The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

アナキクルス・ラディアツス Anacyclus radiatus

2017-12-31 09:01:38 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、アナキクルス属、

学名:Anacyclus radiatus、英名:Gelber Bertram、Yellow Abacyclus、

葡名:Pão-posto、Pão-bem-posto、Pimposo、Pimposto-branco、

2015年6月13日、ポルトガル、ベイラ地方で、2014年6月12日、21日、7月3日、17日、30日、2015年7月19日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

アナキクルス・ラディアツス Anacyclus radiatus の花。表示名は学名の音読み。

 

花の直径は3センチほど。

 

6月から8月開花。荒地などに自生。

 

舌状花は丸く10枚から15枚ほど、先端は切れ込む。筒状花は丸く盛り上がる。

 

草丈は30センチから70センチほど。または枝別れし匍匐し横に広がる。

 

額片は平たく、額、茎、葉は毛深い。

 

葉は小さく多肉で羽状に切れ込み、対生。

 

種小名の radiatus=radiate=radiata=radiation=radioactive/ラディエイト/ラディエィション英語で放射する、放射、放射性の。

 

アナキクルス・ラディアツス Anacyclus radiatus でした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の「音読みから。属名は、ギリシャ語のAnanthocyclusからの短縮形で、a(否・無・欠)とanthos(=花)とkuklos(輪)の合成語となっている。種小名は「放射状の」の意。

アナキクルス・ラディアタスはキク科の1年草である。草丈は30~70㎝程度となる。茎は基部で分枝をし、枝は斜上しやがて立ち上がる。茎は赤味を帯びており、周囲には白色の細毛が密生する。葉身全体は長楕円形であるが、奇数羽状複葉状になり、更に、各裂片も羽状複葉状と化し、小裂片はほぼ線状となる。葉柄には茎同様に白色の細毛が密生する。葉は茎に互生する。4~8月頃、茎頂並びに枝先に径3㎝程度の黄花をつける。舌状花の数は10~15個程度で、先端部は浅裂する。中央の筒状花は幾分盛り上がる。 アナキクルス・ラディアタス GKZ植物事典より 

 

ポルトガルの野の花もくじ

 

アナキクルス・ラディアツス  Anacyclus radiatus  (1) へ

 

 

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オリガヌム・ヴルガレ Origanum vulgare

2017-12-30 09:22:12 | ポルトガルの野の花

シソ科、Lamiaceae、ハナハッカ属、地中海沿岸地域原産、多年草、

学名:Origanum vulgare、和名:ハナハッカ(花薄荷)、

英名:Oregano、Wild Majoram、葡名:Orégano、Orégão、

2014年6月12日、2016年6月5日、9日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

オリガヌム・ヴルガレ Origanum vulgare の花。表示名は学名の音読み。

 

属名の Origanum はギリシャ語で「山の喜び」を意味する。大半は地中海気候で育ち、米国北東部に自生する。

 

高さは60cmから90cm。茎は柔らかく枝分かれしていてかつ毛深い。葉は概ね卵形で、表面が滑らかなものと毛が生えたものに分かれる。夏から秋にかけて、白、赤紫色の花を咲かせる。

 

花色は多くの品種ではピンクだが、一部の品種では白色。生育には、やや乾燥気味の気候が適する。園芸植物としても好まれる。

 

ハナハッカ属の中では最も認知度の高い種で、カルバクロールという化合物を含有した精油が成分の一つにあり、樟脳に似た特有の香りを発する。植物そのものよりも発する香りをオレガノと呼称することが多い。オレガノを材料とした茶は消化の促進を助けると考えられ、薬屋の棚に多く陳列していた。

 

料理には、O. vulgare の葉は、ほろ苦い清涼感があるため、生もしくは乾燥させて香辛料として使われる。生葉よりも乾燥させたほうが香りが立ち、トマトやチーズと相性が良い。主にイタリア料理、メキシコ料理などで使われる。俗にピザのスパイスと呼ばれるものはオレガノが主成分であることが多い。

 

花はポプリの材料として利用される。スウェーデン山地の農民が、酸味を防ぎ、アルコール度を高める為に、エール(ビールの一種)にオレガノを付加したという記述が、ジョン・ライトフットの手記に記されている。

 

薬用として駆風薬、頭痛薬として利用される他、消化促進、呼吸器系、歯痛や毒グモに噛まれた時の解毒薬、治療薬として用いられた。しかし、現在は薬用として用いられる事はほとんど無い。(Wikipediaより)

