ドラゴンフルーツ2007

2007年08月05日 | 人生は食である。
お友達は持つものです、それも、遠くに住むお友達を、、

沖縄のお友達に今年も南国フルーツを送っていただきました。今年は
ドラゴンフルーツ
そう!2005年の夏、我が家に初めてやってきて、家族全員を南国風味の嵐に巻き込んだ伝説の果実であります。ちょっと大げさですが
そのときのエントリーはこちら

で、今年のものは送っていただいたお友達いわく「あまりできはよくないですが」なんて、ご謙遜いただきましたが、なんのなんの、包丁でスパッと切ると、目にも鮮やか血も滴るような、ドラフルチャンであります。

たしかに2年前のエントリの写真に比べてすこし小ぶりではありますが、さくっと切ってぱくっと口に入れれば、南国フルーツながらも、見た目と違う、控えめの甘みと控えめの酸味で、奥ゆかしい南風が口の中を吹き抜けていくのであります。
ドラゴンの名前にふさわしいのは、ぷちぷちとした種の歯ざわりでしょうか?

で、

頂き物があれば、きっちりとお返しをするのが、日本古来伝統の風俗でございます。

つ~か、遠から珍しいものを送ってもらったら、こっちもちょっと珍しいものを送りたくなるじゃないですか。

今回は、わが実家和歌山地方の「梅干」を御返答。

和歌山の梅干は最近は「蜂蜜づけ」とか「減塩」とか、やわな梅干が散見されます。

今回送らせて頂いたのは、「塩分20%」のお店では最高塩分のものです。だからといって、美味しいのかどうかはわかりませんが、とりあえず沖縄の暑さに負けないようにと・・。


神戸文学館

2007年08月02日 | 人生は旅である。
webサイトの案内では
「神戸文学館では、明治・大正・昭和・平成の時代ごとに、神戸で活躍した作家を当時の風景写真とともに紹介します。」

谷崎潤一郎から、小泉八雲、野坂昭如、陳舜臣、、、多くの神戸にゆかりのある文学者のサマリーがコンパクトに整えられている。

で、、、村上春樹についての展示がないのは、なぜだろうか、不思議に思った。

Wikipediaによると

「1987年に『ノルウェイの森』がベストセラーになった時には、若い女性に人気の流行作家としての一面が強調され、一部には安易な恋愛小説だと批判する文芸評論家もいた。この後遺症とでもいうべき状況は今でも根強く日本に残り、アンチを生み出す原因のひとつともいわれる。」

とのこと。

第21回谷崎潤一郎賞を受賞した、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読んだあとは、目に見える景色がはっきりと変わって見える位に、私の人生を変えた小説であったのに、神戸文学館は取り上げていないのでした。2007年8月2日現在