バイクライフ・バイクツーリングの魅力を北海道から。
聖地巡礼-バイクライディングin北海道-
ステア特性と補正5 低速での切れ込み

(写真は11年前の樹生、ホンダ試乗会での一コマ。アクセルを開けるとフロントはニュートラルステアに。)
低速でのハンドルの切れ込み。
これにもいくつかのパターンがあります。
【1】Uターン時に、ぐらっとフロントから切れ込むように倒れこんできて転びそうになる。または、ほとんど立ちゴケ状態で転んでしまう。
【2】交差点の左折時に、やはりぐらっと来て、フロントから切れ込むように倒れこんでくる感じがする。ハンドルを持つ手に力が入ってしまい、結果、遅いくせに大回りになってしまう。
【3】回りこんだ長いカーブをゆっくり走りぬけようとするときに、フロントタイヤが内側に切れ込んでくる感じで、切れ込まないようにハンドルを内側から押し続けていないといけない。
などなどですね。
【1】と【2】は、感覚的には極低速で倒れこみそうになる…という問題ですね。
これは純粋には切れ込みとは違う問題ですが、関連していますので、取り上げました。
【3】は、回りこんだカーブなどを安全速度で車列の後について走る人などはよく経験するのではないでしょうか。これも人により、バイクによって生じたり生じなかったりするのですが、一般的にはよく起こることだと思います。
まず、一番よく起こり、オーバーステア症状としては典型的な【3】のケースから考えてみましょう。
まず、診断からしてみましょう。
回りこんだカーブ、回っている間中、バンクしている状態で、これ以上ハンドルが切れ込まないようにイン側のハンドルを押し続けていなければならない。
この症状ですよね。
このとき、乗っていて違和感や不快感、不安感を感じるかどうかをまずチェックしてください。
確かにハンドルを押してはいるものの、特に不安も不快感もない、それほど大きな力を入れているわけでもないし、車体が不安定でもない、というのならば、別に問題はありません。
バイクのセルフステア機能は、バイクの傾きに応じてちょうどいいようにフロントタイヤが舵角が付くようにできていますが、それは全速度域、あらゆる荷重状態で完璧なわけではありません。
特に高速域でも安定してコーナリングできるように設計されているバイクの中には、低速で荷重のかからない流すような速度でのコーナリングで若干イン側にハンドルが切れ込んでくることはあるのです。
特に不安もなく、力も微細なものなら、気にせずにそのまま乗っていて大丈夫です。
しかし、乗っていてどうも違和感がある場合、なんとなく不安感を感じる場合は、どこかに無理がかかっています。人間のセンサーは思いのほか敏感です。特に気持ちいいか、気持ちよくないかについては、感覚を大事にしたほうがいいと思います。
バランスで走るバイク。傾けていて気持ちよくないのは、どこかそのバランスが崩れているからです。バランスが取れていれば、実は直進状態よりも傾いたコーナリング時の方がバイクは安定し、かつバイクならではの気持ちよさに包まれているはずなのです。
では、【3】のケースでかつコーナリングに違和感があり、気持ちよくないときはどうすればようでしょうか。
順を追って対策をお話します。
★対策1.前後タイヤをチェック。<空気圧>
まずは走り方の前にバイクをチェックしましょう。
タイヤの空気圧が低いと低速で切れ込みを感じることがあります。タイヤの空気圧は最も基本的で最も効果的で重要な整備項目の一つ。
空気不足ではハンドリングも不自然になり、燃費も落ち、タイヤライフも縮み、さらに走りの気持ちよさが台無しになります。時々チェックして指定空気圧まで入れることがお薦めです。雑誌などではひと月に1回はチェックして入れておくことを勧めています。抜けにくい窒素ガスを入れる、という人もいますが、私の場合は、むしろ普通の空気を入れてこまめにチェックした方が空気抜けの予防のためにもいいと思います。自宅で測るのがちょっと…という人でも、ガソリンスタンドには空気入れがありますから、給油のついでにチェックできます。
