田中大ブログ

とある学校の教員の日々の雑感です。なお、このブログに記載されている内容のすべては一個人の意見であり、学校とは無関係です。

学力選抜出願状況

2017年01月31日 | 学校風景
昨日から学力選抜の出願が始まりまして、久留米高専のホームページにその出願状況がアップされていました。

月曜日の段階で、学校全体では207名、機械工学で46名の出願となっています。
ただし、この出願人数には推薦入試の合格者も含まれています。

出願をする場合は、早く着きすぎてもいけないし、遅く着くと不受理となってしまいますので、郵送の場合はやはり月曜日辺りに送ることが多くなるのでしょうか。
となると、今日くらいにかなりの数の出願が来ることが考えられますので、受験者数がこのまま増えていってくれるといいな~、と思います。
(受験生にとってみると増えてくれないといいな~、という感じだと思いますが。)

志願倍率、教員からすると非常に気になる数字ですので、今週は久留米高専のホームページの出願状況を見ながら一喜一憂しそうな感じです。

この志願倍率、教員同士の雑談なんかでも出てくるのですが、どうすれば増えるのか、いまだにはっきりした答えは分かっていません。
体験入学を充実させるとか、夏休みのオープンキャンパスを充実させるとか、その他諸々など、色々と意見は出てくるのですが、中には「中学生になった段階である程度行きたい高校(又は高専)が決まってるので、中学生にアピールしても遅いのでは」という意見もあり、どうすればいいのかなかなか分かりません。

高専機構でCMでも打ってもらうと全国的に知名度アップになって、倍率も上がるのかも、とかも思いますが、お金もかかりますしね~。

ということで、出願は今週木曜までとなっております。
お早めにどうぞ。
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なんということもない週末

2017年01月30日 | ブログ雑感
またまた月曜日が始まってしまいました。

今週末は何ということもない週末で、テレビを見たりゲームをしたりしているうちに終わってしまいました。
ぼ~っとしていても時間というのは過ぎてしまうものですね。

そういえば、子供が中学校に入って、部活部活で週末も忙しく過ごしていることもあり、家族での外出というのもめっきりと減ってしまいました。
外食するのもかなり減りまして、家計には優しくなっているのかもしれませんが、家で過ごす時間が増えたように思います。

この年になるまで気づきませんでしたが、大体、おっさんが一人で過ごす場所というのは田舎にはあまりなく、一人で散歩していると不審者のようですし(犬の散歩は別ですので、それで犬を飼っている人も多いのでは)、手ごろな美術館や博物館も近くにないので、そういう意味では都会の方がおっさんは暮らしやすいのかもしれません。
パチンコ店には休日にかなりの数の車が停まっていますが、あれも行き場のないおっさん達の数少ない娯楽なのかもしれません。

でも、これからもどんどん年を取りますので、何か休日に出来る趣味のようなものを持っておかないと時間を持て余しそうですね。
手頃なバドミントンの社会人クラブでもあればいいのですが。

ということで、今週も今日から開始です。
週末でリフレッシュしたぞ~、という感じではないですが、今日からまた仕事に励まねば。
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あと2週間

2017年01月27日 | 学校風景
授業も今日が終わればあと2週間となりました。

学生は多分意識していないと思いますが、教員側は学期始め(あるいは学年初め)に授業を準備する段階で、15回あるいは30回の授業の全体像を作ります。これが「シラバス」というもので、例えば私が担当している工業熱力学の授業でも、他高専あるいは他大学の工業熱力学のシラバスを見てみると、一つとして同じシラバスはありません。
教員の癖とか好みとか専門によって教える内容が微妙に異なってきます。
(もちろん大筋はほぼ同じなのですが。)

どの科目の授業でも、学生が全く何も知らない段階から始まって、じょじょに知識が増えていって、最後の方にはかなりの知識を身に付ける、という過程になります。
ということで、最後ら辺の授業というのはやはり授業の集大成のようになりますので、教員側にしても「やっとここまで教えることができた」という感じになり、教えていて一番面白い授業になります。
(学生にとっては「ここまでやるの~?!」という感じかもしれませんが。)

