ナデシコ科、Caryphyllaceae、コリジオラ属、
学名:Corrigiola litoralis、
英名:Strapwort、、葡名:Erva-pombinha、
2014年11月12日、16日、2016年11月17日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2015年1月24日、10月29日、2016年2月17日、2017年11月19日、コスタ・アズール地方で、2009年6月21日、2016年9月25日、ベイラ地方で、2015年12月23日、アルガルベ地方で撮影、
コリジオラ・リトラリス Corrigiola litoralis の花。表示名は学名の音読み。花の直径は2mmほどと極小。肉眼ではなかなか確認できない。デジカメで撮って初めて5弁花だと確認できたほど。
顎弁も5枚、雄蕊は5本。花弁は淡い緑から白で、額片は赤く染まる。
草丈は10cmほど。匍匐して横に30~40cmほど広がる。
ポルトガルでは花の少ない11月、キノコ観察で森に入り、その開けた草地で発見。学名の Corrigiola は(紐)、litoralis は(沿岸)の意。
コリジオラ・リトラリス Corrigiola litoralis でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語で「紐状の」の意。種小名は「海浜性の」の意。
コリジオラ・リトラリスはナデシコ科の1年草である。本種は、学名に示されているように自生の見られる野草である。草丈は10㎝程度であるが、茎は赤味を帯びており、地を横走しマット状に広まりを見せる。葉は、楕円状で、縁部は全縁、先端部は円頭、基部では幾分葉柄状に狭まり茎に対生する。6~10月頃、茎頂並びに枝先に散形花序を出し、径2㎜程度で5弁の白花を多数付ける。萼片は桃赤色であるので、蕾時には赤く見える。萼片は5個、雄蕊も5個、雌蕊は1個。花後には長さ1~2㎜程度の蒴果をつけ、完熟すると割れて種子を放出する。本種は北米並びにオーストラリアでは帰化状態にある。(GKZ植物事典より)