![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/6e/d2d989c86796ce1b903320a2f08872b5.jpg)
昭和49年(1974年)秋に日本に上陸し、
翌年に掛けて大ブームを巻き起こしたゲイラカイト。
それまで凧と言えば、お正月の風物詩として
角型や奴凧(やっこだこ)なんかの和凧が主流だったのですが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/63/c23b1a11fb48ea3f10b2c70b9cfe0c88.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/3c/9b2ceae965613ad92abc70b5ce246ee4.jpg)
これがなかなか上手く揚がりません。
(新聞紙で足を付け足したり、バランスを取った覚えが)
そんなときアメリカから外来種のゲイラカイトが上陸しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/51/0ec7106ef0b61424f49298d754602863.jpg)
これはアメリカのゲイラ社の製品で発明者のフランシス・ロガロさんは、
NASAの前身であるNACA(アメリカ航空諮問委員会)のご出身。
(NACAと言えばNACAダクトですね)
日本の発売元はAG社(現プリヴェAG)で
「ヒューストンからやって来たスゴイ凧、ゲイラカイト」と宣伝されました。
あっという間に日本の空を外来種のゲイラカイトが埋め尽くすコトに。
(発売開始後、半年で60万枚以上も売れたとか)
三角形のビニールとプラスチックの骨組みで出来たゲイラカイト。
これが面白いほど簡単に、そして高く舞い揚がります。
附属のタコ糸ではすぐに足りなくなり、市販のモノを継ぎ足したりして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/a9/7027bb730e00c03a71aea1efcfaeeb5f.jpg)
米粒ほどの大きさに見えるほど高く揚がりました。
リールのとかありましたね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/3a/c20b20492fa4ebd091544a84461517c8.jpg)
ボクの持っていたのは一番メジャーなデザインの
スカイスパイ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/de/ee0011633b84bf398ebaa81b7dc85364.jpg)
いかにもアメリカンなデザインが素敵です。
兄は黒い翼が印象的なムーンバット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/a3/3ef81d71030f04b655c03e950ae7d088.jpg)
昔は鼻(真ん中のビラビラ)が黄色だったと思うんですが。
今もゲイラカイトの購入は可能で
現在は株式会社あおぞらが輸入販売をされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/1a/bbbf7c613e2ed6b4b57ad19059ba4c9a.jpg)
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