南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 福岡の黒木町(現・八女市)の「黒木大藤まつり」へ行ってきた。我が家の毎年恒例となっている行事でもある。
 いつもは、つい家を出発する時間が遅くなり、黒木町に到着するのは夕方や夜になっていたが、今日は早めに出たので、祭り会場の営業時間中に着くことができた。

 会場はいつもながら紫色の藤の花の甘い香りに包まれていた。そしていつものように人出も多く、賑わっている。
 しかし、どうだろうか、藤の花になんとなく勢いが感じられない気が…。初めてここを訪れた時のような感動が、年々減ってきているような気がするのだ。
 ここに通い始めたのは6~7年前だったと思うが、その頃はゴールデンウィーク期間いっぱいはずっと満開状態だった。しかし、ここ数年、ゴールデンウィーク期間は既に開花のピークを過ぎていて、枯れかかってきているのだ。
 これも地球温暖化が何らかの影響をしているのだろうか。ちょっと寂しいというか悲しい気持ちになってくる。

 その昔、黒木町には国鉄の矢部線が通っており、黒木駅はその終点であった。
 以前は、古びた木製の駅名標とC11形のSL(C1161)が無機質なフェンスに囲まれて寂しく「保存」されているだけだったのだが、今回訪れると真新しい駅名標が設置され、SLもお色直しされ新しい車庫に「展示」されていた。
 いい感じ。やっぱりこうなくっちゃね。
 ん? あれ? 黒木町って読みは「くろきまち」なのに、駅名は「くろぎ」なんだね。

 夕方には、子宝祈願で知られる「霊巌寺」(れいがんじ)にお参り。その後は、大楠で知られる「津江神社」(つえじんじゃ)にも参詣。
 どちらもお気に入りのスポットだ。

 帰りには八女市内の「べんがら村」でバイキングの夕食。ここで食事をするのは初めてだが、地元産の食材を使った料理が並んでおり、なかなか美味しかった。
 ここには温泉もあるのだが、不覚にも温泉の準備をしてきていなかった。うーむ、次回にお楽しみにしておこう。


【写真1】黒木の大藤


【写真2】新設された旧・黒木駅の駅名標


【写真3】保存展示されたC11形SL

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