 

オリガヌム・ヴルガレ Origanum vulgare でした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は開花時に芳香を放つことからか。属名は、ギリシャ語のoros(=山)とgnos(=喜び、素敵なもの)の合成語から。種小名は「普通の」の意。

オレガノは和名をハナハッカとしても知られるシソ科の宿根草である。草丈は60~80㎝程度。茎は直立し有毛。葉は広卵形で全縁。5~7月頃に円錐状の花穂を見せる。花色は、白またはピンクで、開花期には芳香がより一層強くなる。西洋社会では重要なハーブの一種であり、特に、イタリア料理のピッツアやパスタには欠かせない存在である。用法は乾燥葉を用いる。また、生葉はサラダや薬味としても用いる。さらに、入浴剤としても用いられる。日本への渡来時期不詳。 オリガヌム・ヴルガレ GKZ植物事典より 

 

ポルトガルの野の花もくじ

 

オリガヌム・ヴルガレ  Origanum vulgare  (1) へ

 

 

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ヒルスキフェルディア・インカナ Hirschfeldia incana

2017-12-29 21:18:27 | ポルトガルの野の花

アブラナ科、Brassicaceae、ダイコンモドキ(ヒルスキフェルディア)属、地中海沿岸地域原産、

学名:Hirschfeldia incana、和名:アレチガラシ(荒地辛子)、別名:ダイコンモドキ、ダテガラシ(伊達辛子)、

英名:Greek Mustard、Summer Mustard、Wild Mustard、Shortpod Mustard、Buchanweed、Hoary Mustard、Mediterranean Mustard、葡名:Roqueta bastarda、

2014年4月25日、2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2014年5月4日、2016年6月5日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ヒルスキフェルディア・インカナ Hirschfeldia incana の花。表示名は学名の音読み。

 

花の直径は2センチほど。

 

草丈は1メートル以上にもなる。

 

枝分かれし大きく広がる。

 

種子は長角果。果実は無毛。

 

種小名の incana=incanum=incanus ラテン語で、白のような明るい灰色、白に近い灰色の毛で覆われたの意。下部の葉柄や茎には少し毛が生えている。額片は披針形で少し毛が生えている。濃い紫は エキウム・プランタギネウム Echium plantagineum

 

 

 

 ヒルスキフェルディア・インカナ Hirschfeldia incana でした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、外来種であり、葉姿がダイコンによく似ていることから。属名は、18世紀ドイツ人哲学者・園芸家のChristan Cay Hirschfieldへの献名種小名は「灰白色の」の意。

ダイコンモドキはアブラナ科の一年草である。草丈は1m程度となり、上部で良く分枝をする。根出葉は長さ1~4㎝程度の葉柄の先につき、長さ4~22㎝、幅1.5~6㎝程度の卵形で、裏面は白色を帯びる。茎葉は楕円形となり、上方に上がるほど小さくなる。4~11月頃、枝先に総状花序を出し、径2㎝程度で4弁の花をつける。花後には、長さ1~1.5㎝程度の長角果をつける。本種は、地中海沿岸地方原産種であるが、今日、南北両アメリカ・南アフリカ・オーストラリア・ニュージーランド・太平洋諸島等では帰化状態にある。アジア地域では、我が国で帰化状態として定着を見ている。 ヒルスキフェルディア・インカーナ GKZ植物事典より 

 

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ヒルスキフェルディア・インカナ  Hirschfeldia incana (1) へ

 

 

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ヴェルベナ・スピナ Verbena supina

2017-12-28 09:02:09 | ポルトガルの野の花

クマツズラ科、Verbenaceae、クマツズラ属、地中海沿岸地域原産、多年草、

学名:Verbena supina、和名:ヴァーベナ・スピナ、英名:Verbena Rastrera、Verbena Gris、Trailing verbena、

2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、

 

ヴェルベナ・スピナ Verbena supina の花。表示名は学名の音読み。

 

属名の verbena はラテン語で、神聖な sacred、holy 植物。もう一説にはラテン語で、多くの葉が茂る枝、葉が多い枝 leafy branch の意。

 

高さは、芝のように地面を這うものから1mを超すものまである。

 

葉はたいてい単葉で対生し、細かく裂けるものもある。

 

花は小型で、花弁は5裂する。色は白、ピンク、紫、青など。総状花序になる。

 

