メディア遊歩道

さまざまなメディアに接触した記録。映画、本、博物館、展示会など

スケバン刑事~コードネーム麻宮サキ~

2006-10-06 17:21:06 | Weblog
例によってメンズデーの鑑賞

夜9時の回は観客十人未満。

では映画は?

東映マークはCG加工されて、シブキが東映のトライアングルのなかをくぐり抜けて目の前に飛んで来る。

わたしはアクション映画は前から3列以内で見ることにしているので、シブキの粒が見えるのです。

で、前評判はあまり良くないこの映画だが、脚本が丸山昇一だから見る気になった。

丸山脚本なら損はしまい、いや、あややファンには理解及ばぬ所まで私なら堪能できるはすだ、と。

深作健太は、少なくともジブリよりは才能が遺伝している。偉大な親を持つと大変とは思うが、手塚真も含め父親不在の家庭でどう過ごしていたかが仕事に反映してる。

健太はイジメの負の体験を、バトロワ2よりも上手くなった演出で描き、サキのラストバトルのキメセリフに説得力をつけている。

テレビシリーズをしっかりリスペクトしているのもいい。

丸山昇一のキャラクター描きこみが見ていて心地良い。

というか、テレビシリーズ知らない人は低い評価してしまうのだろうと、余計な心配してしまう。

期間限定特命刑事だが、続編になると、

期間延長特命刑事

さらに続けば

期間無制限特命刑事

になるだろう。
望み薄いけど。

そして、竹内力が歴代のスケバン刑事に産ませたスケバン刑事二世軍団が結成されるのだろうけど。


わたしはとても楽しんで見てましたが、近ごろの若い人には敷居が高い(横滑り?)作品かも。

残念です。


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