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医大生・たきいです。

医大生的独言。

「Dr.アシュラ2巻」を読んで

2016-02-02 23:53:20 | 読書感想文

久々に水銀の血圧計を使ったら、上下裏返しでカフを巻いていたことに気付かずに、この古臭い水銀柱なんて壊れているに違いないと決めてかかっしまったらもう頭の中での軌道修正は間に合わず非常に恥ずかしいことをしておりました。「機械のせいにすんなよ(笑)」と友達から咎められましたが反論の余地がありません。間違ってても巻けちゃうんですよね古いタイプのって。新しいものってデザイン的にこういうミスが起こりづらくなっていることにもひとり反省会を開きながら気が付いて、先人たちの光が当たらぬ努力に敬意を表すばかりです。医大生・たきいです。




そんなアホなわたくしとは裏腹に、なんてもできちゃうドクターが描かれているマンガがこちら。コンビニのマンガコーナーでよく見る気がしますね。

Dr.アシュラ(2) (ニチブンコミックス)
こしの りょう
日本文芸社


主人公は孤高の女性救急医。豊満な乳の持ち主でもあります。1巻の書評で、「こんなに胸元が鋭角のスクラブ見たことないし、あるなら全女医さんに着てもらいたい。少なくともぼくのやる気は上がります。」(医大生・たきいです。2015/7/26)とかいう終わっているコメントをぼくは残しておりますが、今回はさらにエスカレート。酔っぱらいの患者が初療室で暴れてアシュラ先生の胸元から服を裂いてしまいそれが露わになるも、平然としているアシュラ先生が実に印象的でした。「目の前の患者にしか興味がない」というのがひとつのテーマのようですが、極端すぎて。笑

消化管内視鏡も心カテもすべてひとりでこなしてしまうスーパードクターですが、現実離れしている分逆にエンターテイメントとしては楽しめるかもしれません。

アシュラ先生の哲学の礎となった過去のエピソードがこれから徐々に明らかになっていく作品構成と予想しますが、今後の展開に期待します。






(このところ遅くまで起きていられない人(笑))






Dr.アシュラ (1) (ニチブンコミックス)
こしの りょう
日本文芸社