授業は残り2回になりました。
授業で習った内容というのは、1年もすると跡形もないように忘れてしまうものですが、それでも学生の血となり肉となり、専門性のバックボーンの一つになってくれればと思います。
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家電

2017年01月26日 | 技術や工学
最近、ようやく家事を手伝うようになったのですが、家事をしていると家電のありがたさを本当に実感します。
というか、家電がなかった頃の家事ってめちゃくちゃ大変だったのではないでしょうか。

洗濯一つをみても、今は洗濯機の中に服を入れて洗剤を入れてボタンをぽちっと押すと、あとは洗濯機がきれいに洗ってくれます。
が、洗濯機が無くて手洗いだったとすると、特に水の冷たいこの冬の時期に1枚1枚洗濯板で服を洗うというのはまさに難行苦行で、その時間も馬鹿になりません。
私が子供の頃にはすでに洗濯機はありましたが、それでも自動洗濯機が導入されたのは大分後になってからで、2層式の洗濯機で洗って脱水、すすいで脱水という感じで今よりも手間がかかっていました。

食器洗いも食洗機を導入したのは結婚してからですが、これも自分でやってみると分かりましたが食洗機に食器を入れてボタンをぽちっとすると、これまた自動で食器を洗ってくれて、かなり時間の節約になります。

家電、結構値段の張るものではありますが、家事の大きな味方ですね。
日本の家電メーカーも以前のような勢いがなくなってきましたが、日本製(あるいは日本のメーカーの)家電はやはりどこか気が利いていますので、日本のメーカーにも頑張ってもらって、より便利な家電を出して行ってほしいものです。

今ある家電以外に欲しいもの、というとなかなか思いつきませんが、潜在的な需要を掘り起こして、さらに便利な家電が出てきたらうれしいですね。
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専攻科研究論文発表会

2017年01月25日 | 学校風景
専攻科研究論文発表会が終わりました。

専攻科2年生は、本科5年の卒研発表、専攻科1年の専攻科研究基礎発表と2回のプレゼンをしていて、さらに専攻科では複数回のプレゼンの機会があり、プレゼン慣れしている学生はみんな堂々と発表していました。

私の研究室の学生も発表を終えましたが、本科5年から足かけ3年の研究を終え、まだまだ足りない部分もありますが、なかなかいい結果が得られたと思います。

高専というと教育の面が重要視されることが多く、「高専って研究もしてるの?」と思われる方も多いかもしれませんが、高専では研究も一つの重要な要素になっています。
教員はもちろん自分の研究テーマを持っていて、本科5年の卒研生と専攻科の学生とともにその研究テーマに取り組んでいます。
大学のように修士・博士課程の学生がいないというのが非常にハンディキャップにはなりますが、その中でも高専で取り組めるような研究テーマを設定して研究活動に取り組んでいます。

研究は教員だけでできるものではなく、そういう意味では学生の力というのは非常に大きく、学生のおかげで研究を遂行することができます。
久留米高専の学生は幸いにも、一から十まで指示しないと動かないということがなく、一だけ指示すればあとは勝手に動いてくれる学生が多いので、そういう意味では教員としても非常にやりやすい環境にあるのかもしれません。

学生の間は時間もあるし体力もあるし、一つの研究テーマにどっぷりつかることが出来て、それが自分の将来の糧になるというのは私も経験済みなので、学生の皆さんも卒業研究・専攻科研究にどっぷりとつかって、将来の糧にしてくれればと思います。

ということで、年度末の一つの大きな行事が終わりました。
まだまだ大きな行事は続きますが。
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入学試験

2017年01月24日 | 学校風景
推薦入試が終わりました。
受験生の皆さんは合否が非常に気になるところと思いますが、今週金曜日の選抜結果の通知日までしばしお待ちください。

