MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

「Le Maudit」 Véronique Sanson 和訳

2022-09-20 12:09:32 | フレンチポップ

Le Maudit - Le Maudit (Audio officiel)

 ヴェロニク・サンソンが1974年にリリースしたアルバム『呪われた者』から

アルバムタイトル曲を和訳してみる。

「Le Maudit」 Le Maudit 日本語訳

都会のある場所をあなたは歩くけれど
あなたは自分がどこにいるのか分からないまま
既にあなたは自分の人生を見つめ直している
何人の人をあなたは既に裏切り
何人の人にあなたは既に嘘をつき
何人の人をあなたは既に苦しめたのか
あなたは数えている
良心の呵責の奥底で
あなたはまだ人生を慈しんでいる

あなたは自分の秘密に囚われた囚人だけれど
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くするのよ
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする

あなたは情緒不安定で涙を流す
全く慰められることがないから
あなたは背後で笑われているけれど
放っておけばいいのよ
あなたは富裕層が住むこの街で孤独を感じる
あなたは背後で笑われているけれど
結局それが何になるっていうの?
あなたは誰にでも微笑むのだから
あなたは誰にでも微笑む

あなたは自分の秘密に囚われた囚人だけれど
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くするのよ
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする

かわいそうな呪われた者
あなたの人生はコメディーのようになるしかないよう
かわいそうな呪われた者
あなたの人生は明けない夜のよう
かわいそうな呪われた者

あなたの人生の何かが消えてなくなる
あなたはもはや何を考えるべきなのか分からない
あなたの才能はもはや煌めくことはなく
あなたの人生はもはや輝くこともない
今夜のあなたは情緒不安定で
たとえ羞恥心の奥底では
あなたは誰にでも微笑んでいようとも
突然自分のイメージがこれ以上耐えられなくなる

あなたは自分の秘密に囚われた囚人だけれど
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くするのよ
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする

かわいそうな呪われた者
あなたの人生はコメディーのようになるしかないよう
かわいそうな呪われた者
あなたの人生は明けない夜のよう
かわいそうな呪われた者

あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする
あなたの苦しみがあなたの罪を軽くする

Véronique Sanson "Le maudit" | Archive INA


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「I Will Wait For You」 Marie Oppert 和訳

2022-09-20 00:59:04 | フレンチポップ

I Will Wait For You - Marie Oppert

 ミシェル・ルグランが1964年に音楽を担当した『シェルブールの雨傘

(Les Parapluies de Cherbourg)』(ジャック・ドゥミ監督)の主題歌を和訳

してみる。マリー・オペールのフランス語と英語が混ざったヴァージョンである。

まだ25歳というのだから驚きである。

「I Will Wait For You」 Marie Oppert 日本語訳

私はあなたがいなければ絶対に生きていけない
生きてはいけない
一歩も前に進めない
私は死んでしまう
私はあなたを隠してしまうだろうし
私はあなたを放さないだろうけれど
私の恋人よ
私を置いていかないで

あなたがどこをさまようと
あなたがどこへ行こうと
毎日私は
自分がどれほど深くあなたを愛しているのか思い出す
あなたの心が信じているものが
私の心の中にあるものだと私は分かっている
つまり未来永劫まで私はあなたのことを待っているということ

幸福になるためには努力しなければならない
私たちは最期の瞬間まで守らなければならない
何よりも美しい想い出を
私たちが生きるための助けになる想い出を

永遠にかかるとしても
私はあなたのことを待つだろう
千という夏を越えて
あなたが私のそばに戻ってきて
私があなたに触れて
未来永劫にあなたと愛を分かち合えるまで
私はあなたを待つだろう