耐寒性のものは数種しかなく、多くは非耐寒性であるが、耐霜性の種では最低マイナス10度までの温度低下に耐えられる。

 

大部分はアメリカ大陸の熱帯から温帯地方に分布し、一部は南ヨーロッパ、アジアなど、ユーラシア大陸などに自生する。

 

アレンテージョ地方の古城の空き地に自生。花は小さく、まったく目立たなかったが、写真に撮って初めて可愛らしい花だと分った。

 

ヴェルベナ・スピナ Verbena supina でした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名は「神聖な枝」の意。種小名は「伏臥した」の意。

バーベナ・スピナはクマツヅラ科の多年草である。茎は伏臥から斜上し、良く分枝をする。草丈は50㎝程度までとなる。茎には稜がある。葉は長さ4㎝、幅6㎜程度の卵形で、茎に密着して対生する。4~6月頃、枝先に集散花序を出し、径3~5㎜程度で桃紫色の筒状小花をつける。花冠は5裂し、花冠喉部は白色となる。 バーベナ・スピナ GKZ植物事典より 

 

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アステル・スクアマツス Aster squamatus

2017-12-27 16:24:02 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、シオン属、

学名:Aster squamatus、英名:Annual saltmarsh-aster、Narrow leaved aster、

葡名:Estrela-comum、Mata-jornaleiros、

2016年10月23日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

アステル・スクアマツス Aster squamatus の花。表示名は学名の音読み。

 

花の直径は3ミリほど。

 

額片は細長く、先端は赤紫をおびる。

 

葉は小さく細く、長楕円形、先端が尖る。

 

細く硬い茎は紫色をおびることもあり、よく枝分かれし、草丈は1メートルほどにもなる。

 

花後はタンポポ状の綿毛になる。

 

多少湿り気のある荒地などに群生している。

 

宅地開発されてもう10数年いじょうにもなる分譲地は今後も売れる様子はなく、私たちの絶好の観察地だ。

 

アステル・スクアマツス Aster squamatus でした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシャ語aster(=星)を語源としている。頭状花が放射状であることから。種小名は、「鱗片のある」の意。

アステル・スクアマタスはキク科の1年草である。本種は、概して日当たりの良い荒れ地や草地を好んで自生する。地下にしっかりとした直根を持ち、茎は無毛で直立し、上部で分枝をする。草丈は30~100㎝程度となる。葉は長さ14~15㎝、幅1.5~2㎝程度の狭披針形で、縁部は全縁、先端部は尖り、茎に互生する。茎同様に葉も無毛である。開花時期は春~秋で、茎頂に円錐花序を出し、径3㎜程度で白色の舌状花を持った小花を多数つける。舌状花弁数は30個前後となる。花を支える萼片の先端部は紫色を帯びる。花後には長さ3~4.5㎝程度で白色の冠毛を持った痩果をつける。痩果は、長さ1~2㎜程度の長楕円形となる。本種は、本来南米原産種であるが、地中海沿岸地方やアフリカ大陸では帰化状態にある。本種は、種子繁殖であるが、一度侵入すると完全に撤去するのは困難と言われている。 アステル・スクアマタス GKZ植物事典より 

             

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サキシフラガ・グラヌラタ Saxifraga granulata

2017-12-26 08:59:21 | ポルトガルの野の花

ユキノシタ科、Saxifragaceae、ユキノシタ属、ヨーロッパ原産、多年草、

学名:Saxifraga granulata、

英名:Meadow Saxifrage、Fair maids of France、Mountain rocket、西名:Saxifraga blanca、

2016年6月16日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

 

サキシフラガ・グラヌラタ Saxifraga granulata の花。表示名は学名の音読み。

 

石灰岩質の岩場の尾根、草地、雑木林、牧草地などの幾分湿潤地に自生。

 

花の直径は2センチほど。

 

草丈は15~50センチほど。多くは斜めに倒れかけていることが多い。

 

葉は円腎形でやや厚く、わずかに毛がある。

 

葉はロゼット状に根生するのと茎の下部に互生するのとがある。

 

5月から6月ごろ、白くて芳香のある花を3~10個、散房花序に咲かせる。

 

果実は2部分に分かれた卵形の蒴果で、花後、植物体は枯死し、零余子だけが残る。

 

サキシフラガ・グラヌラタ Saxifraga granulata でした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は,学名の音読みから。属名のsaxifragaとはラテン語のsaxum(=岩)とfrangera(=割る)の合成語で、「石を割る」の意となる。クモマグサが胆石などの結石を除去する薬用効果があると考えられたことによる。種小名は「顆粒状の」の意。

