（「プール」 読売新聞配布ポスターより転載、以下の「花とトンボ」、『解説』も同様）
隔月でホイッスラーと交代で紹介している絵画、９月は山下清の「プール」と「花とトンボ」です。
本来ですと8月に紹介したのがいい２作品ですが、ホイッスラーと隔月ということで、今月となりました。
まだ、残暑が厳しい時期で、何とか間に合ったと言えそうです。
月ごとに玄関に飾る絵をご紹介しているのですが、絵の季節を考えて、今月は2枚ご紹介することとしました。
実際に玄関に飾っているのは、「花とトンボ」の方です。
（「花とトンボ」）
これまで、エッフェル塔、桜島、風車など鮮やかな絵が多かったですが、この2枚はやや淡い色調が夏の絵ですが、
穏やかな雰囲気でもあります。
『解説』
いつもいい絵なんでしょうが なんとなく
いつも子供っぽく感じます。
りっばな放浪作家の作品ですから・・・
絵そのものがわかりやすいので・・
理解は出来ますが・・
丁寧に丁寧に貼り合わせたのでしょうね。
↑の解説で、イジメゆえに人ではなく
昆虫と向き合っていた時期の作品だと知ると
なおさら、羽の繊細さ、シオンと萩でしょうか。
花の柔らかさに涙が出そうになりますね。
プール、これは清の願望もあったのか・・・
こちらもじっくりひとりひとりの表情を眺めてみたい作品ですね♪
作品のようです。
それからしても、プールの絵など少し幼いとも言えますが、
構成・配色など、逆にその年齢にしては、凄いと思いますね。
どおりに画かれていますね。
色調もとても素敵で、こちらを飾ることにしました。
15歳の時の絵のようですが、プールの絵の方がその後の
清の絵のイメージに近い気がします。
切り絵で、大変な作業だったと思いますが、確かに人物
一人一人を画き分けているところなど、しっかり確認したい
気になりますね。