The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ボラゴ・オフィキナリス Borago officinalis

2016-01-31 10:44:36 | ポルトガル花のある風景

今年もやっと咲き始めたボラゴ。花を正面から見ると羊の顔に見えることからついた名前。古い教会の下に群れていた。これはサラダなどで食べられるそうだ。リスボンの土曜市の屋台で売っていた。

きれいなブルーの花はどんな味がするのか、今度たべてみよう。

 

ボラゴ・オフィキナリス Borago officinalis

ムラサキ科、ルリジサ属、地中海沿岸地方原産の1年草

学名:Borago officinalis、和名:ルリジサ、別名:ボリジ、英名:Borage、葡名:Borragem、

2016年1月29日、ポルトガル コスタ・アズール地方で撮影

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サルビア・ベルベナカ  Salvia verbenaca

2016-01-30 11:09:07 | ポルトガル花のある風景

今年は元旦そうそう雨が降り、それから毎日の様に天気が悪く、晴れ間が待ちどうしくてしかたがない一月だった。そして昨日29日、天気予報では全国的に雨のはずが、朝から真っ青な青空、雲ひとつない。それっとばかりに野の花観察に出かけた。大西洋に突き出たこの地では風が強く、どうなることかと心配したが、しだいに風もやみ、暑くさえなってきた。教会の後ろには白い礼拝堂が断崖ぎりぎりに建ち、はるか下の大西洋で操業している漁船から礼拝ができる。断崖の上ではサルビア・ベルベナカが青い花を咲かせ始めていた。まだ咲き始めで瑞々しく新鮮な花だ。

 

サルビア・ベルベナカ  Salvia verbenaca

シソ科、アキギリ(サルビア)属、地中海沿岸地域原産の多年草

学名:Salvia verbenaca、和名:ミナトタムラソウ(港田村草)、野生のセージ、

英名:Wild Clary、Wild Sage、葡名:Erva-crista、Salva-dos-caminhos
2016年1月29日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

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グラジオラス・イリリクス Gladiolus illyricus

2016-01-29 09:26:21 | ポルトガル花のある風景

麦畑の中に咲くグラジオラス。この近くには大きな風車がひとつ残っていて、その脇にカフェができた。その店で焼いたパンも売っていて、通りかかったときは休憩してパンを買っていた。でも一年もしないうちに閉店した。何があったのか分らないが、残念なことだ。今でも時々前を通るのだが、そのたびにどんとそびえる風車とカフェを見上げてため息をつく。

 

グラジオラス・イリリクスGladiolus illyricus

アヤメ科、グラジオラス属、地中海沿岸地方原産の球根植物、

学名:Gladiolus illyricus、和名:野生のグラジオラス、

英名: Wild Gladiolus、葡名: Espadana-dos-montes 、

2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影

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グラウシウム・フラヴム Glaucium flavum

2016-01-28 11:24:14 | ポルトガル花のある風景

1月に入ってセトゥーバルは雨続き、ポルトガルは夏は乾季で冬が雨季なので仕方がないが、それにしても今年は雨が多い。ここから見える白砂のビーチにも当然の事ながら人影は全く見えない。こんな日は、ビーチが人々で賑わう夏が待ち遠しくなる。

ポルトガルでは4月になると晴天続きで、ビーチに人々が集まり始める。5月の週末はかなりの人々でビーチが埋まる。ピクニック気分で飲食し、パラソルの下で甲羅干し。時々、トップレスの女性やヌーディストの男性が寝転がっているから、目のやり場に困る。そんなビーチの草むらに異様な姿のツノゲシが咲いていた。

 

グラウシウム・フラヴム Glaucium flavum

ケシ科、ツノゲシ属、地中海沿岸地域原産の多年草、薬用植物、

学名:Glaucium flavum 、和名・ツノゲシ(角芥子)、英名:Yellow Hornpoppy、

2014年7月3日、ポルトガル・コスタ・アズール地方で撮影

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マトリカリア・レクティータ Matricaria recutita

