オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その80 kumeu ワインカントリー   31-05-11

2011-06-26 06:28:01 | 第71回ー80回
その80                    31-05-11

Kumeu ワインカントリー


今回の出たっきり邦人、北米・オセアニアの配信は、888号です。
私の配信は、今回80回目です。
中国人も好きな数ですが、日本人から見ても末広がりで縁起いい番号です。
今日はいいことがありますようにと祈ってます。
最近、当たり前のこと、普通に仕事に行って、夜、夫とワイン飲みながらご飯をゆったり頂くのもとてもいいことに思えます。


今日はワインの話題。

先週日曜日、日本からの友人を連れてワイナリーツアーに行ってきました。
オークランドから一番近いワイン地方、West AucklandのKumeuにお昼近くに
でかけました。

その日はオークランド市内から30分しかかからなかったです。
モーターウェイ16号線の出口は車線が増え、Alubanyへの接続工事をしてまし
た。
West gate ショッピングセンターからKumeuへ行く道に新しいRoundabout
(ロータリー)が2個もできていて、一瞬あれっと思いましたが、なんとか通過
しました。
もともと交通量の多いところで右折に苦労していたので、Roundaboutができて
曲がりやすくなりました。

Kumeu(キュメウ)ワイン地方のサイト
http://www.kumeuwinecountry.co.nz/


先週は月曜からずっと雨で、もうこれ以上いらないというくらい降ってました。
木曜は、Mt Wellington近くのモーとーウェイが冠水して、大停滞してました。
そういう週末、お天気よくなるようにと願ってました。

日曜は朝から晴れ、ラッキーでした。
たっぷり水をすった牧草が輝き、羊、牛、アルパカなどの家畜が道沿いに見られ
るようになり、気分はもうカントリーです。


まずはCarriage Caf?でランチです。
電車の車両がレストランになっていて、車窓からダックポンドが見渡せます。
ダックも追いかけっこしたりと、晴天を満喫しているようでした。
カフェは、家族連れでにぎわってました。
観光客も多いけれど、近郊のファーマー(お百姓)一家がランチを食べにきてい
る様子です。
チキンバーガーを頼んだら、ハンバーガーも充分大きいのにチップスがどっさり
ついてました。
日本のラーメンライスじゃないけれど、チップス食べないとご飯食べた気がしな
いのでしょうね。

http://www.carriagescafe.co.nz/


最初のワイナリーのストップは、Cooper’s Creekです。
http://www.cooperscreek.co.nz/

ここは私のお気に入りのワイナリーにひとつです。
なかでもキャットシリーズ、Far cat Chardonnayとかは猫のイラストのラベ
ルもかわいく、お値段も手ごろです。
この地方のワイナリーのテイスティングは無料にもかかわらず、Cooper’s 
Creekでは10種類ものワインが試せます。

白は、Pinot Gris(ピノグリ) Sauvignon Blanc(ソービニオンブラン),
Riesling(リースリング) Chardonnay(シャロネー) Viognier (ビゴニ
エ)Gewurztraminer(ギバーツ)まん中は地元Huapai のRose(ロゼ)
赤は、Pinot Nor(ピノノア) Syrah(シラー)、最後は、Desert wine(デ
ザートワイン)で締めくくりです。
カタカナで書いたワインの名前はニュージーランド読みです。
呼び方は国によりちがうようです。


ニュージーランドは、ワインの産地が点在していて、たいていの大手のワイナリ
ーでは全国からのワインを加工してます。
ここでも地元産のぶどうで作ったワインは2-3種類でした。
フランス系のViognier(ビゴニエ)はHawks Bayから、Central Otagoの
Pinot Norというようにです。
私たちは冬場は赤ワインをよく飲みます。Pinot Norは、最近の夫のお気に入
りです。
Merlotより重いけど、Syrahほど渋くなく、ワイナリーによって味に特色があ
り、毎回ちがった味が楽しめます。

ちなみに、ニュージーランドは白、オーストラリアは赤がおいしいというのが、
このへんの評価です。

今回訪れたKumeu地方は、Sauvignon Blanc, Chardonnayなどの白が有名で
す。


次は、Bees on Lineで蜂蜜のテイスティングです。
ご存知のように、ニュージーランドでは抗菌作用のあるマヌカハニーは有名です。
ここでは、風邪引いたらマヌカハニー食べればと言う感じです。
ニュージーランドクリスマスツリーといわれるポフツカワの花の蜂蜜など、花別
の蜂蜜が数種ありました。
ブリーベリー、いちごなどの果物と蜂蜜をあわせたものもちょっとかわっていておいしかったです。

http://www.beesonline.co.nz/


次は16号線からWaimaukuのほうへそれてMatua Wineへ行きました。
ここはニュージーランドのワイン地方がよくわかるように、ラミネートした大き
な地図を用意して、産地とそこのワインの特色をよりやおかりやすく説明してくれました。

http://www.matua.co.nz/agegate.html

ばら味のGewurztraminer(ギバーツ)は、ばらの香りがほんのりしてうっとり
しました。


ここでちょっと寄り道して、Muriwai Beachへ行きました。
ここはかつお鳥のコロニーで有名なところですが、鳥たちは4月にすでにお隣の
オーストラリアの飛んでいっていて一匹もいませんでした。
半島のせりだした台地に巣のあとが見れるだけでした。
それでも蘇鉄のまじった長い海岸線、サーファーたちが沖へ沖へととあしかのよ
うに泳いでいく様子を、日本からの友人は楽しんだようでした。
http://www.arc.govt.nz/parks/our-parks/parks-in-the-region/muriwai/


Muriwai Beachからメインの16号線に戻り、オークランド方向に戻りつ
Sojians到着です。

ワイン通の友人二人はテイスティングにもだいぶ慣れてきて、リストにないピン
クのロゼのシャンパンが飲みたいとか何度かリクエストをしました。
そのたびに店員さんは、じゃあレストランのほうにあるから取ってくるわ、と気
軽に応じてくれました。
2回目には“you keep me fit”といってましたが、感じはよかったです。
こここのスパークリングワイン、Fusion Sparkling Muscat NV は特に有名で
飲みやすいです。私も2本買いました。
$15と安いのもうれしいです。
ここにはワインのビンの見本か置いてあり、小瓶から40リットルいりのものまで
見れます。

http://www.soljans.co.nz/index.php/ps_pagename/welcometosoljans
http://www.soljans.co.nz/index.php/ps_pagename/winedetail/pi_wineid/1710



まわりの牧場に日は沈みかけ、空が赤くそまってきました。
ここを最後にワインの余韻を味わいつつ、オークランドに戻ってきました。


ここに書いたこと全部“見たこと”です。
実は、私はドライバーで一嫡もテイスティングしなかったのです。
今度はだれか私のドライバーしてほしいな。

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