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万葉うたいびと風香®’s ブログ

万葉うたいびと風香®のブログです。

「天上の虹に詠む鏡王女と額田王」

2011年09月21日 | ライブ
来たる10月8日(土)に奈良県立万葉文化館の野外ステージで行われる「万葉のひろば」に出演します。

今年は「天上の虹に詠む鏡王女と額田王」をテーマに、女性万葉歌人の中でも、超一流の歌人であった二人の美人姉妹にスポットをあて、全5曲をお二人の歌で綴っていきます。

中でも過日行われた万葉の歌音楽祭へのエントリー曲「秋の風吹く」については、音楽祭では風香ひとりで歌いましたが、今回は私が額田王を、そして明日香村コーラスグループの指導者であり、指揮者である勝川さんが鏡王女を歌います。さらにバックコーラスはその勝川さん率いる明日香村コーラスグループの皆さん(混声です)が歌って下さるそうです。

豪華でしょう!

どうぞご都合ご都合つきましたら、秋の風を感じに万葉文化館におでかけ下さいませ。

詳細は下記の通り。
奈良県立万葉文化館のホームページ並びにとこおとめホームページでもご案内しています。



              ♪万葉のひろば♪

         日時 平成23年10月8日(土)

            午後2時45分~午後3時頃まで

         場所 奈良県立万葉文化館 野外ステージ

         演奏予定曲目

          ♪冬ごもり春去り来れば(万葉集巻1-16額田王)
          ♪My Heart(私の心)(万葉集巻1-17、18 額田王)
          ♪秋山の樹の下隠り(万葉集巻2-92 鏡王女)
          ♪秋の風吹く(万葉集巻4-488 額田王 4-489鏡王女)
          ♪祈り(万葉集巻2-112 額田王)

         *尚、天候によっては中止になる場合がございます。









「万葉歌で綴る忍阪の風」

2011年09月21日 | ライブ
去る9月19日(祝日)、奈良県桜井市忍阪にて、玉津島明神御魂後入魂の儀が執り行われました。
衣通姫さまの産湯の井戸の伝承がある場所であり、今年に入りその井戸の石組構かと思われるものも出土した場所にふさわしく、せせらぎの水音が響き渡る中で厳粛に式典が催されました。
きっと衣通姫さまが、現代に生きる忍阪の人々のこうしたみ心に触れ、一番喜んでみえることでしょう。
こうした歴史の節目である式典にお招き頂きました事、心より感謝致します。
ありがとうございました。

その後場所を生根神社に移し、11時より「万葉歌で綴る忍阪の風」と題し、万葉歌ライブをさせて頂きました。


(素敵な案内板やパネルは地元在住の方が毛筆で書いて下さいました。Mさん音楽祭に引き続きスペシャルサポートありがとうございます!)
まずはご来場頂きました皆様、心より御礼申し上げます。

そして事前準備から本番、そして片付けとご尽力頂きました忍阪の役員のみなさまはじめ関係者の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
台風の動向も気にしながらの設営準備は想像以上に大変だったことと思います。
前日リハーサルにお邪魔した夕方も、どっぷりと汗をかきながら準備して下さっている姿に本当に頭が下がる思いでした。でもどなたも笑顔で一生懸命取り組んで下さっているお姿を拝見し、これは明日、何が何でもいいものをお届けしなくてはという思いに駆られた次第です。
こうした皆様のお姿からとても大きなお力を頂戴致しました。
心より御礼申し上げます。ありがとうございました&お疲れさまでございました。

さてライブですが。

祈りのプロデューサーでもあり、ドラマーでもあるK.kokura氏がギターでサポートをして下さいました。
そして!な、な、な、な、なんと!プロデューサーさんに万葉装束を着せてしまいました!



なんと強引!それでもご本人は快く!?着衣してくれたことにホッ!(笑)
この日の衣裳は、男性用を持たない『とこおとめ』にとっては新たなる挑戦でもありました。
衣裳担当が貫頭衣もどき作務衣もどき衣裳に足結(万葉集にうたわれている服装です)もいれてくれて作ってくれましたよ!ミセスふみこ!ありがとう!音楽祭の衣裳作りが終わってホッとしたのも束の間、その翌日からたった数日でよくぞ仕上げて下さいました!
また万葉アクセサリーも同様で、音楽祭用のアクセサリー、引き続き今回のライブ用アクセサリーとその場面に合ったものを天音ちゃんが作ってくれました!
ただただ感謝!ありがとう!
更に!音響は、現在お世話になっているスタジオオーナーでありプロシンガーでありドラマーである森智彦氏が担当して下さいました。
ということで私にとっては鬼に金棒!
安心して歌う事ができました。
あとからビデオでその音を確認したら、、、、すばらしい!
まるでスタジオさながら!
今、一番私の声を知ってて下さっている方ゆえの音作りだったと実感できた次第です!
森さんありがとうございました!

