オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その3・・・Food Show 31-08-04

2007-08-15 10:50:45 | 第1-10回
その3・・・Food Show

Food Showに行ってきました。
これは数あるオークランドであるショウのうち毎年私達が楽しみにしている
ものの一つ。

オークランドでいったいどのようなイベント、ショウがあるか挙げてみると、

Extica Adult Lifestyle Expo
AGS Parent & Child Show
Cat Show
Food Show
Auckland Home show
Boat Show
Big Boy Toys
Careers Expo
Girls Day Out
Great NZ Craft Show
Royal Easter Show
Ellersllie Flower Show

などなど、数限りなくあります。特に冬場に多い気がします。夏はみんな
週末はビーチとかでかけてしまいますから。今週週末ひまだな、なにか
イベントやってないかなと出かけていくわけです。

Cat Showは猫の品評会を兼ねていて、猫好きには楽しめます。
住宅ブームのオークランドで、自分の家を新築しようとする人には、
Home showはいろいろは建築資材、キッチンなど見れて大いに参考になり
ます。我が家もバスタブ、シャワー、トイレをこのショウで見て決めま
した。
Ellersllie Flower Showは南半球最大のフラワーショウで、外国からの
訪問者も多いそうです。


Food Showは Auckland Show groundで7月30日から三日間に渡って行われ
ていました。
今年は夏休みを利用して、地元の小学校に2週間留学していた姪のおみや
げ買いがてら、フードショウにでかけました。やっぱり味見して買うの
が一番ですね。
Food Showは入場料$18高いけど、味見、テイスチィングができるので
けっこうな満腹感はあります。最初は物産市で、宣伝目的なのに何で
入場料取るわけと思っていたのですが、サンプルやただの味見に惹かれ
てつい行ってしまうのです。

味見をお昼ご飯がわりにすることにして、11時ごろからでかてました。
土曜日ということで大変な込みようです。さすがイベント好き、グルメな
オークランダーで込み合ってます。NZでこんなにたくさんに人を見ること
はあまりないので、人酔いしそうです。

特設ステージでは日に数回に渡って、お料理のデモンストレーションが行
われていました。テレビでおなじみのPete Mathiasを身近で目にするのは
不思議な気分です。
又ニュージーランドの有名ワインマスターのBob Campbellのワインの保存
法のセミナーも興味深かったです。
ワイン好きなら、どのワインを何年ぐらい寝かせるかは、みんなの興味に
あるところ。

おいしいものを捜し求めて、歩き回り、ソーセージ、ハムの味見の後、
飲み物がほしくなれば、ビールのコーナーに行き、デザートにはケーキと
幸せな気分です。だけど、お腹の許容量に気をつけないと、お目当ての
チョコレートケーキやアイスクリームが食べられなくなってしまいます。

NZワイン、チーズ、食品ありとあらゆるもの、調理用具の展示即売が
行われていました。

チーズは種類も多く、スーパーの売り場で、キロあたりの値段とメーカー
をチェックしながら、ついいつもと同じものを買ってしまうので、新しい
チーズに挑戦するいいチャンスです。チーズはブルーチーズ、カマンベー
ル、料理に使うフェタチーズ、スイスチーズなといろいろ。
1800年代にやってきたボスニアからの移民の子孫の作っている、チーズ
コーナーは市価よりかなり安く販売され、おまけにクラッカーもついて
くるので人だかりができてました。ゴーダチーズがクリーミーでおいし
かったです。

ソーセージはベニソン(鹿肉)のが、脂身もなくしっかりとした味わいで
、ほかのとは違った味わいがありました。ウェストオークランドにいくつ
かデアーファームがあるそう。

味見したスモークチキンのrashers(薄切りハム)は気に入って、最近、
お弁当のサンドイッチに活躍していてます。ここの豚肉、ハムは臭みがあ
るので、ずっとなにかハムの代用品がないかと捜してました。98%Fat
freeというのも魅力。

ワインは今年はブースによっては$3のグラスを買い、そのグラスでテイ
スチィングをしてまわるシステムになってました。もちろん、グラスなし
でも小さなプラスチック容器でのテイスチィングは無料。
ワインはまず白から味見して、軽い赤、最後にシラーを試すようにしまし
た。テイスチィングとはいえ、数が多いと大分飲んでしまうし、最後には
どれがどれだったか判らなくなってしまいます。これまでニュージーラン
ドは白ワイン、オーストラリアは赤ワインと言われてましたが、最近では
ニュージーランドでもいい赤ワインが造られるようです。私は最近、甘み
のすくないGewurz(ギバース)に凝っているので、このワインを捜して回
る。これは、タイ料理、中華などのスパイシーな料理にも良くあう。

ワインのほかに、オリーブオイルもいいものが取れるようになってきてい
て、パンをデップして味見する。私はワイヘケ島、クメウで採れる少し苦
味があって、青臭いオリーブオイルが気に入った。

Organic foodや健康食品はここでもおおはやりで、特別のコーナーな設け
られていた。虫食いだらけで、見た目の悪い野菜は食べるとこが少ないし
、お肉類も普通のと比べたら高価なので、食べ盛りをかかえる我が家の
台所では手が出ない。この機会に試してみる。ヨーグルト、牛乳からほと
んどなんでもオーガニックである。

季節物のオイスター、ホタテ貝、油ののったサーモンにも舌鼓を打った。
サーモンは日本人ならわさび醤油で食べたいところ。

姪は、お父さんにビーフジャーキー、お母さんにハーブテイーのセット、
おばあちゃんに手作りチョコレート、妹に棒付キャンデーを買っていた。
私達は、チーズ、マーマレード、レリッシュ、オーガニックコーヒー、ワ
インを買った。見て味見してるとそれで満足してしまい、購買意欲を失っ
ていて、帰って数日してから思い出してはあれのこれも買っておけばよか
ったと思った。
帰りには、キャンデー、コーンフレーク、ジャガイモ、にんじん、トマト
、バーブテイー、などの試供品で手持ちのバックはいっぱいになった。

さすがに味見のしすぎで夕方になってもお腹がすかない。
それで、その日の晩御飯は、買って来たワインにチーズにクラッカー、フ
ルーツで簡単に済ませる。

10年前、ニュージーランドに来たときは、ここの人たちは味覚オンチでは
ないかと思うほど、なんでもまずかった。イギリス風というか、野菜はく
たくただし、お肉は硬くて味がない。
ところが最近のワインブームでそれに会う料理をだすレストランが増え、
おレストランのレベルも上がったと思う。オークランドは世界中からの移
民の住む町なので、イタリア、インド、中華、韓国、日本料理が楽しめる。
競争があれば、おのずとレベルも上がるのだ。
ここ数年のカフェばやりで、おいしいコーヒーを出す店が増えたのもうれ
しい。
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