hiroべの気まま部屋

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平湯温泉・上高地のバス旅(1):概要と上高地

2019-08-03 08:11:06 | 旅行

(河童橋付近より穂高連峰を望む)

 平湯温泉や上高地への2泊3日のバス旅、既に現地報告も含めご報告済みですが、整理してご報告したいと思います。
 まずは、旅行概要と日程では2日目でしたが、今回のバス旅のメインエベントの「上高地」のご紹介をしたいと思います。

 今回のバス旅、7月29日から31日までのいつもの旅行会社のツアーで、3列シートトイレ付きのチョッピリ豪華なバスを使ったツアーとなっていました。参加者はいずれも中年以上の方ばかりで、7組の夫婦と個人参加のご婦人一人の合計15名の旅でした。
 (以下、長々と話が続きます。写真だけでもご覧ください。)

 コースはご報告済みですが、29日の初日は新宿から中央高速を使い松本経由で「平湯温泉」までのコースでした。平湯の宿に入る前に「新穂高ロープウェイ」で西穂高や槍ヶ岳が望める展望台まで登ったのが、この日の唯一の観光でした。
 二日目の30日は平湯温泉の宿を出て、終日「上高地」散策で、再び平湯の宿に戻りました。
 最終日の三日目31日は、平湯の宿を出て、再び松本経由で中央高速にのり、南諏訪ICで降りて、まず「富士見高原リゾート」に向かいました。ここは冬はスキー場で、この時期はお花畑「花の里」となっています。ここでリフトなどに乗り、花を見ながらの散策を1時間ほど楽しんで、最後の訪問地は清里、ここでは「清里高原ホテル」でのランチタイムとなりました。ランチ後は新宿に戻ってきました。
 ということで、平湯温泉の宿に2泊、あとは3日間ともそれぞれ、観光は一日1か所というのんびり旅でした。

 
 それでは、今日は2日目の「上高地」のご紹介です。この時期の信州の人気の観光地で、「知ってる!」という方がほとんどと思いますが、私もおそらく6回目になるとも思います。妻も3回目で、二人で10年前に来て以来の訪問となりました。
 上の写真、左上:大正池、左下:河童橋、右上:上高地の碑、右中:ウエストン碑、右下:バスターミナル、以上に「田代池」「明神池」でも加えれば、上高地散策のポイントはそろうでしょうか。
 

 上高地観光の中心はその象徴ともいえる「河童橋」でしょうか。バスターミナルから徒歩で5分ほど、ここに観光客が集まってきます。そして散策のメインコースは、その河童橋から大正池までとなっているようです。上高地へ上ってくる路線バスも、ターミナルより手前の大正池で止まって、そこから散策を始める人も多くいます。大正池から河童橋まで、速足で1時間ほど、ゆっくり写真など撮りながらで2時間ほどでしょうか。

 

 今回のツアーでも、ツアーバスはまず大正池で止まって、ここで15名の参加者のうち5組の夫婦の10名が下車しました。次に田代池に比較的近い帝国ホテルでも下車可でしたが、ここでは誰も降りませんでした。ただ、ここでの下車は私のお勧めです。
 われわれは大正池では降りませんでしたが、バスの中から見てみると、残念ながら過っての立ち枯れた木が幻想的な雰囲気をつくっていた大正池ではなくなっていました。特別水も綺麗ではありませんし、ごく普通の池になってしまっています。その点、田代池は湧き水や清流が上高地らしい爽やかな雰囲気をつくってくれています。夏は上高地も日中は歩くと結構暑いです。帝国ホテルでやたら高いコーヒーでも飲むのも帰ってからの話のネタにもなります。河童橋までのゆっくり散策で1時間ほど、特に時間に余裕のない時は是非どうぞ。

 で、われわれはどうしたかというと、残った3人の方(夫婦1組と一人参加のご婦人)と一緒にバスターミナルまで乗って、そこで降り、バスガイドさんも一緒に河童橋まで向かいました。さらに河童橋では、明神池に向かった3人の方とお別れしました。(明神池までは河童橋から片道1時間強、距離は大正池ー河童橋とほぼ同じですが、往復2時間強アップダウンもあり道も狭いため、お年寄り向きではありません。)
 では、われわれ二人はどうしたのでしょうか?われわれが向かったのは、河童橋を渡ってすぐの「ホテル白樺荘」でした。
 
 ここでいきなりコーヒータイムです。時刻は午前10時頃でした。実はここは、ツアーの午後1時からのランチの場所だったのです。つまりここで3時間コーヒー1杯で粘ろうというわけです。なにぶん出不精の妻、このところ全く歩いていなくて、「散策は結構!」というわけでした。
 もっとも、このホテルには、目の前に穂高連峰を眺められる素敵なテラスがあるのです。まだ開店前でしたが、早めに開けて貰えて、早速座り込みスタートでした。
 
 6度目となった上高地、それでも10年ぶりでした。この間何度か行こうと思ったのですが、結局10年経っていました。何度も来たくなる上高地、その目的は、つまりは「穂高」を眺めたい、眺めていたい、それだけなのです。もっとも、いつもそうですが、天気が良い日でも穂高はなかなかその表情をはっきり見せてくれません。この日も、いつまでも雲がかかっていました。
 結局ほんのわずかの時間でしたが、ランチが終わって、バスに戻ろうとしたその時に、冒頭の写真のように全貌を見せてくれました。時間にして10分ほどだったと思います。幸運でした。

  

 結局妻は本当にコーヒー1杯で3時間粘っていました。私は途中1時間ほど、ウエストン碑までの往復の散策をして、上高地の風景を少しだけ写真に撮ってきました。カメラは妻の荷物も私のバッグに詰めたため、一眼は入らなくて、コンデジだけを持っていきました。ということで、記念写真として撮ってきました。

 



 


 最後に、白樺荘のランチの写真です。
 


 いつもどおり、締まらない長話になり大変失礼しました。平湯温泉、富士見高原リゾートなどのご紹介は、また整理して明日以降に。よろしければ、また写真だけでもお付き合いください。