さて、ライブ。
本当にたくさんの方が足を運んで下さいまして、本当に嬉しく思いました。
地元忍阪の方をはじめ、奈良県内からも、さらにご学友のHちゃんは三重県からご夫婦で足を運んでくれました。
ありがとう。



内容につきましては、忍阪と私のご縁を今迄私が歩かせて頂いた足跡をたどりながら、忍阪への私の思いのたけを聞いて頂いた感じです。
そんな私の一方的な思いを聞いて頂いたにも関わらず、ライブ終了後に何人かの方がお声をかけて下さいました。中でも地元にお住まいの方が
「永年忍阪に住んでいるんですが、改めてこの風土の良さを知りました」とおっしゃって下さったのは、万葉歌と忍阪がひとつになったような思いに駆られ、ほんとに嬉しく思いました。
耳を傾けて聞いて下さった皆様、本当にありがとうございました。

ライブの中でもお伝えしたんですが、「秋山の樹の下隠り」の楽曲を作ってから忍阪を知り、その歌をきっかけに忍阪を訪ねるようになりました。
そして昨年、この歌をきっかけにご縁が広がり、石位寺にある薬師三尊石仏のイメージソング「祈り」を作らせて頂く事ができました。
その歌が更なるご縁を呼んで、私と万葉故地「忍阪」とを更に強く結んで下さいました。

そして今回の万葉歌コンサート。
忍阪で万葉歌を歌えた喜びは、言葉ではいい表せない程に深く感銘を受けています。

あたう限り万葉故地に立って、その風土を感じながら声に出して歌を歌う。

一人で万葉歌碑の前に立ち歌を口ずさみ、またある時は、石仏さんの前でこの歌の解釈でよかったのか問いかけたりと忍阪を訪ねる度に、そこにある万葉の心を教えてもらっていました。
今回は、その風土にお暮らしのみなさんが、更に聞いて下さった。

秋山の樹の下隠りを作ってから、まさかこういう日が準備されていたとは夢にも思いませんでした。

こうしたご縁に恵まれたのはただただ皆様のおかげです。

忍阪の風土が千数百年前に万葉集や日本書紀に歌われたまま今も変わらず残っている。
それは、やはりそこにお暮らしの皆さんの心の結集だったがゆえだと思っています。
歴史が積み重ねられている忍阪には、歴史の重みと共にその分、人の心の優しさも積み重ねられているとひしひしと感じました。

当日足を運んでくれていた友人が、昨日電話の中でこんなことを話してくれました。

「初めて忍阪を訪ねたけど、ほんとにいいところだね。なんだか今の日本が忘れかけている日本人の心を感じたわ」って。

地名だけが日本一でない忍阪とのご縁を改めて噛み締めた私でした。

すべての出来事に感謝。







万葉歌コンサート in 忍阪

2011年09月17日 | ライブ
あさって、9月19日に万葉歌コンサートをさせて頂ける事になりました。

コンサートは玉津島神社記念式典後に催されます。
このコンサートの主旨を考え、衣裳担当のミセスふみこ、そして万葉アクセサリー担当の天音ちゃんと相談し、ここはやはりそのコンサートに合ったものを準備しようということで、新たにスカート1着と新作アクセサリーを、またギターを担当して下さるK.Kokura氏用の衣裳も作っちゃいました(笑)