久留米高専のホームページ上に入学者推薦・学力選抜出願状況が発表されていました。
推薦入試では全体で116名、機械工学科は27名の出願がありました。
去年よりも全体・機械工学科ともに少しだけ増加したようです。

このうち何人が合格するのかは分かりませんが、不運にして不合格になった場合でも学力試験を受けることができますので、もしも推薦で不合格になった場合は気を落とさずに学力試験に向けて勉強に励んでもらいたいと思います。

今回、機械工学科は推薦入試でまあまあ倍率が高くなりましたが、これが学力試験にどう反映されるのか、まだまだ分かりません。
受験生の心理として、「受験者数(倍率)が低い方が受かりやすいから、推薦で倍率が低かった学科を第1希望にしようかな?」という気持ちになりやすいので、もしかしたら学力の倍率は下がってしまうかもしれません。
出来れば、この調子で学力の倍率も高くなることを期待しているのですが。

学力入試の願書受け付けは1月30日(月)からなので、来週ですね。
高専というとあまりなじみのない中学生も多いと思いますが、5年間で自分を大きく伸ばせて、しかも就職も進学も結構強いという魅力がありますので、ぜひ受験してほしいと思います。

来週の願書受け付け、今から楽しみにしています。
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ようやく金曜日

2017年01月20日 | 学校風景
長かった1週間もようやく金曜日になりました。

考えてみれば、年末年始の長期休暇が終わって、1週間フルに働くのは今週が初めてなので、やはりちょっときつかったような気がします。
仕事も休んでいた間にたまったものを片付けつつ、論文の作業なども重なりましたので、なかなか忙しかったです。

金曜日とはいうものの、明日は推薦入試の業務になりますので、明日も仕事になります。
土曜日に学校に来るというのは1年間でも数えるくらいしかありませんので、ちょっと新鮮な感じもしますが。

今週もばたばたを仕事を片付けはしたのですが、まだまだ軌道に乗ってはいません。
片づけないといけない仕事が溜まっていて、あれもしなければ、これもしなければ、と色々ありますので、マストリストにして整理しています。
余裕のある時はリスト化するまでもないのですが、しばらくはマストリストに仕事を載せつつ、一つ一つ片づけていく必要がありそうです。

明日から西日本は寒波に襲われるそうで、明日の推薦入試がちょっと心配です。
交通機関の乱れなどが無ければいいのですが。

それで思い出しましたが、私が富山商船高専を受験(遠隔地受験だったので京都でしたが)した日も雪が降っていました。
雪の降る中、電車やバスを乗り継いで受験会場に向かったのを思い出します。
担任の先生がわざわざ会場まで朝に来られていて、私を見つけて安心されていました。
もしかしたら私がドタキャンするのを心配されていたのかもしれません。
そこまで信用がなかったのか、と中学生ながら思いましたが。

ということで、ちょっと天気の悪い金曜日です。
が、めげずに仕事を頑張りましょう。
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数値計算

2017年01月19日 | 研究
エジプトの研究者と新しい太陽熱蒸留器に関して共同研究をすることになりました。

以前一緒に論文を書いた研究者なのですが、メールでのやり取りはしているものの、会ったこともないし電話で話したこともありません。
エジプトの中でもなかなかのやり手のようで、論文もかなり書いている研究者のようです。

今回の太陽熱蒸留器も、「こんな蒸留器考えたんだけど一緒に研究しませんか?」というお誘いがあり、なかなか面白そうだったのと私の方で今のところ研究ネタがあまりなかったことから、それじゃーやりますか、という感じで始まりました。

太陽熱蒸留器の各構成要素に関する熱移動をモデル化して、そのモデル化した数式をプログラムにして、そして計算してみて太陽熱蒸留器の蒸留挙動や効率を検証する、というのが研究の第一段階になります。
これが上手くいけば実際に装置を作って屋外実験ということになりますが、装置自体はなかなか複雑な感じなので、屋外実験は先方にお願いすることになるかもしれません。

