メディア遊歩道

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人形劇『デバドロアルファ・マリオネット公演』 「ドン・ファン」「ファウスト」

2005-09-19 08:08:24 | Weblog
2005/9/17 パルテノン多摩
http://www.parthenon.or.jp/
にて、
人形劇『デバドロアルファ・マリオネット公演』で
「ドン・ファンの物語」(25分) 「ファウスト」(30分)
を鑑賞しました。

ストーリーは先週のヤン・シュヴァンクマイエル監督作品と同じ・・・ハズだが、映画の方はシュールリアリズム映画なので内容説明は難しい。

劇は、5人のチェコ劇団員に、日本人のサポート、解説者。人形は3人でとっかえひっかえ操作される。

ステージに作られた小さなステージ、太った団員が3人も乗ると、なんだかはちきれそうというか、狭そう。

人形劇の方は、難しいことはなく、ストーリーは日本語で全て解説されたあとからの上演なのであるが、日本語解説の朗読が下手で、人形劇と別のことをしゃべっているような印象を受ける。

人形劇は、廃物を利用した人形(写真では、ハサミや自転車のサドルを使った人形が写っています)、裸火を使った演出、などいろいろな工夫があり、残酷な話を笑える話に見せている。

昔話は、内容自体は残酷なことが多いですから。

ということで、大きな農家の土間みたいなところに座り込んで、原語で楽しめたらなあ、と思った。チェコ語はさっぱり分からない。会場には、チェコ語の分かる人が、生のセリフに反応して笑っていたりしたので、ちょっと「置いてけぼり」感を感じてしまった。

それにしてもチェコは人形劇、人形アニメ、そのほかの芸術伝統があるのがすばらしい。パルテノン多摩におかれましては、これからも上演してくださいませ。


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