南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 同期入社の社員が、交通事故で亡くなってしまった…。
 部署が違うこともあり、何度か顔を合わせたことがあるくらいで、あまり係わり合うことはほとんどなかったが、近しい人から聞いた話によれば、友人からも同僚からも慕われる、明るくて綺麗な女性だったという。
 
 告別式に出席したが、親御さんやご兄弟は放心状態だった。昨日まで一緒に暮らしていた人が突然目の前から姿を消す…。その悲しみは筆舌に尽くしがたい。どんなにショックだろうか…。こちらからかける言葉も見つからない…。
 まだ結婚もされておらず、まさか事故という痛ましい最期でこんなに早くこの世を去るなど思いもしてなかったであろう、本人の無念さは如何ばかりだろうか…。
 弔辞を読まれた友人の、もはや声にならない言葉は、涙なしでは聞くことができなかった…。

 自分も、つい、考え事をしたりしながら歩いていて、「車の方が停まるだろう。いや停まるべきだ」などと甘い考えで、少々無理して道路を横断することがあるが、本当に気をつけないといけないと思う。後悔してからでは遅い。

 外は大雨。天もその死を悼んでいるのだろうか。
 本当に残念…。
 ご冥福をお祈りいたします…。

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