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通信と放送の融合、竹中懇談会の迷走

2006年06月25日 23時53分25秒 | 06年10月以前
竹中懇談会が話題になっている。
しかし通信と放送の融合なんて、所詮日本では無理な話。
あの音楽ネット配信ですら、日本で世界に先駆けて実現される、と言われていたが、日本がもたもたしている間に、アップルコンピュータがiPODを世の中に出してネット配信はアメリカが先進国となった。
日本で世界に先駆けて実現したのは着メロ、着ウタだという狭い範囲だ。

通信と放送の融合が難しい理由は簡単だ。放送会社は通信会社より規模が小さいことが最大の理由。1桁違う。地方の民放はさらに1桁小さい。
彼らは通信と放送の融合を行えば、通信会社に吸収されてしまうと思っている。また電通という巨大な広告宣伝費をかき集めてくれるビジネスモデルがある。
これを上まわるビジネスモデルが出来ない限り、通信と放送の融合は起こらない。

当面は政治力もある放送側主導で通信と放送の融合は進む。つまり、着メロ、着ウタのような限定的範囲での融合だ。

もし仮に通信と放送の融合が進むとしたら、やらせ常習犯の日テレが御取り潰しになり、新たな放送局が誕生すれば、可能性としてはある。
やらせの反省にたち、視聴者からの声を前面に出す放送スタイルが確立すれば、面白いかも知れない。



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