
(コンサートのチラシより転載)
昨日は久しぶりにサントリーホールでのクラシックコンサートに行ってきました。
聴いたのは宮城敬雄さん指揮の「ブラームス国際コンクール優勝者披露特別コンサート」という長い名前のコンサートです。
宮城さんは、一橋大学の先生で、50歳から指揮を勉強したという人ですが、数年前一橋大学の兼松講堂での国立シンフォニカ―のコンサートで知り、以来国立シンフォニカ―以外のコンサートも案内が来るようになって、ほぼ毎年聴いています。
今回はブラームス国際コンクールの優勝者のためのコンサートということですが、曲の組み合わせが素晴らしいですよね。私の大好きな曲が3曲並びました。
ドヴォルザークの前菜に、スメタナのモルダウをもってくるなんて憎いですね。そして、ドヴォルザークのチェロコンチェルト、締めは「新世界より」、ベタといえばこれ以上ないベタな組み合わせですが、ともかくボヘミアムードに酔いしれたコンサートでした。
さて、優勝者のためのコンサートということで、登場したのが、チェロ独奏の19歳の青年、ジョバンニニさんでした。この演奏がまた素晴らしかったです。最後は息も絶え絶えといった熱演でしたが、重厚なドヴォルザークのチェロコンチェルトを常にリード、圧巻の演奏でした。

(コンサートのプログラムより)
クラシックのオーケストラコンサート自体が1年半ぶりぐらいでしたが、宮城さんのコンサート、サントリーホールのS席で4,000円というのはうれしいですね。
次の案内が来るのが楽しみです。