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「Dis-moi」 Michel Legrand 和訳

2022-09-19 12:10:28 | フレンチポップ

Dis-moi - Michel Legrand

 ミシェル・ルグランが1971年に音楽を担当した『水の中の小さな太陽』

(ジャック・ドレー監督 1971年)の主題歌を和訳してみる。因みに作詞は

映画の原作『冷たい水の中の小さな太陽(Un peu de soleil dans l'eau froide)』の

作者でもあるフランソワーズ・サガン(Françoise Sagan)である。

「Dis-moi」 Michel Legrand 日本語訳

僕に言って欲しい
僕が君を愛していることを君は知っていたと
いずれにしても遅すぎるけれど
僕に言って欲しい
僕は君のためならば何でもするつもりなんだ
僕は既に死んだも同然だけれど

もしも僕が今夜君がそれをする理由を知っていたならば
たぶん君の目の前には何の問題もなかった
僕の恋人よ
僕の希望よ

僕に言って欲しい
君が僕の恋人だと僕は気づいていなかったんだ
僕に言って欲しい
僕が正気を失ったことを君は理解しなければならないんだ

立入禁止区域で
もはや僕は何も見えなかった
全く何も
君が僕に言って欲しい
本当に愛していると
また幸せになれるから


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「L'été 42」 Michel Legrand 和訳

2022-09-19 00:58:40 | フレンチポップ

L'été 42 - Michel Legrand

 ミシェル・ルグランが音楽を担当した『おもいでの夏(Summer of '42)』

(ロバート・マリガン監督 1971年)の主題歌を和訳してみる。

「L'été 42」 Michel Legrand 日本語訳

1942年の夏だった
まだ愛と友情の間で少しためらっていた
そしてある日
いとも簡単に君は身を任せたんだ

1942年の夏だった
僕は15歳だった
君は美しかった
僕たちの周囲では諍いがあった
君の腕に抱かれた僕は叫んだ
「愛している」と
僕の腕に抱かれて君は泣きながら言った
「愛している」と
不安はあったけれど幸せだった

1942年の夏だった
僕は15歳だった
君は美しかった
僕の初恋の夏だった

1942年の夏だった
僕は15歳だった
君は美しかった
僕の初恋の夏だった


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「Faut Vivre」 Mouloudji 和訳

2022-09-18 12:07:06 | フレンチポップ

Faut Vivre - Mouloudji

 マルセル・ムールジが1973年にリリースした「フォー・ヴィーヴル」を和訳してみる。

「Faut Vivre」 Mouloudji 日本語訳

虚無の大きな両目があるのは
君をもっと上手く食べるためだ
僕の子供よ
静寂も大騒ぎもあるにも関わらず
生きなければならない

底なしの溝と10憶の星の間の
夜の奥で盲目であるにも関わらず
生きなければならない

いつも美しくて
16歳を超えることがなく
希望を託したものが白紙手形であるにも関わらず
生きなければならない

また吹き始めて
また僕たちを灰色にする愛の風で
心が途方に暮れているにも関わらず
生きなければならない

才能もなく
ほとんど似ていないランボーでもなく
言い訳を探し合っているにも関わらず
頭の中の迷路をさまよいながら
上機嫌で僕たち全員が死んでいるにも関わらず
生きなければならない

勇敢で下劣で
十分に複雑で
そんな状態を愛することが最悪であるにも関わらず
生きなければならない

青春の理想が
歌っている立ち直った別の者たちによって
全盛時代にすり減らされるにも関わらず
生きなければならない

過去の方を振り返り
自分が少し変わったことを
認めることを恐れているにも関わらず
生きなければならない
同じ旅路で
羽目を外して生きたり賢明に生きたりして
結果的に難破に遭遇して終わろうとしているにも関わらず
生きなければならない

僕たちの胸に宿る太陽の下
工場の騒音の中で
僕たちの眠った歩哨が嘆き
盲目の心が過ぎ去る現在の綱の上を渡るにも関わらず
生きなければならない

死に瀕している古い夢のように
僕たちの中で
死んだ子供がまだ時々微かに微笑むにも関わらず
生きなければならない

公証人と遺産の悪循環に巻き込まれるか
心が吐き気をもよおして停滞するにも関わらず
生きなければならない

僕たちに別れを告げるまで
僕たちを酷い目に遭わせる愛に
黒いユーモアをかませるにも関わらず
生きなければならない

疑問点のような全ての水平線上で
死が僕たちを夢中で見ているにも関わらず
生きなければならない

僕たちの愛の宣誓の全てや
来る日も来る日も僕たちがつく嘘全て
永遠のための唯一の人生であるにも関わらず
さらにそれを知り損なったにも関わらず
生きなければならない


