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『猟奇的な彼女』 2001年 韓国

2018年01月23日 | 映画

2001年の韓国映画『猟奇的な彼女』を見ました。

タイトルの「猟奇的な」って言葉にやられました。

「猟奇的」って「猟奇殺人」なんかでよく耳にする言葉ですが、
正直、正確な意味はよくわかっていませんでした。
顔を背けたくなる怖いイメージはあるんですが。

『猟奇』
「奇怪・異常なものに強く興味をひかれ、それを探し求めること」
(小学館「デジタル大辞泉」より)

『猟奇殺人』
「一般的に通常の殺人に比較して、常識を逸している異常な殺人」
(「ピクシブ百科事典」より)

ようするに身体を切り刻んだり、同じ人間として信じられないような
酷い殺し方をするコトのようです。
真っ先に思い浮かんだのが
『羊たちの沈黙』(1991年米)のレクター博士です。


そんな「猟奇的な」って言葉で表現される「彼女」って一体、どんな「彼女」なのか
見たところ怖い映画ではなさそうですが、とても気になっていました。

で、公開から16年経った昨年末、ようやく見る機会に恵まれました。


韓国のドラマや映画って、どうも見る気にならず
これまで見たコトがなかったのですが、
これがとても面白かったです。





























「彼女」は気が強く、暴力もいとわない性格で
主人公のキョヌが恐れおののくのも頷けます。
が、同時に正義感が強く愛すべき女性でもあります。

物語が進むにつれ、彼女の行動が少しずつ理解できるようになり、
最後は感動できるとてもいい映画でした。

主人公のキョヌ(チャ・テヒョン)の顔が知り合いに似てたので

それが可笑しくて、なかなか物語に集中できませんでしたが。

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