というか、第一段階の数値計算をしてみないことには、太陽熱蒸留器がこちらの予想しているようないいものなのかどうかを判断できませんので、まずはこちらをしっかりとする必要があります。

このプログラミング、なかなか楽しい作業ではありますが、色々とバグが出てきたり、ちょっとして打ち間違いで上手くいかなかったりと、結構大変な作業でもあります。
ただ、感触としてはしっかりと計算さえできればものにできる(論文になる)ような気がしますので、今年度内を目途に完成させたいと思っています。

他にも仕事があるので、ちょっとずつしか進めることはできませんが。

ということで、今日も仕事ですね。
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推薦入試

2017年01月18日 | 学校風景
今週土曜日は推薦入試になっています。
久留米高専を受験する中学生の皆さんは、面接の練習を頑張っているのでしょうか。

以前までは推薦入試では、作文が一つの課題になっていました。
テーマが決まっていたかどうかは覚えていませんが、志望理由ややりたいことなどを書いてもらっていたのではないかと思います。

ただ、推薦入試では理系への適性がちゃんと見れない、ということで、かなり前からこの作文に代わって数学の適性試験が行われるようになってきています。
実際、久留米高専に入ってからは数学が苦手だとかなり苦労することになりますので、まあいい制度なのではと思います。

推薦入試の後には学力入試がありますが、今年の倍率はどうなるのでしょうか?
機械工学科、また、学校全体で2倍を超えてくれると教員としてはうれしいのですが。

最近は自分が面接される機会はありませんが、そういえば私も大学の編入試験、大学院の入学試験の時に面接を受けました。
緊張した面接もあれば、ゆる~い面接もあり、面接担当教員によって色々なパターンがありました。
印象に残っている面接は、ほぼ合格が決まっている雰囲気で「もしも合格してたら寮に入りますか?」とか「他に受験してる大学はありますか?」とか聞かれた和やかなものと、その真逆で試験の成績が思いっきり悪かったらしく「もしダメだったら来年も受験しますか?」と聞かれた殺伐としたものの両極端になります。

推薦入試が終わると、学年末試験、卒研発表、再試験という、学年末の超多忙な日々が待っています。
今年も無事に乗り切らねば。
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論文掲載までの道

2017年01月17日 | 研究
何度かブログでも書きましたが、論文掲載までの道のりです。

・研究テーマを決める
・実験なり数値解析をする
・結果をまとめて必要な図、グラフ、表などを作成する
・論文を書く
・どこかジャーナルを決めて投稿する
・査読結果が来る(運が悪ければここでリジェクト)
・論文を修正して再投稿するか、リジェクトの場合は別のジャーナルに投稿する
・アクセプトされる
・Proof(ゲラ刷り:出版様式にまとめられたもの)をチェックして、間違いがあれば修正する
・論文が掲載される

大まかに書くとこんな感じです。

調子のいい時はこの流れで掲載が決まりますが、調子が悪い時には、
・実験をしても数値解析をしても論文に出来る自信が出ず、ほったらかしにする
・論文を書いてもアクセプトされる自信がなく、投稿をためらう
・せっかく投稿してもリジェクトされて、自信を無くしてほったらかしにする
など、どこかの過程で作業が止まり、お蔵入りの論文となります。

今回、あっという間に修正論文がアクセプトされて、あっという間にProofが送られてきました。
掲載までの時間を短縮するように出版社は努力を重ねられているようで、アクセプトからProof送付までの時間が一昔よりも格段に速くなったように思います。

ということで、送られてきたProofを修正すれば、今回の論文については作業がほぼ終わりになり、掲載ということになります。
じっくりとチェックしたいと思います。
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目を疑う

2017年01月16日 | 研究
金曜日に論文を修正して再投稿しましたが、その査読結果が金曜日の夜9時(投稿してから5時間後)に来まして、なんとそのままアクセプトとなりました。

