The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ミソパテス・オロンチウム Misopates orontium

2022-04-24 10:21:53 | ポルトガルの野の花

オオバコ科、Plantaginaceae、アレチキンギョソウ属、ヨーロッパ地中海沿岸地域原産、

学名:Misopates orontium、

和名 : アレチキンギョソウ(荒地金魚草)、

英名:Weasel’s Snout、Linearleaf Snapdragon、Kinear-leaf Snapdragon、Lesser Snapdragon、Syrian Snapdragon、

葡名:Focinho-de rato、

2009年8月、2015年5月7日、2018年 5月15日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2016年2月8日、5月31日、2018年5月10日、コスタ・アズール地方で、2016年6月13日、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、

 

ミソパテス・オロンチウム Misopates orontium の花。花の直径は1cmほど。

 

花の色はピンクから白まで。

 

 

 

草丈は50cmほど。

 

殆ど単独で自生している。今まで群生しているのを見たことがなかったが、今回初めて確認。道端や浅い森などで少数みかける。花弁に濃ピンクの筋が入る。ミソパテス・オロンチウム  Misopates orontium でした。  

©2022   MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、園芸種のキンギョソウに似ていて荒地に見られる野草であることから。属名は、ギリシャの医師・薬学者だったディオスコルデスが用いた名であると言う。種小名は「シリアのオレンテス川の」の意。

アレチキンギョソウはオオバコ科(←ゴマノハグサ科)の1年草である。茎は直立し、上部で疎らに分枝をし、草丈は50㎝程度となる。若茎並びに葉の縁部は白色の長い細毛が密生する。葉は長さ2~5㎝、幅7㎜程度のほぼ線形に近い狭楕円状で茎に互生する。葉の縁部は全縁、先端部は尖り、基部では短い葉柄(凡そ7㎜程度)に連なり、葉の表面では、主脈部位が下方に凹みを見せる。5~8月頃、茎上部に総状花序を出し、径1~2㎝程度で白色~桃色の筒状花を数個つける。花冠は大きく2裂し、上側裂片は更に2浅裂し、下側の裂片は3裂する。花冠喉部並びに花弁中央部には、紅紫色の線状紋が入る。花姿は、キンギョソウに似ているとも言える。本種は、アジア各地・北米・アフリカ等では帰化状態にある。日本でも帰化状態にある。(GKZ植物事典より)

 

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
荒地 に 咲く … (はるのとり)
2021-05-14 12:53:33
この お花の名前 ふと 知って
検索 してみましたら
こちらにしか 無かったのです …

めずらしい うつくしい お写真など

ありがとうございました (*˘︶˘*).。.:*♡
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