ノラちゃんシリーズ 歌舞伎役者みたいに目に縁取りがある目力のあるノラ。ちょっとふてくされている感じもする。
ネコの耳を見ているといろいろなことが分かりますね。
音を聞くために耳を動かすのはよくやりますが、このときは片耳ずつ別々に動きます。
後ろから聞こえるときはなどは両耳が一緒に後ろに向きますが、片耳ずつ微妙に動きを調節しています。
ところが、感情から来る耳の動きの変化は左右同時に起こります。
また感情を表す耳の動きは、怒っている、機嫌が悪い、リラックスしている、怖がっている・・・・などです。
感情によってそれぞれ耳の倒し方が違うので、ネコの気持ちを読むときに耳の倒し方を見ると分かりやすいです。
「目は口ほどにものを言い」と人間の場合、目の動きで何を考えているのか分かりますが、
ネコは耳がいろいろなことを語ってくれます。
たとえポーカーフェイスのうまいネコでも、耳に全て感情が出てしまいます。
①普通に耳を立てているのは、リラックスしているときです。
②後ろにそらすのは、怒っているときや機嫌が悪いときです。
③耳が横に平らになっているときは、怖がっています。
④耳がぴんと立ち、前方に注意を向けているようなときは興味津々なときです。
これらの耳の動きと同時に、ヒゲが一緒にいろいろな方向に動きます。
したがって、耳とヒゲの様子でさらに意味が変化します。