★対策2. 前後タイヤをチェック <磨耗>
バイクはバンクして走るので、タイヤの断面は曲面になっていますね。
タイヤが磨耗してくると、この形が崩れてきます。私の場合は真ん中が減ってタイヤの中央部分になんとなく平っぽい帯ができ、極端に言えば、まあるい形からかまぼこ型へと変わってきます。
タイヤの断面形状が変わってしまっては、バイクを傾けていったときに滑らかにバンク状態に移行できなくなるのは想像つきますよね。
減ったタイヤはハンドリングをかなり悪化させています。この悪化は徐々に進行するので、始めは気づかず、ある日「おや?」お気づくようになります。
フロントが減っても、リヤが減っても、ハンドリングには影響します。
減りすぎたタイヤは安全上も危険ですから、タイヤのスリップマークがでたら交換するのがお薦めです。
タイヤが原因の切れ込みは、タイヤを交換するまで治りません。(乗り方で軽減することはできますが)
(新品のリヤタイヤは断面がきれいにラウンド状だが、交換前のタイヤは中央にフラットスポットが出来、私の乗り方の癖で昼間バンク角部分も平面状に減って断面形状がかなり崩れている。これでは自然なハンドリングは望めない。タイヤ交換で切れ込みは嘘のように軽減。自然なハンドリングに戻った。)
****
この他に、ステアリングヘッドのベアリングがいかれた場合、フォークにねじれや曲がりがある場合、サスのセッティングが極端な場合なども、切れ込みが生じます。しかし、ここではそれらについては省略します。基本整備はいつでも大事ですね。私もずぼらなので、自戒を込めて書いておきます。****
★対策3. ニーグリップを決める。
切れ込みの原因の一部はバイクにあるにしても、その傾向を知らず知らずに乗り手が増長させている場合も多いのです。
特に多いのが、肩から腕にガチガチに力が入ってしまって、バイクの自然なセルフステア機構を邪魔してしまっていること。
これは初心者に限らず、ベテランでも、長時間走って疲労が溜まっている時などには自分でも意識しないでそうなっている場合が多いのです。
対策としては上半身の力、肩の力を抜けばいいのですが、肩の力はどうして入るかといえば、下半身でのマシンホールドが甘くなってきているから力が入るのです。
そこでお薦めは、意図的に、大げさに、ぎゅうううううううっっっ!!っと、タンクをニーグリップしてみることです。思い切りニーグリップしないと上半身の力が抜けないので、必要以上に力を入れてみます。
これだけで少し切れ込みが軽減されませんか?
おまけにバンク角も少しだけ浅くなったのでは?
下半身でライダーの体重をしっかり支え、マシンをホールドすれば、バイクのバンク角は自然とそのときの曲率とスピードに合ったものに落ち着くようにできています。ハンドルを外側に押しているということは、自然な舵角よりも直進方向にフロントをこじっていることになるので、ほおって置くと旋回半径は大きくなってしまいます。そこで、バンク角が深くなり、旋回半径を同じに保っていたのです。
ニーグリップを決め、ハンドルから無駄な力抜けると、バイクは自然に少しだけ起き上がり、ハンドルは押していたときよりもわずかに舵角を増やす。
自然とそうなるようにできてるんですね。

★対策4 アクセルを開ける(トラクションをかける)
バイクの前輪は、バイクのキャスターとトレールという設計により、「前から引っ張られて転がっている」というお話はしました。
下りの長く曲がりこんだカーブを延々旋回していると、アクセルもオフか、パーシャルのまま、だらだらと通過していく感じになりがちです。
しかし、バイクは本来、後輪と車体が行きたい方向性をはっきり持ち、その意志がしっかり反映された状態で走るのが一番気持ちよく、バランスも安定寄りのいい状態です。バイクが加速状態にあるときには、フロントの切れ込みも大幅に減少します。