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「L'amour l'amour l'amour」 Mouloudji 和訳

2022-09-18 00:54:29 | フレンチポップ

Mouloudji - L'amour l'amour l'amour (Audio)

 マルセル・ムールジが1963年にリリースした「ラムール・ラムール・ラムール」

を和訳してみる。

「L'amour l'amour l'amour」 Mouloudji 日本語訳

愛、愛、愛
いつも話題に上る

臆病な春
優しい光
あるいは多くの廃墟
愛、愛
それは時間の胡椒
突然の風
月の葉陰

愛、愛、愛
いつも話題に上る

夜が縁なし帽子をかぶり
昼は顔をしかめたいから
マスクを身に付ける
愛、愛
時々愛は
彼でも他の者でもない
別の人の顔をまたもや見せる

愛、愛、愛
いつも話題に上る

愛は一度とは限らない
腕には空の籠
心に虹がかかる

愛、愛
愛は僕が君を愛することで
愛は君が僕を愛すること
僕に何も言わずに
君に何も言わずに

愛、愛
愛は君が僕を愛することで
愛は僕が君を愛すること
君に何も言わずに
僕に何も言わずに


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「Long Promised Road」 The Beach Boys 和訳

2022-09-17 12:04:34 | 洋楽歌詞和訳

The Beach Boys - Long Promised Road (Visualizer)

 ザ・ビーチ・ボーイズの「ロング・プロミスド・ロード」も和訳しておきたい。

「Long Promised Road」The Beach Boys 日本語訳

先頭が遥か後方に後れを取っているように見える時
将来の難問に答えることはとても難しい
涙が僕の心に拷問を加え始める時
クスクスと子供のように笑うことは難しい
自動的に僕の魂を高揚させるために
以前の人生を取り除くことはとても難しい

でも僕は直面している戦闘に必死に挑む
僕を躓かせるバリケード全てを取り壊し
僕を束縛している手かせ足かせ全てを振り捨てる

進化の傷を縫い合わせ
今僕は自分の道を歩み始める
人生が啓示だとしたらどうなるだろう
もしも心が今日のことしか話さないのならば
真実味を持って
現実のゴールまで上って行く僕の魂の中の
苦痛が大きくなっていく

でも僕は直面している戦闘に必死に挑む
僕を躓かせるバリケード全てを取り壊し
僕を束縛している手かせ足かせ全てを振り捨てる

長い約束の道
足跡は夜明けと共に始まり
季節の変わり目まで続く
長い約束の道
源まで続き
柔らかな力に終わりは無い

その重さが笑顔をしかめ面に変える時
宝石で飾られた笏(しゃく)を持ち上げるのはとても難しい
人生の味わいが僕を抑えつけようとする時
情熱のネクターを飲むことはとても難しい
僕の視界を嵐を打ち負かせようとするために
矯正するための種を蒔くことはとても難しい

でも僕は直面している戦闘に必死に挑む
僕を躓かせるバリケード全てを取り壊し
僕を束縛している手かせ足かせ全てを振り捨てる

僕は直面している戦闘に必死に挑む
僕を躓かせるバリケード全てを取り壊し
僕を束縛している手かせ足かせ全てを振り捨てる

僕は直面している戦闘に必死に挑む
僕を躓かせるバリケード全てを取り壊し
僕を束縛している手かせ足かせ全てを振り捨てる

僕は君に会いたい
僕は君に会いたい
僕は君に会いたい
僕は君に会いたい
僕は君に会いたい
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/eiga_log/entertainment/eiga_log-136562


