありますが、最近はそれほど髪の毛を染める学生も多くはなく、普段は数えるくらいしかいないように思いますが、高専祭が近づいてくるとなぜか髪の毛を染めたくなるようで、この時期になるとかなりの学生の髪の色が変わります。

そして、高専祭当日ともなると茶髪率が異常に高くなり、高専祭にしか来ない保護者の方から見ると「久留米高専って茶髪の学生しかいないのか?!」という印象を持たれそうな感じですが、高専祭の時期以外はそんなこともありませんので、ご安心(?)下さい。

私が高専の学生の頃は茶髪のはやり始めだったのですが、世間的にはまだまだ茶髪=不良、というイメージが強く、周りにも茶髪にしている学生はいませんでした。
今はファッションとしてすっかり定着したような感じもしますが、普通の高校ではまだまだNGだと思いますので、高専祭の時期の学生は、やはり久留米高専独特の景色なのかもしれません。

あとは、正門を入ってすぐの所にゲートができて、第一体育館前にステージが準備され、夕方になると太鼓の音ともに応援合戦の練習をする学生がいてと、また今年も高専祭だな、と思います。

教員にとってみると、毎年毎年同じような高専祭ですが、主役の学生の皆さんは毎年毎年変わっていますので、学生の皆さんにとっては生涯に一度の今年の高専祭、やはり意気込みが違います。

体育祭も最近は機械工学科が優勝していますが、さて、今年も優勝できるかな?
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荷物

2018年10月10日 | 研究
事務から「荷物が届いています」と連絡がありまして、取りに行ってみると灰色のナイロンの袋が無造作に置いてありまして、宛名は私になっていますが、どうやら外国から届いたもののようでした。
「こんな荷物、届く予定はないけどな~」と思い、差出人を見てみてもはっきりとした記載はなく、かろうじてBelgiumの文字が読め、ベルギーから?と腑に落ちない思いで教員室まで持って帰ってきました。

田中、という苗字は全国でもかなり上位に入る人口の多い名字で、さらに、たなかひろし、という名前は、私の世代では何かの調べでは日本で一番多い名前だったりしますので、国内の研究者にも英語表記のHiroshi Tanakaという方はかなり多く、名前間違いで届いたのか?とも思いましたが、宛先は確かに久留米高専になっていましたのでとりあえず荷物を開けてみました。

すると、先日掲載になった論文誌が5冊送られてきて、この論文誌が結構な厚さでしたので、5冊で電話帳2冊分くらいのボリュームがありました。

この論文、掲載後の手続きで「5冊は無料で郵送します」と書かれていましたが、これまで、論文を出すと別刷(自分の論文だけが印刷されたもの)を送ってくれる学会誌ばかりで、今回も別刷のみを送ってくるとばかり思っていましたが、まさか論文誌を送って来るとは。

今は論文はネットで検索してヒットしたのを印刷して読む、というスタイルがほとんどですので、分厚い論文誌を送られてもかさばるんだよな~、と思いつつ、思い入れのある論文ではあるため、ま、こうして形になってよかったな、とも思います。

共著で書いた論文ですので、自分の分を一冊残して、残りは共著者に送ろうかな、と思っています。

ということで、久しぶりに自分の書いた論文をネット以外で見ることになりました。

論文、また書き始めないとな~。
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熊本城

2018年10月09日 | 学校外
3連休の土曜日は台風で天気が悪かったのですが、日曜と月曜は非常にいい天気でした。

朝早くから畑を耕して、ジャガイモとニンニクの植え付けを済ませました。ジャガイモは1か月ほど前に購入してなかなか植え付けをする暇がなかったのですが、ようやく植えられました。
順調に育ってくれるといいのですが。
ニンニクの方は毎年植えているのですが、こちらは外れがなく、放っておいても次の年にはきっちりと収穫できています。あまり食べる機会がなく、収穫してもほとんど駄目になってしまうのがもったいないのですが。

昨日はせっかくのいい天気だったので、車を走らせて熊本に行ってきました。

熊本というと、私が博士課程2年の時に初めて日本伝熱シンポジウムという学会に参加した思い出の地で、研究室のボスと同じ大学の研究室の先生と三日三晩飲み明かしたのを懐かしく思い出しました。
沖縄から熊本に来て、1日はレンタカーを借りてボスと阿蘇の方を散策し、「九州っていい所だな~」と熊本を満喫しました。
当時はまだ就職先も決まっておらず、九州に就職して住むのもよかろうな~、と思っていましたが、まさか本当に久留米で就職するとは当時は全く想像もしていませんでした。

熊本城はまだまだ震災のあとが残り、復興もまだまだ途上ですが、一歩一歩進展している感じでした。
今にも崩れそうでかろうじて倒れていないような櫓もまだ手付かずのまま残されていますが、やはり復興の優先順位があるそうで、係の方にお尋ねすると5年後くらいから修復を行うということでした。
まだまだ先にはなると思いますが、すっかりと修復された熊本城を見たいものですね。

ということで、連休ですっかりリフレッシュできましたので、今日からまた仕事を頑張りたいですね。
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1週間

2018年10月05日 | 学校風景
後期の授業が始まって1週間が過ぎました。
今日で一通り授業が回ることになりますが、学生の皆さんは夏休み明けの授業はどうだったでしょうか?

私は遠方の高専に入学したこともあり、教科書類を長期休暇中に実家に持ち帰るということはせず、寮に置きっぱなしにしていましたので、夏休み中に頭の中がすっかりとリフレッシュされてしまって、夏休み明けの授業は「こんなん習ってたっけ?!」という状態だったように思います。

今の学生も似たような感じのようで、せっかく前期の期末試験で勉強したこともすっかりと忘れてしまっている様子で、夏休みの最後くらいにちょっと復習してきてくれればいいのにな、と思いますが、自分の学生時代を振り返ると、ま、それもしょうがないのかな、とも思います。

長期休暇が終わって1週目の授業、学生の皆さんは全く分からないと思いますが、私の場合は喉がすっかりとなまってしまいまして、授業で大声を出すと必ずと言っていいほど喉がかれてしまいます。
2週目、3週目くらいになるとだんだん慣れてくるのですが、普段はそれほど大きな声を出すわけではないので、喉がなまるのは早いな~、と長期休暇明けは毎回思います。

明日からは3連休なのですが、台風の進路が気になるところです。
今気象庁のページで確認しましたら、昨日の予想よりも左側にずれていますので、久留米への影響も小さそうで、しかも昨日の予想よりも台風の進度が早くなっていますので、午後には抜けてくれそうな感じです。

明日の専攻科の入試、実施にならないかな~。

ということで、台風が気になる3連休前の金曜日です。
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