そこで、コーナー進入のスピードをさらに落として、コーナーの中ではアクセルが開かれ、トラクションがかかった状態にします。すると、バイクは旋回の意志をはっきり持ち、フロントの切れ込みは消えます。長いコーナーで開け続けると速度が乗りすぎるときには、いったん開けてトラクションを駆けたら、今度はアクセルを閉めてリヤブレーキを軽く(本当に軽く)かけて速度を落とし、回転半径を小さくしておいて、またアクセルを開いてトラクションを駆けていく…という、ひとつの長いコーナーの中をいくつかに分割して、その中で加速、減速をおだやかに繰り返しながら通過するという手もあります。
この場合はくれぐれもやり過ぎないように気をつけてください。
この対策1~4で完全には消えないにしても、フロントの切れ込みはかなり気にならないレベルまで軽減されているはずです。
ここから先は微調整、または動的に変わっていくハンドリングへの対応を含めたものになっていきます。
★対策5 上体の位置を変え、ハンドリングを補正していく。
さて、この対策5は、対策3や4との兼ね合いで効果を発揮するものです。
この事に関しては次回、お話します。
(「ライテク記事 インデックスⅡ」へ。)
(「ライテク記事 インデックスⅠ」へ。)
(ブログトップページへ。)
低速でのハンドルの切れ込み。
これにもいくつかのパターンがあります。
【1】Uターン時に、ぐらっとフロントから切れ込むように倒れこんできて転びそうになる。または、ほとんど立ちゴケ状態で転んでしまう。
【2】交差点の左折時に、やはりぐらっと来て、フロントから切れ込むように倒れこんでくる感じがする。ハンドルを持つ手に力が入ってしまい、結果、遅いくせに大回りになってしまう。
【3】回りこんだ長いカーブをゆっくり走りぬけようとするときに、フロントタイヤが内側に切れ込んでくる感じで、切れ込まないようにハンドルを内側から押し続けていないといけない。
などなどですね。
【1】と【2】は、感覚的には極低速で倒れこみそうになる…という問題ですね。
これは純粋には切れ込みとは違う問題ですが、関連していますので、取り上げました。
【3】は、回りこんだカーブなどを安全速度で車列の後について走る人などはよく経験するのではないでしょうか。これも人により、バイクによって生じたり生じなかったりするのですが、一般的にはよく起こることだと思います。
まず、一番よく起こり、オーバーステア症状としては典型的な【3】のケースから考えてみましょう。
まず、診断からしてみましょう。
回りこんだカーブ、回っている間中、バンクしている状態で、これ以上ハンドルが切れ込まないようにイン側のハンドルを押し続けていなければならない。
この症状ですよね。
このとき、乗っていて違和感や不快感、不安感を感じるかどうかをまずチェックしてください。
確かにハンドルを押してはいるものの、特に不安も不快感もない、それほど大きな力を入れているわけでもないし、車体が不安定でもない、というのならば、別に問題はありません。
バイクのセルフステア機能は、バイクの傾きに応じてちょうどいいようにフロントタイヤが舵角が付くようにできていますが、それは全速度域、あらゆる荷重状態で完璧なわけではありません。
特に高速域でも安定してコーナリングできるように設計されているバイクの中には、低速で荷重のかからない流すような速度でのコーナリングで若干イン側にハンドルが切れ込んでくることはあるのです。
特に不安もなく、力も微細なものなら、気にせずにそのまま乗っていて大丈夫です。
しかし、乗っていてどうも違和感がある場合、なんとなく不安感を感じる場合は、どこかに無理がかかっています。人間のセンサーは思いのほか敏感です。特に気持ちいいか、気持ちよくないかについては、感覚を大事にしたほうがいいと思います。