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『ブライアン・ウィルソン/約束の旅路』

2022-09-17 00:57:51 | goo映画レビュー

原題:『Brian Wilson: Long Promised Road』
監督:ブレント・ウィルソン
脚本:ブレント・ウィルソン/ジェイソン・ファイン
撮影:マキシミリアン・シミジ/デヴィッド・E・ウェスト
出演:ブルース・スプリングスティーン/エルトン・ジョン/ニック・ジョナス/ジェイコブ・ディラン/ドン・ウォズ
2021年/アメリカ

ショービジネスにおける「正常」の保ち方について

 『エルヴィス』(バズ・ラーマン監督 2022年)を観て、エルヴィス・プレスリーの主体性の欠如に驚いたばかりなのだが、主体性の無さはプレスリーだけではないことを本作のブライアン・ウィルソンを見て知った次第である(因みにブライアン・ウィルソンは1942年生まれ)。
 しかいブライアンが抱える問題はプレスリーとは正反対で、ザ・ビーチ・ボーイズは当初ウィルソン兄弟の父親であるマリー・ウィルソン(Murry Wilson)が担っていたのだが、すぐに長男のブライアンがセルフプロデュースするようになる。一見主体性を獲得したように見えるのだが、様々な問題に対処するために多大なストレスを抱え、友人のローレン・ダロ(Lorren Daro)に勧められたドラッグの服用などで精神を病んでしまい、バンドをクビになり、さらに担当医となった精神科医のユージン・ランディ(Eugene Landy)に「洗脳」されるという事態に追い込まれるのだから、なかなかショービジネスは難しいものがある。
 ひとつ難を言えば本作は映画というよりもテレビドキュメンタリーのように見える。
 本作の主題歌である「ライト・ウェア―・アイ・ビロング」を和訳しておきたい。

「Right Where I Belong」 Brian Wilson and Jim James 日本語訳

僕にとって愛とは
音楽そのものなんだ
愛は僕が心底共有したいと思っているものなんだ

僕は心配になったり怖がったりしていて
それは生きる上においては付きもの
いつかは本当に良くなってくるはずだけれど
それらが僕の10代だった

自立して安定した職業に就けと誰もが言った
それは最悪の考えだった
一昼夜また別の歌が
僕の心に染み入る

空想の上では
僕は故郷を離れることはないけれど
現実は
僕は自分の居るべき場所にいないんだ

僕にとって愛とは
音楽そのものなんだ
愛は僕が心底共有したいと思っているものなんだ

僕は自分自身のことは分かっている
意志の力がまた僕を試練から乗り越えさせることも
もしも最後までやり通すならば
全ては解決する
君は勝つ方法が分かる

今まで見たヤンキースの最高のセンターになることが
僕の野望だったけれど
僕は音楽ビジネスの方へそれてしまった

空想の上では
僕は決して一人ではないけれど
現実においては
僕は孤独である自分を恐れている

僕にとって愛とは
音楽そのものなんだ
愛は僕が心底共有したいと思っているものなんだ

僕はまだ心配になったり怖がったりしていて
僕はそれらと一緒に生きることを学んだ
いつかは本当に良くなってくるはず
いつの日にか本当にそうなる

僕が自立して安定した仕事を得た
長い老後
僕のためのラプソディーにおいて
音楽がまた波に乗れと招くんだ

空想の上では
僕は故郷を離れることはないけれど
現実は
僕は自分の居るべき場所にいないんだ

Right Where I Belong - Brian Wilson and Jim James
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/eiga_log/entertainment/eiga_log-143861


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『エルヴィス』

2022-09-16 00:58:14 | goo映画レビュー

原題:『Elvis』
監督:バズ・ラーマン
脚本:バズ・ラーマン/クレイグ・ピアース
撮影:マンディ・ウォーカー
出演:オースティン・バトラー/トム・ハンクス/ヘレン・トムソン/リチャード・ロクスバーグ
2022年/アメリカ

