hiroべの気まま部屋

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書道・草書の千字文最後の八文字(謂語助者焉哉乎也)

2019-11-02 08:11:30 | 書道
 草書による千字文の臨書、最近の作品、そして最後の八文字の紹介です。

 (手本)



 (作品)



 【意味】
 
 謂語助者(いごじょしゃ)ことばのたすけというものは:文章には必ず助け言葉がある、
 焉哉乎也(えんさいこや)これかなやなり:そのうち多く用いるのは、   の四文字である

 楷書、行書と終え、今日で草書の千文字も達成となりました。

 いつもは、4文字単位で1日5,6枚、2日間同じ文字を書いて、合計10枚ほど練習した中から1枚を選んでいます。そして、手本の見開き16文字単位で選んだ4枚をご紹介しています(毎日は書いていないので、大体2,3週間ごとでご紹介していたと思います)。今回は最後の8文字分のご紹介となりましたが、いつもとは違って、何枚か書いた中から選んだのではなく、清書のつもりで最後に1回だけ8文字通して書いたものをご紹介しました。練習も十分ではなかったので、いつもよりは集中して書いてみましたが、いかがでしょうか。

 文化の日が明日ということで、市内でも文化祭が行われており、昨日は書道展に行ってきました。高校生以上の作品が展示されていましたが、さすがに基礎をしっかり勉強した人の作品はどれもうまいと思いました。私のとはレベルがまるで違いました。
 私のように100円ショップの半紙ではないこともあるのでしょうが、どの作品も墨ののりがまるで違いました。その分文字の力強さと切れを強く感じました。やはり自己流でなく、基礎をしっかり学ばなければだめなのでしょう。

 全部で200点弱の出品作品のうち、細筆の仮名文字の作品もかなりあったのですが、太筆の一般の作品は7割ほどが「行書体」の作品で、次いで楷書、草書はほとんどありませんでした。やはり行書が書道では基本ということなのでしょうか。隷書と篆書は合わせても10点はなかったと思います。

 草書の作品が少なかったのは意外でした。楷書、行書、草書と練習してきて、筆遣いなど全くの自己流ですが、書いていて一番楽しかったのは草書でした。その草書も終わって、手本の上で残ったのは隷書だけとなりました。
 デザイン文字のような隷書、当初は何やら書くのは楽しくなさそうということで、パスするつもりでしたが、次にどうするか全く考えていなかったので、当面隷書を手本を見ながらまた自己流で挑戦してみたいと思います。
 どうなりますか、また、結果をご報告します。いつもはコメント欄は閉じていますが、しばらく開けておくつもりでいますので、ご評価のコメントをいただければ幸甚です。




 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます (屋根裏人のワイコマです)
2019-11-02 09:48:41
集中して 千字文を成し遂げる・・素晴らしい
私も墨の匂いが好きで・・少しは墨書を
認めますが、最近は葉書や封書の宛名
書きくらいしかしてません。それも筆ペンで
この頃は墨も硯も開店休業状態です
たまに、筆ペンでも宛名を書きますと
それなりに、緊張感が蘇り日本人として
良かったな~と感じることがあります
草書になってhiroべさまは楽しかった
とありますが、私の場合は、逆に難しく
感じて草書で躓いて休業です・・
何事も やり遂げること・・その素晴らしさは
それを達成したものでないと判りません
この度は、草書の完成・・その次は隷書に
素晴らしいことです。期待してますので
また見せてください。
素晴らしい書道ありがとうございます。
ワイコマさん (hiroべ)
2019-11-02 22:41:35
なにごとも突き詰めると、楽しいというより苦しい
ことのほうが多くなります。その点では本物とは
ほど遠いということだと思います。
ただ、開き直りのようでもありますが、この年で
プロになるわけでもないので、気楽に楽しくでいいと思っています。
その点、次の隷書はどう書いていいのかもわからいし、
何やら草書とは真反対の雰囲気の字体のため、
書いてみないとどうなるのか分かりません。
おそらく、初めからこれは面白い、とはならないと思います。
しばらくは我慢して書いて、慣れて楽しくなれば
いいと、思っています。
よろしければ、しばらくお付き合いください。

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