バランスで走るバイク。傾けていて気持ちよくないのは、どこかそのバランスが崩れているからです。バランスが取れていれば、実は直進状態よりも傾いたコーナリング時の方がバイクは安定し、かつバイクならではの気持ちよさに包まれているはずなのです。
では、【3】のケースでかつコーナリングに違和感があり、気持ちよくないときはどうすればようでしょうか。
順を追って対策をお話します。
★対策1.前後タイヤをチェック。<空気圧>
まずは走り方の前にバイクをチェックしましょう。
タイヤの空気圧が低いと低速で切れ込みを感じることがあります。タイヤの空気圧は最も基本的で最も効果的で重要な整備項目の一つ。
空気不足ではハンドリングも不自然になり、燃費も落ち、タイヤライフも縮み、さらに走りの気持ちよさが台無しになります。時々チェックして指定空気圧まで入れることがお薦めです。雑誌などではひと月に1回はチェックして入れておくことを勧めています。抜けにくい窒素ガスを入れる、という人もいますが、私の場合は、むしろ普通の空気を入れてこまめにチェックした方が空気抜けの予防のためにもいいと思います。自宅で測るのがちょっと…という人でも、ガソリンスタンドには空気入れがありますから、給油のついでにチェックできます。
★対策2. 前後タイヤをチェック <磨耗>
バイクはバンクして走るので、タイヤの断面は曲面になっていますね。
タイヤが磨耗してくると、この形が崩れてきます。私の場合は真ん中が減ってタイヤの中央部分になんとなく平っぽい帯ができ、極端に言えば、まあるい形からかまぼこ型へと変わってきます。
タイヤの断面形状が変わってしまっては、バイクを傾けていったときに滑らかにバンク状態に移行できなくなるのは想像つきますよね。
減ったタイヤはハンドリングをかなり悪化させています。この悪化は徐々に進行するので、始めは気づかず、ある日「おや?」お気づくようになります。
フロントが減っても、リヤが減っても、ハンドリングには影響します。
減りすぎたタイヤは安全上も危険ですから、タイヤのスリップマークがでたら交換するのがお薦めです。
タイヤが原因の切れ込みは、タイヤを交換するまで治りません。(乗り方で軽減することはできますが)


(新品のリヤタイヤは断面がきれいにラウンド状だが、交換前のタイヤは中央にフラットスポットが出来、私の乗り方の癖で昼間バンク角部分も平面状に減って断面形状がかなり崩れている。これでは自然なハンドリングは望めない。タイヤ交換で切れ込みは嘘のように軽減。自然なハンドリングに戻った。)
****
この他に、ステアリングヘッドのベアリングがいかれた場合、フォークにねじれや曲がりがある場合、サスのセッティングが極端な場合なども、切れ込みが生じます。しかし、ここではそれらについては省略します。基本整備はいつでも大事ですね。私もずぼらなので、自戒を込めて書いておきます。****
★対策3. ニーグリップを決める。
切れ込みの原因の一部はバイクにあるにしても、その傾向を知らず知らずに乗り手が増長させている場合も多いのです。
特に多いのが、肩から腕にガチガチに力が入ってしまって、バイクの自然なセルフステア機構を邪魔してしまっていること。
これは初心者に限らず、ベテランでも、長時間走って疲労が溜まっている時などには自分でも意識しないでそうなっている場合が多いのです。
対策としては上半身の力、肩の力を抜けばいいのですが、肩の力はどうして入るかといえば、下半身でのマシンホールドが甘くなってきているから力が入るのです。
そこでお薦めは、意図的に、大げさに、ぎゅうううううううっっっ!!っと、タンクをニーグリップしてみることです。思い切りニーグリップしないと上半身の力が抜けないので、必要以上に力を入れてみます。
これだけで少し切れ込みが軽減されませんか?
おまけにバンク角も少しだけ浅くなったのでは?