私も音楽祭後から縫い始め一旦はできたスカートの帯を昨日作り替え、ようやく完成です。

日本一古い地名の忍阪で、日本最古の歌集である万葉集の歌を歌う。

万葉歌をうたっている端くれとして、これ以上の環境はないとその喜びを噛み締めております。

忍阪のみなさま、どうぞよろしくお願い致します。

当日はどなたでもご覧になっていただくことができるようです。

但し、万葉の風土が守られている忍阪です。
是非、公共交通機関をご利用頂きまして、万葉集に詠まれた忍阪山を感じて頂き、忍阪の里をご散策しながらお越し下さいませ。

きっと心地良い秋風が忍阪の道に吹き抜け迎えてくれるに違いありません。

ご来場お待ちしております。

コンサートの詳細につきましては忍阪の風ホームページをご覧下さい。


秋の風吹く

2011年09月09日 | ライブ
あさって、11日はいよいよ万葉の歌音楽祭本番。

当日朝のリハに備え、明日、明日香入りするつもりです。

今回エントリーしたのは、「秋の風吹く」という新曲です。

万葉集が好きな方ならきっとこのタイトルを聞くだけで、もしやあの句、、、とピンときてみえるかもしれませんね。

ご想像通り!?鏡王女と額田王の句を1首ずつ使って仕上げました。

鏡王女さまの句を歌うのは、今回が2首目。
また額田王さまの句を歌うのは、5首目。

奇しくも、初めて万葉の歌音楽祭に出場した年に歌った句が、額田王さまの長歌でした。

万葉集4516首ある詠み人の中でも、歌人中の歌人と言われるお二人。
私としても、その歴史背景と共に、大変思い入れがあります。

当日は、万葉集に詠まれた心を、このお二人の歌人が歌に託した思いを明日香で秋の風に吹かれながら、皆様にも届けられたらと思っています。

応援して下さっている皆様、ありがとうございます。

いってきます。










第40回青春のうたコンサート ライブ

2011年07月24日 | ライブ
昨日のライブコンサート無事に終了しました。
ご来場頂きました方々、心より御礼申し上げます。

当日出演されたアーティストは私たちを含め4組。

まずは現在は豊田市となった足助町からの参戦だったAkilaさん。
若さあふれるステージを聞かせて下さいました。

MAGA-STA SHIMAさんは、長渕剛を彷彿させるパワフルなステージ。
過日の西三河フォークジャンボリーでもご一緒させて頂きました。
パンチのあるヴォーカルで、会場の雰囲気を盛り上げて下さいました。

オオトリを努めた7notesさんは、ツインボーカルで素敵なハモリを聞かせて下さいました。
譜面台ありがとうございました!
知立神社でご一緒させてもらって以来、今回がお互いに2回目の出演。
そんなタイミングにも何かご縁を感じています。
またご一緒致しましょう。

さて私たちは2組目の出番でした。
はじまるや否や正面のガラス越しの景色は綺麗な夕陽が。
思わず会場の皆様にもアナウンスしちゃいましたね。
凛音ちゃんとは今回2回目のジョイント。
息も合ってきました。
素敵な優しいメロディアスな音色のピアノから始まりました。
歌ってる私も、ほんとに心地良くその音色にうっとり。
凛音ちゃん、たった2回の合わせとはお互い思えなかったですね。
おかげさまでです。ありがとうございました。
そして、万葉歌を歌う頃にはちょうど落日。
愛知にいながらにして、奈良方面に沈む夕陽に思いを馳せて歌う事ができたように思っています。
会場の皆様の温かさ、そして何より主催して下さった知立街かど音楽会のスタッフの方々のぬくもりを感じながらのライブは心穏やかな時間を皆様とともに楽しませて頂く事ができたように思っています。

ほんとうにありがとうございました。
全ての皆様に心から感謝。

帰り。我が家の庭に立った私。

心は秋に向かっていました。ありがとうございました。



第40回 青春の歌コンサート 知立リリオコンサートホール

2011年07月02日 | ライブ
知立街かど音楽会さん主催の「第40回 青春の歌コンサート」に出演させて頂けることになりました。

当日は「祈り~海を超えて~」をテーマに、洋楽1曲、邦楽1曲、万葉歌1曲、唱歌1曲と盛りだくさんの内容でお届け致します。


尚、今回はゲストピアニストに凛音(りおん)さんをお迎えして「風香 with 凛音」としてお届けします。

凛音さんは過日行われたクラッシックコンサート「刈谷音楽祭」にも出演され、ピアニストとして広くご活躍されている素晴らしい方です。
私自身、当日のピアノ伴奏がどんなアレンジで弾いて頂けるのかワクワクしています。
また凛音さんとは先般行われた東日本大震災チャリティコンサートにおいてもご一緒させて頂きました。
凛音さん、今回もどうぞよろしくお願い致します。

尚、ロビーコンサートとなります。
夏の宵、お近くの方は是非お気軽におでかけ下さいませ。


           第40回 青春の歌コンサート


   日時  2011年7月23日(日)
       18時30分開演
       (風香 with 凛音は18時55分~出演予定)

   場所  知立リリオコンサートホール3Fロビー

   演奏予定曲目
       My heart will go on(映画「タイタニック」のテーマ曲)
       祈り~You raise me up~(アニメ「ロミオ&ジュリエット」テーマ曲)
       祈り(万葉歌 オリジナル曲)
       ふるさと(唱歌)

