(Yahoo検索より)
「坂の上の雲」に続いて放送された3年で完結するという新方式のNHKの大河ドラマ、今回の「精霊の守り人」は、原則1時間ドラマで、2016年の3月19日から4週間(4回)、翌年2017年の1月21日から9回、そして、暮れの11月25日から9回で、先月1月27日に最終回が放送され完結しました。
いずれも、録画して後からゆっくり観たのですが、最終章と副題の付いた昨年暮れからの最後の9回は、あまり時間を置かず、日曜日の邦画の時間を使って観ていました。
もともと、Pさんのブログの記事で紹介されて、どんな物か全く知らずに観始めたのですが、基本大好きなSFファンタジー物、しかもTVドラマとは言え、NHKも結構お金を使ったようで、安物のB級映画よりはよほど映画っぽいスケールの大きいドラマに仕上がっていて、全22回を十分楽しませてもらいました。
もっとも、おおよその筋は分かったのですが、基本となっているテーマの部分は今でも、どうもよく理解できていなくて、これは原作を読む必要がありそうだと思っています。
その原作者は上橋菜穂子という人です。どんな人かはPさんに解説いただくのが一番ですが、ここからはネット情報ですが、文学好きの方ならもはや常識の世界の方のようです。私でも聞いたことがある本屋大賞作の「鹿の王」の作者ということです。
児童文学者ということで、私も映画ロード・オブ・ザ・リングを観て、その後原作も読んだトールキンの『指輪物語』に影響を受けたということで、今回の「精霊の守り人」も異世界を舞台に物語が展開していきます。
もっとも、ドラマの題名の「精霊の守り人」は、「守り人シリーズ」といわれる10巻のシリーズの第1巻の題名で、今回のドラマもそのシリーズをそのままではないですが、アレンジして、3年間の三部構成で製作されています。
映画ロード・オブ・ザ・リングも映画を観た後、よく分からなくて、原作を読んで、再び映画を通して2回観ましたが今も好きな映画のベスト3に入ります。
今回もしっかりビデオに残しました。原作そのままドラマ化されたということではないようですし、時間がかかりそうですが、ロード・オブ・ザ・リング同様に、と思っています。
そうそう、ドラマの主人公のバルサ役の綾瀬はるかさん、やたらかっこよかったです。なお、このドラマを是非観てみたいという方はNHKオンデマンドで観れますからどうぞ!(こちらはNHK広報に代わりまして!)
残念乍 私はテレビや 映画やドラマを
見ませんので、詳しくは判りませんが
今度機会がありましたら 守り人シリーズ
の活字で体験したいと思っています。
10巻となると結構読むのは大変です。
シリーズの第1巻の「精霊の守り人」を図書館のHPで
調べると、文庫本があるようですので、早速借りてみようと
思っています。
じっくり読みたいと思います。
今、上橋菜穂子氏と聖路加病院の医師・津田篤太郎氏の
往復書簡集
『ほの暗い永久から出でて 生と死を巡る対話』(文芸春秋)を読んでいるところです。
同世代の上橋さんは、守り人シリーズの刊行の頃から
勝手に親近感を抱いております 笑。
今よんでいる本は、同世代ならではの人生の共感部分も大きく、
一方で、上橋文学についても考えさせられています。
ドラマは、私も録画してあるものの、なかなか見るチャンスがなくて・・・
いつか、一気に観たいなぁと思っています。
で、ドラマについてはさておきなのですが・・・
上橋さんが、↑の本で明かしておいででしたが
ファンタジーを苦手とする人が多い、
海外のエージェントからも、「守り人」の「気」とは何か?気功のようなものか?と質問されたとか・・・
学生さんも「ハリポタ」は、よくわかるけれど、
「ゲド戦記」になると、お手上げ・・・
つまり、見えない世界が理解できないということのようだと、おっしゃていました。
これ、物語の世界だけではないなぁと、考えさせられた次第です。
わかる気がします。
私が基本テーマが分からないのも同じことだと思います。
ハリポタも結構わかりづらいと思いますが、西洋合理主義と
いうか、論理的な世界では理解できないのが、東洋的な
観念論の世界なのだと思います。
私は単に頭が固くなって来ただけですが、日本人も
西洋的な思考が強くなっているのかと思います。
一方、東洋的な神秘の世界、禅的な世界にあこがれる
欧米人が多くなっているのもわかる気がします。
今日、図書館で第1巻というべき「精霊の守り人」を借りて
来ました。どうやら全巻そろっているようです。
さすがに児童文学の範疇なんでしょうね、表紙が
子供向けでした。でも、このところ、仏教思想以外は
西村京太郎だけでしたから、しばらく楽しみたいと思います。