サキシフラガ・グラヌラータは、ユキノシタ科の多年草である。本種は、原産地の項に記した地で岩礫質な土壌地帯に自生する。草丈は15~40㎝程度となる。茎は概して斜上する。茎には腺毛が密生する。地下には桃色の球根を持つ。根出した葉はロゼットを構成し、茎葉は腎円形で茎に互生する。葉縁は多浅裂する。葉には腺毛が散生する。5~6月頃、花径2~3㎝程度で白色の5弁花を散房状につける。花弁には緑色の線状紋が入る。花冠喉部は黄色みを帯びる。開花時には芳香を放つ。花後には2分室を持った卵形の蒴果をつける。 サキシフラガ・グラヌラータ GKZ植物事典より 

 

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サポナリア・オフィキナリス Saponaria officinalis

2017-12-25 09:23:17 | ポルトガル花のある風景

山道で見かけるとハッとするほど。とても野草とは思えないほどだ。それが石鹸の花とは驚きだ。写真のこの場所も山道沿いで、数年前に山火事で焼けた所。松の木は焼けたままで再生できないでいるが、足元にはワラビやカヤが茂り、サポナリア・オフィキナリスがまるで園芸種のようにくっきりと咲いていた。

 

サポナリア・オフィキナリスSaponaria officinalis

ナデシコ科、Caryophyllaceae、サボンソウ属、ヨーロッパから中央アジア原産の多年草、

学名:Saponaria officinalis、和名:サボンソウ、セッケンソウ(石鹸草)、

英名:Soapwort、Bouncing-bet、Crow Soap、Bouncing Bess、葡名:Erva-saboeira、

2017年7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

©2017 MUZVIT 

 

GKZ植物事典より 和名は、葉や根を水に浸し揉むと泡が出るので。古くヨーロッパでは、実際に石鹸代わりに洗濯時に使用してきたという。属名はラテン語のsapo(=石鹸)から来た名で、粘液質の汁が水に溶けると泡が出ることから。種小名は「薬用の」の意。

サボンソウは、ナデシコ科の多年草である。根茎にサポニンが含まれ皮膚病などの治療に用いられてきた。草丈は30~100㎝程度。根茎が横に這って繁殖するので株としてのまとまりが出来ない。観賞用としてはロックガーデン向きである。葉は対生し、光沢がある。6~7月頃白色または淡紅色の花を見せる。花径は2~3㎝程度である。開花時には色濃いピンクであるが開花の進行に応じて白色へと変化する。我が国へは明治初年頃渡来している。 サポナリア・オフィキナリス GKZ植物事典より 

 

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ケントランツス・ルベル Centranthus ruber

2017-12-24 09:15:52 | ポルトガル花のある風景

 

我が家から車で1時間半ほど走ると、モーロ人の城跡がある。城自体は崩れかけた壁の一部が残っているだけだが、その後にできたキリスト教のカテドラルも今は廃墟になっている。しかし城壁は修復されて、春には色とりどりの野草が城壁の中で咲き乱れる。城壁にはケントランツス・ルベルが咲き、壁に色を添える。

 

ケントランツス・ルベル  Centranthus ruber 

オミナエシ科、ケントランツス属 、地中海沿岸地域原産の常緑多年草、

学名:Centranthus ruber、和名:ベニカノコソウ(紅鹿の子草)、

英名:Red Valerian、Fox’s Brush、仏名:Centranthe rouge、Valeriane rouge、葡名:Alfinetes、

2014年4月25日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、

©2017  MUZVIT

 

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ヴィオラ・ペルシシフォリア Viola persicifolia

2017-12-22 09:05:29 | ポルトガル花のある風景

 

この花は南のアルガルベ地方、しかも大西洋に突き出た断崖の上にひっそりと生きている。ちょうどクリスマスの時期で、他の花はほとんど姿がない中で、こんもりと群れを作って咲いていた。

 

ヴィオラ・ペルシシフォリアViola persicifolia

スミレ科、Violaceae、ヴィオラ(ビオラ)属、北部、中央ヨーロッパ及び北アジアに分布

学名:Viola persicifolia、和名:モモバスミレ(桃葉菫)、英名:Fen Violet、仏名:Violette a feuilles de pecher、

2015年12月24日、ポルトガル、アルガルベ地方で撮影、

©2017  MUZVIT

 