      
     知立街かど音楽会 ホームページ

     








石位寺 伝・薬師三尊石仏 イメージソング「祈り」初披露

2011年04月12日 | ライブ
日曜日に行われました「東北関東大震災チャリティコンサートin 刈谷ハイウエイオアシス」では、多くの方に聞いて頂き、また義援金を頂きました事厚く厚く御礼申し上げます。
西三河フォークジャンボリーオフィシャルサイトによりますと、集まった義援金は刈谷市を通じて日本赤十字社に届けられるそうです。
本当にありがとうございました。

さて、この日は「祈り」の初披露とあり、私自身すごく緊張していました。
直前まで一緒に募金活動していた地元アーティストのMASATOさんが、「風香さん、次出番ですよね。休んでで下さい」って気遣ってくれたりしたのですが、何だか落ち着かず結局ぎりぎりまで募金活動に立っていました。
(MASATOさん、いろいろありがとうございました。硬貨を握りしめて一心に駆け寄ってくる子供たちの姿にお互い胸を打たれましたね。
いい経験させてもらいました。MASATOさんのパフォーマンスも素晴らしかったです。私も元気もらえました!ありがとう!お疲れさまでした)

さて、今回の万葉歌「祈り」については、昨年夏以降、地元の方々と共に作り上げた作品です。
みなさんは「風香さんの歌ですよ」っていって下さるんですが、決してそのように思ってはいません。
思い返せば、初回の打合せの際から石仏さまについてはもちろんの事、地元の風土について、万葉故地「忍阪」について熱く語って下さったトップのMT氏の想い。
その日はちょうど山梨県の参拝者の方の予約が入っているということで、打合せを中断して笑顔で接待してみえた地元役員の方々の想い。
そうした想いを見せて頂き、そして実際に触れ、脈々と守り続けられてるきた忍阪の姿を、そして石仏さまの姿を、そして万葉歌人額田王の心を歌詞に込めてみることにしました。
また地元の風土をいつもお写真で届けて下さるMT氏(あれ、一緒ですね)この方の忍阪通信があったからこそ、愛知にいながらにして忍阪の風土に想いを馳せるのに時間がかからずとりかかることができました。
そして歌を作っていく過程において、地元郷土史研究家のMY氏が地元の歴史として取りまとめてみえた膨大な資料を下さり、忍阪の歴史や風土について、学者さんが知り得ない地元に精通したMY氏ならではの視点で教えて下さいました。
万葉歌はまず風土を理解することからはじまるということを今回改めて感じています。
さて、万葉歌を歌っている端くれとして、額田王が詠んだ万葉集を紐解くと額田王の心はきっと秋にあったのではないかという想いに触れた途端に、どうしても秋の季節に忍阪に届けたい!そんな強い想いに変わっていった私は、11月に忍阪のみなさんにご無理をいってお集り頂き今回の「祈り」の楽曲をお届けしました。
歌詞の内容、歌のタイトルについても役員の皆様と話合いながら進めて参りました。
歌の外形が整ったので、プロデューサーのK.kokura氏にメロディ譜をお渡したところからプロの手が入り、レコーディングに突入したのが、昨年12月からです。
数度のレコーディングは回を重ねる度に曲が生まれ変わっており、とにかく周りについていくのが必死でした。
周りの音がよくなればなるほどに、自分でいいのか、自分では無理なんだ、とナーバスな気分になったこともしばしば。
そんな中で、スタジオオーナーであり、プロシンガー、プロドラマーである森智彦さんがこんなことを言われました。
「風香さん、これはねプロとかアマとか関係ないんだ。大事なのは取り組む姿勢だ」って。
金槌で殴られたようなショックを受けました。
アマだからということを理由に逃げていた自分が恥ずかしくなりました。
こうした機会を頂いたおかげで心あらたにして最終レコーディングを無事にとりきることができました。この日はその場にみえたプロデューサーのK.Kokura氏、そして森智彦氏と共にやり終えた満足感と充実感で満たされたことはいうまでもありません。
そして音源完成の更なるステップとして今度はDVD作成が忍阪の人の手によって急ピッチで進められ、予定より早く完成しました。
MT氏、そしてMY氏、ほんとうにお疲れさまでした。

