昨年、異例の大ヒットで話題となった
『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』
(呉座勇一 著 2016年 中央公論新社 刊)
図書館で予約していたのですが、
ようやく順番がまわってきました。
「地味すぎる大乱」
「ズルズル11年」「スター不在」「勝者なし」
「知名度はバツグンなだけにかえって残念」
自虐コピーが光ります。
言われてみれば、
「応仁の乱」って名前だけはやけに有名ですが、
(数ある「~の乱」の中でも言いやすく覚えやすい、
グッドネーミングだと思います。)
内容については、
京都を焼け野原にしたってコトぐらいしか知りません。
そこを上手くついた広告戦略がヒットの要因でしょう。
読んでみましたが、
多すぎる登場人物に、
同じ苗字で敵味方、
挙句の果てに途中で名前を改名したりと
読むのに苦労させられました。
(ま、それが実際の話なんで仕方がないんですが。)
本自体はたいへん解りやすく書かれており、
応仁の乱やその背景までよく知るコトができました。
(ヒトに説明できそうにありませんが)
もう一度、ノートに関係性を書きとめながら読めば
より理解できそうな気がします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます