Jean-Jacques Goldman - La vie par procuration (Live) (Clip officiel)
ジャン=ジャック・ゴールドマンが1986年にリリースしたシングル
「他人任せの人生」も和訳してみる。
「La vie par procuration」 Jean-Jacques Goldman 日本語訳
彼女はバルコニーに
スズメや鳩をおびき寄せるために食べかけのパンを置く
彼女はテレビの前で
他人任せの人生を送っている
目覚めることなく太陽と共に起き上がり
静かに心配もなく一日は過ぎて行く
埃が戻る場所
目印をつけたところでいつも一人で食事をする
きれいに片付いているその家を彼女は信用していない
どこにも生活感が感じられないから
乱闘に負けた人々が譲渡され
物を手に入れて彼らの領土になる
時は彼らに対して無力で彼らを変えることもしない
生存者たちはうなだれているが彼らの影はそうではない
全ては理由も動機もなく止まらずに動く
暑くも寒くもなく秋から冬へ
彼女はバルコニーに
スズメや鳩をおびき寄せるために食べかけのパンを置く
彼女はテレビの前で
他人任せの人生を送っている
彼女は週刊誌で
繰り広がられる他人の人生を学ぶが
結局は最悪か平凡なものなんだ
彼女は普通の人生を見つけることにはなるだろう
彼女はバルコニーに
スズメや鳩をおびき寄せるために食べかけのパンを置く
クリームや入浴は皮膚をすべすべにするが
遠すぎて誰もその皮膚に触れることはない
愛する人がいないまま年月が流れ
日々愛を忘れていく
良識があり十分可能性もある夢と欲望
叫ぶこともなく妄想することもなく
容認できないことはない
ありふれた十葉か二十葉の写真の上で
長年の神秘も光明もない現状
彼女はバルコニーに
スズメや鳩をおびき寄せるために食べかけのパンを置く
彼女はテレビの前で
他人任せの人生を送っている
彼女は週刊誌で
繰り広がられる他人の人生を学ぶが
結局は最悪か平凡なものなんだ
彼女は普通の人生を見つけることにはなるだろう
彼女はバルコニーに
スズメや鳩をおびき寄せるために食べかけのパンを置く
彼女は週刊誌で
繰り広がられる他人の人生を学ぶが
結局は最悪か平凡なものなんだ
彼女は普通の人生を見つけることにはなるだろう
彼女はバルコニーに
スズメや鳩をおびき寄せるために食べかけのパンを置く