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ベリス・アンヌア Bellis annua

2017-12-21 09:19:15 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、ヒナギク(ベリス)属、地中海沿岸地域原産、

学名:Bellis annua、和名:ベリス・アンヌア

英名:Annual Daisy、葡名:Margarida-menor、Margarida-annual、Margarida-do-campo、

2004年4月、2014年12月24日、2015年12月23日、ポルトガル、アルガルベ地方で、2015年1月9日、2016年1月19日、29日、2月7日、16日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ベリス・アンヌア Bellis annua の花。表示名は学名の音読み。

 

草丈は10センチから30センチほど。

 

茎には短い毛が生える。

 

葉はへら形で、根際から生える。

 

開花時期は12月から4月。茎先に頭状花を1輪ずつつける。

 

花の直径は3センチほど。

 

花の真ん中には黄色い筒状花が集まり、その周りを舌状花が取り囲む。舌状花の色は白やピンク。

 

花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。

 

属名の Bellis はラテン語の「bellus(美しい)」から。種小名の annua は「一年生植物」の意。ベリス・アンヌア Bellis annua でした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。優しく可愛げに富んだ草姿から。属名は、ギリシャ神話に登場する森の妖精ベリデスに由来している。(ギリシャ神話では、ベリデスが姿を変えた時に出来た花がヒナギクだったという。)種小名は、「一年生の」の意。

ベリス・アンヌアは、キク科の多年草である。草丈は10~30㎝程度となる。茎の周囲は短細毛に覆われている。葉は根生し、ヘラ状の卵形。開花期は12~4月頃、茎頂に径3㎝程度の花をつける。花色は白色~桃色の舌状、花の中心の管状花が黄色という取り組み合わせが一般的である。 ベリス・アンヌア GKZ植物事典より 

 

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グラウシウム・フラヴム Glaucium flavum

2017-12-20 09:08:46 | ポルトガル花のある風景

この手前はビーチ。甲羅干しをする人々や泳ぐ人、そして目の前を巨大な貨物船がゆっくりと進む。奥に入るとレストランがあり、空き地には盛りを過ぎた野の花が必死で最後の花を咲かせている。その中でグラウシウム・フラヴムはまだ元気そうだ。黄色い花もいくつか残っているが、何といっても角がすごい。長さ50センチほどもある角にはぎっしりと種が育っている。ポルトガルの7月、8月は雨が降らず、全くの枯れ野原になってしまう。

 

グラウシウム・フラヴム Glaucium flavum

ケシ科、ツノゲシ属、地中海沿岸地域原産の多年草、薬用植物、

学名:Glaucium flavum 、和名・ツノゲシ(角芥子)、英名:Yellow Hornpoppy、

2014年7月3日、ポルトガル・コスタ・アズール地方で撮影

 

 

©2017 MUZVIT

 

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アンテミス・カネスケンス Anthemis canescens

2017-12-19 09:25:02 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、カミツレモドキ(アンテミス)属、ヨーロッパ、地中海沿岸地域~中央アジア原産、

学名:Anthemis canescens

2015年6月13日、2016年7月17日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

 

アンテミス・カネスケンス Anthemis canescens の花。表示名は学名の音読み。

 

舌状花は弱いらしく確認した時点では100株のうち僅か2株だけに残っているだけであった。

 

よく見ると舌状花の痕が少し残っている。

 

筒状花は丸く盛り上がる。

 

花の直径は舌状花を入れて2~3センチほど。

 

葉は羽状に細かく切れ込み、花茎は直立。

 

草丈は15cm前後。

 

アンテミス属はヨーロッパ、 中央アジア、西アジアに約100種分布する。

 

アンテミス・カネスケンス Anthemis canescens でした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシャ語のanthos(=花)を語源としている。種小名は「灰白色の」の意。

アンテミス・カネスケンスはキク科の多年草である。本種は、概して高地の日当たりの良い岩礫質な土壌に自生の見られる野草である。茎は直立し、草丈は10から20㎝程度となる。葉は羽状に細裂し、茎に互生する。6~7月頃、長い花茎を伸ばし、その茎頂に径2~3㎝程の頭花をつける。花は、白色の舌状花と黄色い筒状花とで構成されるが、舌状花は、早い内に落下してしまい、筒状花のみが残ることが多い。因みに、詳細に関しては未調査だが、本種は2012年にCota coelopodaへと学名が変更されているようである。わが国への渡来時期不詳。 アンテミス・カネスケンス GKZ植物事典より 