以前のブログにも載せましたが、最初の査読結果は
・この結果は意味がない
・実験してないから結果の検証の使用がない
・新しい内容が全くない
・もっといい内容にしてから出し直せ
てな感じのひどいもので、どこをどう直せっちゅうねん、と途方に暮れていましたが、とりあえず屋外実験の結果の一例のみを付けて再投稿しました。

査読結果を見る限りは再投稿してもあまり期待は持てないだろうな~、と思っていたら、真逆の嬉しい結果で、メールを見て思わずガッツポーズをしてしまいました。
しかし、再投稿してすぐのアクセプトでしたので、目を疑ってしまって、アクセプトのメールを何度も見直してしまいました。

再投稿してから返事までの時間を考えると、再度査読者に回すのではなく、編集者が「これならいいんじゃない」と編集者自身の判断でアクセプトしてくれたものと考えられます。

論文をアクセプトするかどうかの権限は編集者が持ち、編集者が参考にするために論文は数人の査読者に回されて、査読者から意見を聞くことになります。
想像するに、多分当初から編集者は「この論文ならまあいいんじゃない」と考えていたものの、査読者からの意見がいまいちだったので、とりあえずその意見を私に投げかけ、屋外実験結果も入ったので「ま、いいか」という感じでアクセプトしてもらえたのでは。
それならそれで、「査読結果は厳しいものですが、編集者としてはアクセプトの方向で考えてますよ」くらいの意見を査読結果に添えてほしいところですが、ま、色々あるのでしょう。

私も研究論文に関してはベテランとは言いませんがひよっこでもない程度の経験を積んできていますが、査読結果が駄目でもチャンスはあるのだということを今回のことで新しく知ることができました。
ひよっこの頃だったら、もしかするとあきらめて他のジャーナルに投稿していたかもしれません。

今後も査読結果には悩まされていくと思いますが、今回の経験を踏まえて、あきらめずにやっていかねば、と思います。

何はともあれ、新年早々いい知らせでした。
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修正論文投稿終了

2017年01月13日 | 研究
大幅な修正、で帰ってきた論文の修正が終わり、たった今投稿したところです。

太陽熱蒸留器の数値解析の2報目だったのですが、レビュワーが口を揃えて「実際の実験をしてないから駄目やね~」という査読結果で、こちらとしては不十分ながら屋外実験の結果も別の論文で発表していて、これでも駄目か、と思いましたが、とりあえず屋外実験の結果も入れ込んで修正しました。

多分また文句を言われそうな予感がしますが、あと何回か修正すれば何とかアクセプトまでこぎつけられるかな、という手応えです。

前回の屋外実験の結果は不完全なものだったので、より詳細な屋外実験を専攻科生がしてくれていて、その結果が出てきたら屋外実験の2報目としてまとめたいなと思っています。
昨日、結果をまとめていましたら、パーフェクトではないもののまあまあ論文にはできそうな結果になっていましたので、今回の論文がアクセプトされれば屋外実験の論文も準備するか、あるいはアクセプトを待たずに準備を始めるかな、と思っています。

他にも書きたい論文はいくつか残っていますが、1月2月は非常に忙しくなりますので、本格的に手を付けられるのは春休みになるかもしれません。

今年度はこれまでに論文が2本の掲載でしたが、今回の論文がアクセプトされても掲載されるのは来年度になりますので、今年度はこの2本止まりになりそうです。

ただ、2本だけとはいえ、1本は非常に苦しんで苦しんでようやくものになった1本で、もう1本もかなりの年をかけた1本だったので、今年の2本の論文は非常に印象に残る論文となりました。
ここまで印象深い論文というのはあまりありませんので、そういう意味では後から振り返っても「あ~、こんなことがあったな~」という年度になるのかもしれません。

ということで、ようやく論文の修正が終わってほっとしました。
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給料

2017年01月13日 | ブログ雑感
年末に掃除をしていたら、平成17年度の給与明細が出てきまして、この頃っていくら位もらってたっけ、と思って確認してみますと、なんと、今とほぼ同じくらいで愕然としてしまいました。

