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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

ネコの鼻

2015年12月26日 | 日記

ネコの鼻の性能は、イヌに比べるとかなり劣ります。

においを感じる細胞(臭細胞)の数でいえば、ネコは2億個、

それに対して鼻のきくイヌは30億個もあります。犬は特別に鼻のきく動物です。

ちなみに、人間は4000万個です。

イヌは、鼻が飛び抜けてよいわけです。しかし、においの物質によって感度が違うようです。

人間は香水のにおいに敏感です。特に男性は・・・。ネコは香水のにおいにはあまり反応しません。

香水など、生活に役に立たないにおいなのです。

イヌの先祖、オオカミも鼻が良いのですが、

とくに、動物の汗などの皮膚から出る、におい物質に敏感なのです。

それは、獲物をしつこく追跡して、疲れたところを襲うという狩りの方法からきているのです。

見失った獲物の跡をつけるには、体からでる、汗などの物質に敏感なほど、正確な追跡ができます。

イヌは、このオオカミの能力を受け継いで、優れた嗅覚をそなえた鼻を持っているわけです。



ネコは、においよりも、音と視覚で獲物をとりますから、においはそれほど重要ではなかったのです。

それでも、人間の5倍は鼻がきくわけです。

ペットフードのありかや、ご近所のネコが残した尿のにおいなど

ネコにとっての重要なにおいに対しては、きわめて敏感です。

ネコが寝ているとき、カサコソなどと小さい音を立てても、目を覚ましますが、

鼻先に、においの強いものをかがせても、知らん顔で寝ています。

かりぽりのにおいをかがせたら、目をさますかもしれませんが。

今度いろいろなにおいでためしてみますかね。


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