 

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マルバ・シルヴェストリス Malva sylvestris

2017-12-18 08:32:07 | ポルトガル花のある風景

北アレンテージョ地方、ポルタレグレ駅の線路内に咲くマルバ・シルヴェストリスMalva sylvestris。ポルタレグレ駅からポルタレグレの町までは10キロも離れている。廃線になる鉄道が多い中でこの駅は現在も立派に使われている。駅構内は広く何本もの線路が走っていてかつての栄華が偲ばれるが現在使われている線路は1本だけ。貨物駅舎も使われていないらしく、貨物駅舎前の線路は赤錆びている。そんな赤錆びた線路の枕木の間にマルバ・シルヴェストリス Malva sylvestris が花を付け風に揺られている。

 

マルバ・シルヴェストリスMalva sylvestris

アオイ科、Malvaceae、ゼニアオイ(マルバ)属、多年草、

学名:Malva sylvestris、和名:ウスベニアオイ(薄紅葵)、ブルーマロウ、

英名:Common Mallow、Tall Mallow、仏名:Mauve des bois、葡名:malva、

2017年5月23日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影

©2017 MUZVIT

 

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GKZ植物事典より 属名のmalvaとはギリシャ語の「軟らかくする」に由来している。この植物のもつ粘液に苦しみや痛みを和らげる緩和剤の効果があるからという。/種小名は「野生の」の意。

ウスベニアオイは、アオイ科の多年草である。茎は円柱形で、直立する。草丈は2mほどにも。葉は掌状に5~7裂する。夏場にピンク~赤紫色の花を見せる。花弁は5枚で、濃紫色の筋が見られる。マルバ・シルベストリス GKZ植物事典より

 

 

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ヘリオトロピウム・エウロパエウム Heliotropium europaeum

2017-12-17 08:40:29 | ポルトガル花のある風景

アレンテージョ地方の小さな駅。電車は通っているが、駅はもう使われていない。かつては乗降客で賑わったであろう駅も、今は人の姿はなく、1番線プラットホームには、ヘリオトロープが一株、大きく育っていた。

 

ヘリオトロピウム・エウロパエウム Heliotropium europaeum

ムラサキ科、Boraginaceae、キダチルリソウ属、ヨーロッパ原産の1年草、

ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オーストラリア、北アメリカに分布、

学名:Heliotropium europaeum、和名:キダチルリソウ(木立瑠璃草)、

英名:European Heliotrope、European Turnsole、Poteto Weed、

葡名:Erva-das-verrugas、Tornassol、Tornassol-com-pelos、Verrucaria、Verrucaris-peluda、

2017年9月21日、アレンテージョ地方で撮影

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシャ語のhelios(=太陽)とtrope(=回転)の2語からなり、花序が太陽の動きに従い回ると信じられたからと言う。種小名は「ヨーロッパの」の意。

ヘリオトロピウム・エウロパエウムはムラサキ科の一年草である。草丈は40㎝程度となる。茎は灰緑色。葉は長さ1.5~9㎝、幅1~3㎝程度の楕円状卵形で、縁部は波状の「凹凸があり、先端部はほぼ円頭~鈍頭で、基部では葉柄に連なり互生する。葉色は灰緑色で、細毛に覆われる。5~7月頃、茎頂並びに枝先に集散花序を出し、白色~淡紫色で、長さ3~6㎜程度の筒状花を多数付ける。花冠は5裂する。本種は、北米やオーストラリアでは帰化状態にある。ヘリオトロピウム・エウロパエウム GKZ植物事典より 

 

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ナルキスス・ブルボコディウム Narcissus bulbocodium

2017-12-16 17:15:11 | ポルトガル花のある風景

大西洋になだれ込む断崖絶壁の大地に、2月になると黄色い水仙が咲き乱れる。高さ5センチほどもない小さなナルキスス・ブルボコディウムがじゅうたんを敷き詰めたように咲いている。その上を大西洋から立ち上って来た白い霧が霧雨のように覆うと、そろそろ我々も引き上げる時間だ。

 

ナルキスス・ブルボコディウム Narcissus bulbocodium

ヒガンバナ科、スイセン属、地中海沿岸西部地域原産の多年草、

学名:Narcissus bulbocodium、和名:ペチコートスイセン(ペチコート水仙)、

英名:Hoop-Petticoat Daffodil、仏名:Trompette de meduse、葡名:Narciso、

2015年3月、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

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