こうした経緯を経て出来上がった「祈り」。
愛知での初披露ということ以上に、忍阪の看板を背負って歌わせて頂くことへのいい意味でのプレッシャーを感じていました。
でも、本番直前には気持ちが整理できてきました。
歌を聞いて頂くのでなく、その歌に込めた 額田王の心をそして忍阪の人々の心を届けようと。
こうして「祈り」の披露が無事に終えることができたのも、客席のみなさんのお顔の向こうに忍阪の皆さんが、そして被災地の皆様が、多くの失われた尊い命が、更にその向こうに今日も忍阪で静かに佇んでいらっしゃる石佛さまがみえたからだと思っています。

1300年前も今も慈しむ心、祈りの姿は変わっていません。

はるばる三重県からご主人と共に駆けつけてくれた友人が、「被災地にも届くといいね」っていってくれました。ありがとう。ひろみちゃん。
またこの日地元PitchFMナビゲーターのふじたあきこさんのお姿が会場に。
「ええええ!どうして~!?」って驚きまくる私に嬉しい一言が返ってきました。
「万葉歌1曲歌うって書いてあったからどんなのか知りたくて」って。
ふじたさん、生放送終了後駆けつけて下さり、ありがとうございました。
ラジオのパーソナリティさんを身近に感じられるPitchFMさんってすばらしいです!
碧海5市にお住まいのみなさん、チャンネルはFM83.8ですよ!
(ちなみにふじたさんの番組は日曜日、9時~11時放送の「ヒットミュージックグラフティ」です。)
ということで記念に写真撮ってもらいました。めちゃ美人な素晴らしい女性です!ふじたさ~ん、ありがとう!




足をお運び頂きました皆様、お礼が遅くなってごめんなさい。
ありがとうございました。
そしてささえて下さってる皆様、ありがとうございました。

ブログへのアップが遅れたのは、10日のライブ当日。朝から空を見上げると地震の前によくみられるような雲がずっと出ていて気になっていました。それはライブ終了後も消えることがなかったんです。
科学的な事はまったく無知でわからないのですが、何もなければいいのに、と思いながらいたら奇しくも震災から1ヶ月後の昨日。
東北地方を震源に震度6弱の大きな地震の速報がありました。
ここ愛知も東海沖地震がいつきてもおかしくない状況にあるようです。
そんなことを思っていたら、なかなかブログのアップに辿り着けずお礼が遅くなってしまいました。


被災者のみなさんが一日も早く安心できる生活に戻れますように。
ただただそう願うのみです。

「祈り」の楽曲は、万葉歌人額田王が晩年に求めた姿を万葉集の句を用いて歌っています。
それは、今の日本の姿と重ね合わせられるのかもしれません。

みなさんも1300年前も今も変わらぬ心に触れてみてはいかがでしょうか。

ありがとうございました。

終了後ピアノを担当してくれた凛音ちゃんと撮った記念撮影です。(アバモードの凛音ちゃんと万葉衣裳というなんともユニークな仕立てで登場しました)


凛音ちゃん、ありがとう!めちゃよかったよ!感謝。



*4月13日、写真追加しました。
(ミスター花れんちゃんがビデオから興して下さいました。いつもありがとう。感謝!おおきに)










明日の出演時間 

2011年04月09日 | ライブ
明日の東北関東大震災チャリティコンサートにつきまして、若干出演時間に急遽変更があったようですのでお知らせします。

シナモンセッジは、13時12分~刈谷ハイウエイオアシスオープンテラス前ステージとなります。

当日会場にお越し頂ける皆様、どうぞくれぐれもお気をつけてお出かけ下さいませ。


東日本大震災 チャリティコンサート in 刈谷ハイウエイオアシス

2011年04月06日 | ライブ
来たる4月10日(日)東日本大震災 チャリティコンサートが行われることが決定し、洋楽ユニット「シナモンセッジ」として出演させて頂ける事になりました。

「できることをするということ」をスローガンに、先月行われた西三河フォークジャンボリー実行委員会の皆さんが企画されたものです。

今の私にできること。
歌うことによって、義援という形に変えて被災者の皆さんにほんの少しでもその心が届けばと思い参加させて頂きます。
どうぞ宜しくお願い致します。

尚、前回のフォークジャンボリーではアコースティックギターで音を奏でて頂きましたが、今回はピアノの旋律に乗せて洋楽を2曲、そしてもう1曲は私、風香でオリジナルソング、