下半身でライダーの体重をしっかり支え、マシンをホールドすれば、バイクのバンク角は自然とそのときの曲率とスピードに合ったものに落ち着くようにできています。ハンドルを外側に押しているということは、自然な舵角よりも直進方向にフロントをこじっていることになるので、ほおって置くと旋回半径は大きくなってしまいます。そこで、バンク角が深くなり、旋回半径を同じに保っていたのです。
ニーグリップを決め、ハンドルから無駄な力抜けると、バイクは自然に少しだけ起き上がり、ハンドルは押していたときよりもわずかに舵角を増やす。
自然とそうなるようにできてるんですね。

★対策4 アクセルを開ける(トラクションをかける)
バイクの前輪は、バイクのキャスターとトレールという設計により、「前から引っ張られて転がっている」というお話はしました。
下りの長く曲がりこんだカーブを延々旋回していると、アクセルもオフか、パーシャルのまま、だらだらと通過していく感じになりがちです。
しかし、バイクは本来、後輪と車体が行きたい方向性をはっきり持ち、その意志がしっかり反映された状態で走るのが一番気持ちよく、バランスも安定寄りのいい状態です。バイクが加速状態にあるときには、フロントの切れ込みも大幅に減少します。
そこで、コーナー進入のスピードをさらに落として、コーナーの中ではアクセルが開かれ、トラクションがかかった状態にします。すると、バイクは旋回の意志をはっきり持ち、フロントの切れ込みは消えます。長いコーナーで開け続けると速度が乗りすぎるときには、いったん開けてトラクションを駆けたら、今度はアクセルを閉めてリヤブレーキを軽く(本当に軽く)かけて速度を落とし、回転半径を小さくしておいて、またアクセルを開いてトラクションを駆けていく…という、ひとつの長いコーナーの中をいくつかに分割して、その中で加速、減速をおだやかに繰り返しながら通過するという手もあります。
この場合はくれぐれもやり過ぎないように気をつけてください。
この対策1~4で完全には消えないにしても、フロントの切れ込みはかなり気にならないレベルまで軽減されているはずです。
ここから先は微調整、または動的に変わっていくハンドリングへの対応を含めたものになっていきます。
★対策5 上体の位置を変え、ハンドリングを補正していく。
さて、この対策5は、対策3や4との兼ね合いで効果を発揮するものです。
この事に関しては次回、お話します。
(「ライテク記事 インデックスⅡ」へ。)
(「ライテク記事 インデックスⅠ」へ。)
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コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

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私が初コメントした記事です(笑)
今では色々自分なりに試行錯誤し、当時リーンインで走らないと切れ込んで危ない(バンク角の深い)状態から、今では切れ込みが消える(ニュートラル)状態になるような加重の掛け方が分かりウィズで乗る体勢に戻りました。
その時の樹生さんからの返答コメントを読み直してみると、低速(低い速度域)での切れ込みを修正する方法が今では凄く良く理解できます。
いつまでたっても本当にバイクを操るのは楽しいものですね!
「車体ホールド 外足荷重を考える②」、もう去年のことなんですね。
私も読み直してみました(^^;)。
去年もそして今日も、コメントありがとうございます。
コメントをいただくことで、自分でも記事を違った視点から考えることができたり、記事に書けていない部分が発見できたり、とても多くのヒントをコメントからはいただいています。
義太夫さんおっしゃるとおり、
「いつまでたっても本当にバイクを操るのは楽しい」
と、本当に思います。
それも、ただペースを上げていくのではなく、同じ速さでも、あるいは速度を落としても、バイクライディングはどんどん面白くなるのだということを感じます。
長く乗れば課題がなくなるのではなく、次の課題が見つかり、それをいろいろ工夫していくことがまた楽しいんですよね。
また、バイクライディングって、言葉で分かっても実際にできないとまだ分からなくて、できたとたんに、「このことだったのか!」と分かることが多いような気がします。
本来、「言葉が分かる」とは、辞書の意味やクイズの答えのようなものを言える、ということではなく、その言葉の世界を実感できるということだと思います。
それにしても、我々はなかなかいい趣味を持ったものだと思います。まあ、どんな趣味でもそうだと思うのですが。みんながそうやって、楽しんだり、いいなあ思っている状態って、とてもいいことだと思うんですよね。
バイクライディング、これからも楽しんでいきたいと思います。