2016-01-27 11:07:31 | ポルトガル花のある風景

サグレス岬の近くに巨石時代(紀元前4000年~2500年)のクロムレック(円形石柱群)の中心であったメンヒル(巨大石柱)が道端にひとつだけ立っている。ずっと手前にもひとつ、転がっていた。他の地域のクロムレックは花崗岩でできているが、ここのは大理石だ。形も他のメンヒルとは少し異なっている。そしてクロムレックが石ひとつだけというのはありえない。現在は周りは畑、そして別荘がいくつも建っている。ひょっとして、その他の石は建築材料に使われてしまったのではないだろうか。

昨年のクリスマスは南のアルガルベ地方で過した。セトゥーバルに比べて、春は一足早く来ていて、マトリカリア・レクティータがアルメンドレスの周りに白い花を咲かせていた。

 

マトリカリア・レクティータ Matricaria recutita

キク科、シカギク(メトリカリア)属、耐寒性1年草 、薬用植物、

ヨーロッパから西アジアにかけて分布、

学名:Matricaria recutita、和名:カモミール、カミツレ(加密列)、

英名:German Chamomile、葡名:Camomila-vulgar

2015年12月22日、ポルトガル、アルガルヴェ地方で撮影

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シスタンシェ・フェリパエア  Cistanche phelypaea

2016-01-26 09:45:56 | ポルトガル花のある風景

 

セトゥーバルの対岸にあるカランケージョ村には小さな漁港、というより船着場がある。ちょうど引き潮で港全体が干上がっていた。一面に泥の海が広がり、セトゥーバルでは見られない風景に驚いた。泥の縁に奇妙な花、シスタンシェ・フェリパエアが咲いていた。船着場の入り口で、なにか異様な声がさきほどから聞こえていた。その声にひきつけられるように近づいていくと、コンクリート製の小屋にたどり着いた。そこでは獲ってきたばかりの魚の競りをやっている最中だった。競売人が競売用の独特の節回しで叫び、購買者が数人で競り落としていた。こんな場所を見るのは初めてだったので、あつかましく中に入ったが、拒否もされなかったので、お終いまでずっと見ていた。競り物は小型のカレーと舌平目、モンゴイカ、それに鰻が数匹。

鰻はこの村の名物料理だ。といってもすこぶる簡単な料理。鰻をぶつぎりにしてジャガイモやトマトなどと一緒に煮込んだ鍋料理。近くの食堂で食べたが、硬くて少し泥臭くて、あまり美味しくなかった。

 

シスタンシェ・フェリパエア Cistanche phelypaea

ハマウツボ科、ニクジュヨウ属、寄生植物、地中海沿岸地域原産、浜辺の湿地帯に生育

2014年4月21日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

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フマリア・カプレオラタ Fumaria capreolata

2016-01-25 10:36:20 | ポルトガルの野の花

ケシ(ケマンソウ)科、フマリア(カラクサケマン)属、南部ヨーロッパ原産、半つる性の越年草、

学名:Fumaria capreolata、和名:ニセカラクサケマン(偽唐草華鬘)、ホワイトランピングヒューミトリー、

英名:White Ramping-Fumitory、葡名:Fumaria-blanca、

2008年4月、2014年8月19日、2015年5月7日、2016年1月24日、ポルトガル、エストレマドーラ地方、コスタアズール地方、アレンテージョ地方で撮影

 

フマリア・カプレオラタ Fumaria capreolata の花。

 

つる性の草の先に優しい花が風にゆれる。

 

葉は多数の小葉に分かれる。

 

花は総状花序につき、白かクリーム色で先端が暗赤色。

 

フマリア・オフィキナリス Fumaria officinalis に比べるとあまり見かけないがこの場所では群生していた。

 

花の長さは1センチほど。それがいくつか連なって。

 

植物体に含まれるアルカロイドを利用するため栽培されることがあるとか。

 

茎は斜上し、途中で分岐し、葉の軸で他物に巻きつき半つる性となり、1mほどに枝を延ばす。

 