主体性を失った原因について

 「キング・オブ・ロックンロール」と呼ばれたエルヴィス・プレスリーなのだが、本作を観た感想は、「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」とは正反対の「主体性の欠如」といったものだった。例えば、1935年生まれのプレスリーと比較するならば、1940年生まれのジョン・レノンや1941年生まれのボブ・ディランなどは自分たちが作りたい作品制作のための積極的な発言を怠ることはあり得ないのだが、本作のプレスリーにはそのような情熱を感じないのである。それともプレスリーの不幸はレノンと彼のマネージャーだったブライアン・エプスタイン、あるいはディランと彼のマネージャーだったアルバート・グロスマンの関係とは違って、プレスリーはデビューから最期までトム・パーカーとマネージメント契約が切れなかったことが原因なのかもしれない。しかし何故パーカー大佐をクビにできなかったのかという謎は残ったままである。
 「エッジ・オブ・リアリティ」を和訳しておきたい。

「Edge of Reality」 Elvis Presley 日本語訳

僕は細い境界線の上を歩いている
暗い影があちらこちらから僕を追ってくる
ここで人生の夢が破れる
現実の縁(へり)

僕には奇妙な声が反響して聞こえる
嘲りがこもった笑い声が
僕は運命の境界線に直面している
現実の縁

現実の縁の上で
僕を苦しめるために彼女はそこに座っている
名前の無い少女が
現実の縁の上で
彼女は僕が言い表せないような恐怖で
僕をねじ伏せる

彼女は僕を狂気の寸前まで追い詰めた
苦悩の瀬戸際まで
もしも彼女が現実には存在しないのならば
僕は現実の縁へ追い込まれる

僕には奇妙な声が反響して聞こえる
嘲りがこもった笑い声が
僕は運命の境界線に直面している
現実の縁

現実の縁の上で
僕を苦しめるために彼女はそこに座っている
名前の無い少女が
現実の縁の上で
彼女は僕が言い表せないような恐怖で
僕をねじ伏せる

現実
現実
現実

ELVIS PRESLEY - Edge of Reality (New Edit V2) 4K

Edge of Reality (Tame Impala Remix) (From The Original Motion Picture Soundtrack ELVIS ...
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/eiga_log/entertainment/eiga_log-139027


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『ブレット・トレイン』

2022-09-15 00:58:59 | goo映画レビュー

原題:『Bullet Train』
監督:デヴィッド・リーチ
脚本:ザック・オルケウィッツ
撮影:ジョナサン・セラ
出演:ブラッド・ピット/ジョーイ・キング/アーロン・テイラー=ジョンソン/ブライアン・タイリー・ヘンリー/真田広之
2022年/アメリカ

「ダイ・ハード」的な演出について

 伊坂幸太郎の小説を原作としている本作はおおまかなストーリーの流れは面白いとは思うが、細かい演出の瑕疵が気になって仕方がないという感じだった。
 例えば、主人公のレディバグがホーネットと対峙したシーンを思い返してみる。着ぐるみを脱いで売り子の制服を着ているホーネットはレディバグにブームスラングヘビの毒の入った注射を刺すのであるが、残っていた毒はレディバグがホーネットに注射する。ホーネットは解毒剤を持っていたのであるが、何故か胸元から取り出した注射器をホーネットはレディバグの首に打ってしまい、自身に打つ解毒剤が無くなって死んでしまうのである(見間違いなのか?)。
 レモンがプリンスと雄一と鉢合わせた場面にも違和感を持った。プリンスに騙されてレモンは雄一の腹部を撃ってしまう。レモンも睡眠薬入りのミネラルウォーターを飲んでいたために倒れてしまい、プリンスはレモンの銃でレモンを撃った後に二人をトイレ内に隠してしまう。防弾チョッキを着ていたレモンが生きていることは理解できるが、雄一が死んでいないのはどうも都合が良すぎる。得てして本作は間違いなく死んでいてもおかしくない人がなかなか死なない、まさに「ダイ・ハード(Die Hard)」的で冗談にも程があるのである。
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/eiga_log/entertainment/eiga_log-144839


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