「小論文って特別な対策したんですか?」
と聞かれた。何もしてませんというのが事実だが、それはあまりにも素直すぎる答えなので、なんて答えるか迷った。鵜呑みにされて勉強されなくても困る。オープンキャンパスでの在学生相談コーナーでの一場面である。
ブロガーというのは当たり障りがなく減点されにくそうな作文を書くのは比較的得意なはずだ。毎日書いていると経験が違う。そのへんの受験生と一緒にされちゃ困りますよ、だなんて答えてしまうとますますヤバイので、
「作文は比較的得意だったもので」
という逃げた回答をしてみた。すると、
「小論文と作文は違いますよね。作文が得意な程度でいいんですか」
と返されてしまったから、心の中でますます頭を抱えてしまった(笑)
毎日ブログ書いたらどうですか、と提案しようかどうしようか迷いましたが、やめときました(笑)。因みに、個人的な小論文のコツとしては、自分の土俵に持ち込んでしまうことだと思います。医大生•たきいです。
というわけで、1日オープンキャンパスのお手伝い。道案内係もやらされていたのだが、その場所にはほとんど人が来なかったので、同じところの担当になったお姉さんと猥談してたら任務が終わった(笑)。メインは相談ブース。
某旧帝大医学部のオープンキャンパスに高1のときに行ったことがあったが、そのときに医大生のお兄さんがおしゃべりしてくれて楽しかった思い出がある。
今自分がその立場にいるのかと思うと、嬉しいような、なんにも成長してないじゃないかという悔しい思いとが入り混じってしまうから少々情けないものだ。
なんといっても、受験の悩みが多かった。浪人している人間なので受験の辛さはよく知っている。もう一回大学受験しろと言われてもまっぴらごめんだ。なるべく誠実に話を聞こうと思った。
ところで日本において医学部受験とは、大学選びではなく職業選びだ。未分化能をもった高校生たちも一旦医学部に入ってしまうと、医師になることを運命づけられてしまう。諸外国での医師への道は、まず大学を卒業するところから始まる。熟慮の上で、あえて医師への道を歩むという選択は称賛されるべきだが、日本ではなんとなく医学部に迷い込んでしまうケースも多いだろう。決断を求められる年齢があまりにも若過ぎるという側面もあろう。でも、ぼくら医大生は幼いなりにどんな医者になりたいのかと考えて入学したはずだ。
「どんな医者になりたいか」
入試の面接でも聞かれた気もするし、そのときは美しいことを答えて帰ってきた記憶もある。しかし正直その答えはまだ探り出せていないし、これからも考え続けていくべきことであろう。
高校生たちと話して、初心に戻ることができた。来年以降も都合がつけばオープンキャンパスのお手伝いしようかな。
(夏休みがすぐに終わりそうで怖い人(笑))
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