森の中に咲くフマリア・カプレオラタ Fumaria capreolata でした。   

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エロディウム・レベリイ Erodium lebelii

2016-01-24 10:48:18 | ポルトガルの野の花

フウロソウ科、エロディウム属、地中海沿岸地域原産、多年草、

学名:Erodium lebelii、英名:Sticky Stork’s-bill

2014年4月10日、2015年1月12日、2016年1月15日、16日、19日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

エロディウム・レベリイ Erodium lebelii の花。

 

花の直径は1cmほど。

 

雄蕊は5つ、殆ど白色の花弁は5枚、淡い桃色の線が3本、葉脈状にある。

 

草丈5~30センチほど。花茎には毛がある。

 

ポルトガルでも未だ寒い1月に開花している。

 

まばらに咲いていて、群生を撮ることはできない。

 

葉はイタリアンパセリの様で、切れ込みがあり、対生。英名の Sticky Stork’s-bill はコウノトリのくちばし。種の鞘が尖ってコウノトリのくちばしに似ていることから。Sticky はねばねばしているの意。

 

耐寒性は強い。

 

エロディウム・レベリイ Erodium lebelii でした。

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ペルシカリア・カピタタ Persicaria capitata

2016-01-23 14:52:55 | ポルトガルの野の花

タデ科、タデ属、ヒマラヤ原産の多年草、

学名:Persicaria capitata、

和名:ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)、別名:カンイタドリ、ポリゴナム

英名:pink knotweed, Japanese knotweed or pink bubble persicaria、

西名:Polygonum capitatum、

2013年11月13日、ポルトガル、バイラーダ地方で、2016年1月20日、コスタ・アズール地方で撮影

 

日本にはロックガーデン用として明治時代に導入された多年草。

 

花はピンク色で、小さい花が球状に集まった金平糖のような形をしている。

 

花期は5月頃から秋にかけてであるが、真夏には花が途絶える。

 

ポルトガルでは真冬の1月に開花を確認、撮影をしている。

 

冬季には降霜すると地上部が枯死するが、地面が凍結しない限り翌年には新芽が成長する。花は小花が球形にまとまっており、内部には種子が成熟する。

 

葉にはV字形の斑紋があり、秋には紅葉する。

 

茎は匍匐(ほふく)性。1株でおよそ直径50cmほどに広がる。性質が丈夫であるためグラウンドカバーとしても用いられる。

 

種子や株分け、挿し木などで容易に繁殖が可能なほとんど手のかからない植物であるため、空き地や道端などで雑草化もしている。

 

近縁に白い花のツルソバ(蔓蕎麦)がある。花も葉もソバ(蕎麦)に似ていることからの命名。

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エリカ・ウンベラタ  Erica umbellata

2016-01-22 11:48:28 | ポルトガル花のある風景

エリカ属には700種があると言われるが、そのうちの9割が南アフリカ原産、残りの70種程度がアフリカの他の地域や地中海地方、ヨーロッパ原産であるという。エリカ・ウンベラダは地中海沿岸地域原産で、身近に見られる。と言っても、高山でしか見たことがない。氷河時代に運ばれてきた岩山にしがみつくように花を咲かせていた。

 

エリカ・ウンベラタ Erica umbellata

ツツジ科、エリカ属、地中海沿岸地域原産の常緑低木、

学名:Erica umbellata、和名:エリカ・ウンベラタ、葡名:Queiro、Torga、

2015年6月13日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影

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セラピアス・リングア Serapias lingua

2016-01-21 09:03:23 | ポルトガル花のある風景

元農場だったであろう広大な草原があちこちにある。そういったところには崩れかけた農家が残っていて、廃墟になっている。遠くでチリンチリンと鈴の音が聞こえ、50頭ほどの羊が姿を現わす。杖を持った羊飼いが後ろの方から歩いてくる。携帯電話を持って。彼らには必需品だ。傍らには犬が寄り添っている。以前にアレンテージョで見かけた牧羊犬は羊飼いの口笛に従って羊の群れを上手にまとめていた。この頃の牧羊犬は羊飼いの側にいるだけのペットになっている。