   万葉歌「祈り」

を初披露するつもりです。

今回、キーボードを担当してくれるのは凛音(りんね)さんです。流れるような優しい旋律で洋楽2曲を弾いて下さいますので、ピアノの音にも是非ご注目下さい。

「祈り」の楽曲につきましては、現在奈良県で取り組ませて頂いているプロジェクトの中で産み出された作品です。
作詞、作曲は私、風香が、そしてアレンジ、ピアノ、ドラム、シンセサイザーは全てプロミュージシャンの皆様によるものです。
歌詞に込めた1300年前のいにしえ人の祈りの姿は、今の日本の姿と重なる気がして、今回DVD発売前なのですが、プロジェクトのトップの方に主旨をお話させて頂きましたところ快諾して下さり、今回ご披露させて頂けることになりました。M氏に改めて御礼申し上げます。ありがとうございます。

被災者のみなさまに直接届けられなくても、きっと歌を通じた心はお届けできると信じています。
ご一緒させて頂く地元アーティストの方々と共に歌の力を信じて。「 Pray for Japan 」

どうぞ一人でも多くの方が足を運んで下さいますように。


         東日本大震災 チャリティコンサート in 刈谷ハイウエイオアシス

      ~オープンテラスステージ~
  11:00 チュウさん
  11:30 中村宣雄
  12:00 森岡浩一
  12:30 こばたく
  13:00 シナモンセッジ

       ♪演奏予定曲目♪
          洋楽カバー ♪イエスタディワンスモア(カーペンターズ)
                ♪チキチータ(アバ)
          
          万葉歌   ♪「祈り」(風香)


  13:30 太一
  14:00 村松愛子
  14:30 MASATO
  15:00 MONKEY UKE せいいち
  15:30 風車

      ~オアシスステージ~
  11:00 刈谷市民吹奏楽団
  11:40 フォーク・コンプレックス
  12:10 Love Bank
  12:40 ひつまぶし7
  13:10 Team Yatto 亀
  13:40 Kariyars
  14:10 チャノミューズ
  14:40 じんじろ橋
  15:10 みなみ風






万葉歌と語り

2010年11月17日 | ライブ
それは4年前のこと。
「万葉歌」を作り始めて、初ライブに向けた準備をしているときのことです。
原稿を考える中でふと疑問に思いました。
歌うだけでなくどう表現したら皆さんに万葉歌を、そして歌に込めた自分の気持ちも伝えられるのだろうと。

そもそも万葉歌をはじめたきっかけは、その歴史的背景が好きなことでした。
ブログ副題にも書いてある通り、主として孝徳朝~持統朝を得意としています。
その歴史の中には、いにしえ人の思いも史実と共に生きていました。
万葉集にはそんないにしえ人の心が言霊(ことだま)となって生きていたのです。
それを現代に表現するひとつの手段として万葉歌との出会いがありました。
色々と考えた末、その歴史的背景をも含めて万葉歌を聞いて頂けたらどうだろうと思い、語りを取り入れることにしました。
その語りは、かの有名な大津皇子の悲劇の物語を取り入れ、自分の書いた原稿を必死で暗記したのを今でも鮮明に覚えています。

こうして初ライブで取り入れた語りは、今もずっと貫き続けている「とこおとめ」のライブ姿勢です。

今回広島でのライブについては、事前に先方様から「語り」のご依頼を頂きました。
初ライブから貫き通している姿勢が、ようやく一つの形として認知されたようでほんとに嬉しかったです。
素晴らしい機会を頂きましたこと、改めて御礼申し上げます。
そして耳を傾けて下さった皆様にただただ深く感謝しております。

そうはいっても、まだまだ未熟。
もっともっと歴史的背景も勉強させて頂きながら、今後更なる作品にもその姿勢を貫き通していきますので、どうぞ温かく見守って下さいませ。

というわけで、今回広島ライブ報告で書いた内容を早速youtubeにアップして下さいましたので、どうぞお楽しみ下さい(笑)
私と祐香がちらちらと左斜め前に送る視線の先には、万の字の灯火が点る予定の保野山があります。
そしてとこおとめのテーマ曲をよくご存知の方は、私が間違えている歌詞が丸分かりでございます。そちらも耳を澄ましてお楽しみ下さい(笑)
後半語りをしながら、キーが高音になる瞬間があります。万葉火点火を発見した瞬間です(笑)(きた~♪)

しかし、語りの内容については決して笑いのある内容でない事を、遣新羅使人に代わりまして口添えさせていただきます(笑)

またyoutubeアップに関わる制限上、語り部分と万葉歌部分と2部に分けてアップしてあります。

みなさん、ありがとう!


嘆きの霧(語り編) / とこおとめ



嘆きの霧(歌編) / とこおとめ