平成17年というと今から10年以上前なのですが、それから比べても給料(手取り)が実に月に数万円(a few 万円)しか変わっていませんでした。
それは卒業生が30歳を超える頃に給料で負けることになるわな、と思いました。
ま、そんな仕事を選んだので仕方のないことですが。

ただ、毎年昇給があるので基本給自体はそこそこ昇給しているのですが、税金だの社会保障費だのが減らされて、手元に来るのは10年前と変わらない金額になっています。

そういえば30過ぎの頃に、10歳くらい年上の教員が私がたまたま持っていた給与明細を見て、「俺よりも手取りが多いじゃん!!」と言われてましたので、昔から手取り額というのは年を取っても変わらないものなのかもしれません。

事務系の仕事をしたことがないので、給与明細を見ても何のことか全く分からずに、ま、こんなもんか、と思ってしまいますが、色々と難しい数式があって基本給が上がっても手取りはそれほど上がらないようになっているのでしょう。

ということで、今日は今年初の給料日のようですが、あまり夢の無い話になってしまいました。

仕事の方はようやく落ち着きを取り戻せて、昨日にようやく論文修正の目途が立ち、今日は修正を始めようかと思っています。

ではでは、今日も仕事です。
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仕事がたまってます

2017年01月12日 | 学校風景
年末年始にそこそこの休みを入れてしまった反動で、仕事が溜まっています。
ま、当たり前ですが。

後期の後半は授業が多いこともあり、授業をやっては次の授業の準備をして、空いた時間に多々づけないといけない仕事をして、となんだか忙しい年初になっています。
また、これから専攻科研究論文、卒業論文の仕上げになりますので、そちらの方も忙しくなりそうです。

論文の修正をしないといけないのですが、そこまでなかなか手が回りません。
3月くらいまで待ってもらえればいいのですが、あまり時間が経つと再投稿ということになりますので、これまたちょっと厄介です。
やはり休み明けは大変ですね。

そして、まだもうちょっと先にはなるのですが、2月には恐怖の大王(花粉症)がやって来ます。
毎年毎年バレンタインデーからホワイトデーにかけての1ヵ月はこの恐怖の大王にやられっぱなしになります。
この時期は幸い授業がありませんので、それだけが救いですが1年で一番嫌な季節です。
もうすでに戦々恐々という感じです。

ということで、今日もまた慌ただしい1日の始まりです。
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入試願書受付始まる

2017年01月11日 | 学校風景
高専として最も重要なものの一つに入試志願倍率というのがあります。

入試志願倍率、全国的には高専の志願倍率は昨年度は1.74倍だったそうです(高専機構ホームページより)。
そして、昨年度の久留米高専の志願倍率は1.8倍で、全国平均よりもちょっとだけ上でした。

例年は2倍前後を行ったり来たりしていますので、今年度は2倍を超えるのかどうか、まだまだ分かりませんが、昨日から推薦入試の願書受け付けが始まりました。
大勢の中学生が受験してくれるといいんだけどな~、と思います。

久留米高専全体の志願倍率もさることながら、機械工学科の志願倍率も機械工学科の教員としては非常に気になるところです。
かつては2倍を切ることはありませんでしたが、最近は2倍を切ったりまた2倍以上になったりと、一進一退の状態になっています。

私にももうそろそろ高校受験を控えた子供がいますが、自分の子供のことになると「入試倍率が低くなって入りやすければいいんだけどな~」と思います。
多分、高専を受験する中学生もその保護者も、受験する年には「今年は高専の志願倍率が低かったらいいんだけどな~」と思われると思います。

が、教員の立場からすると、やはり志願倍率は上がってほしいもので、せめて2倍以上になってくれないかな~、と思います。

1月10日(火)~1月13日(金)が推薦の願書受付
1月30日(月)~2月2日(木)が学力の願書受付

となっています。
ぜひ、久留米高専を受験して頂ければと思います。
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