 

セラピアス・リングア Serapias lingua

ラン科、セラピアス属、地中海沿岸地域原産の多年草、

学名:Serapias lingua、異名:Serapias pseudo-cordigera; Serapiastrum lingua

和名:セラピアス・リングア、英名:Tongue Orchid、葡名:Erva-língua-maior、

2014年4月20日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

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パパウェル・ロエアス Papaver rhoeas

2016-01-20 17:59:52 | ポルトガル花のある風景

クルマで1時間あまり走ったところにアラブの城跡とその後に立てられた教会が残っている。アラブの城はもうすっかり廃墟で壁の一部が残っているだけ。そして教会も今は使われていない。でも春になると回りの野原には野の花が咲き乱れ、みごとな花園になる。

 

パパウェル・ロエアス Papaver rhoeas

ケシ科、ケシ属、南ヨーロッパ原産の1年草 、薬用植物、

学名:Papaver rhoeas、和名:ヒナゲシ(雛芥子)、グビジンソウ(虞美人草)、

英名:Corn Poppy、葡名:Papoila、生薬名:レイシュンカ(麗春花)

2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影

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オキザリス・ペス・カプラエ Oxalis pes caprae

2016-01-19 09:13:40 | ポルトガル花のある風景

 

日本から冬にポルトガルに戻ってくると、羽田もミュンヘンも寒々とした空港風景だが、リスボン空港は黄色く温かい色に染まっていた。オキザリスが一面に咲いていた。やっぱり南の国なんだと感激する瞬間だ。いつも行く山の登り口にも、オリーヴの古木の間が黄色い絨毯で敷き詰められていた。

 

オキザリス・ペス・カプラエ Oxalis pes caprae

カタバミ科、カタバミ属、南アフリカ、ケープ地方原産の球根多年草、

学名:Oxalis pes caprae、和名:オオキバナカタバミ(大黄花酢漿草)、

英名:Bermuda Buttercup、African Wood-sorrel, Bermuda Sorrel、Buttercup oxalis, Cape sorrel, English weed, Goat's-foot, Sourgrass, Soursob 、Soursop; 葡名:Azedas、

2016年1月15日、ポルトガル コスタ・アズール地方で撮影

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ヴィオラ・ペルシシフォリア Viola persicifolia

2016-01-18 09:29:07 | ポルトガル花のある風景

南のアルガルベは真冬でも観光客が短パンにTシャツ一枚という真夏の服装でかっぽしている。ドイツやイギリスなど寒い国からやって来た人々で、雪の積もっている寒い母国に比べるとまるで天国だろう。格安飛行機やあるいはキャンピングカーでやってくる。サグレス岬の無料駐車場はキャンピングカーのたまり場になっている。中には簡単なソーラー設備を付けて、長期滞在をしている人もいるようだ。

 

ヴィオラ・ペルシシフォリアViola persicifolia

スミレ科、ヴィオラ(ヴィオラ)属、北部、中央ヨーロッパ及び北アジアに分布

学名:Viola persicifolia、和名:モモバスミレ(桃葉菫)、英名:Fen Violet、仏名:Violette a feuilles de pecher、

2015年12月24日、ポルトガル、アルガルベ地方で撮影

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ヘデラ・アゾリカ・カリエール Hedera azorica carriere

2016-01-17 08:35:44 | ポルトガル花のある風景

赤い花はノウゼンカズラ。このところの陽気で秋に続いてまたもや咲き誇っている。それを席巻するが如くアソーレス原産の蔦、ヘデラ・アゾリカ・カリエール Hedera azorica carriereも負けじと黄色い花を付け垣根でせめぎ合いが行われている。

 

ヘデラ・アゾリカ・カリエール Hedera azorica carriere

ウコギ科、キズタ(木蔦)属、アソーレス諸島原産の固有種、常緑多年草、木体姓蔓植物、

学名:Hedera azorica carriere、英名:Azorean Ivy、葡名:Hera-dos-Açores、

2015年12月5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

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