The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ゲンチアナ・プネウモナンテ Gentiana pneumonanthe

2017-08-15 09:05:07 | ポルトガル花のある風景

後方に小さく見えるのはポルトガルで一番標高の高いエストレラ山(1993m)の頂上に建つ天文台。冬は雪に覆われポルトガル唯一のスキー場がオープンする。道路脇にポールが立っているが、雪で道路の位置が判らなくなるのを防ぐため。春から秋には様々な花が次々に咲く。リンドウは7月から咲き始め10月上旬まで楽しめる。

 

リンドウ科、Gentianaceae、リンドウ属、ユーラシアに分布、多年草、

学名:Gentiana pneumonanthe、

和名:ゲンチアナ・プネウモナンテ、

英名:Marsh Gentian、葡名:Genciana-de-turfeiras、

2017年7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

©2017 MUZVIT

 

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ラヴァテラ・アルボレア Lavatera arborea

2017-08-12 11:20:20 | ポルトガルの野の花

アオイ科、Malvaceae、ハナアオイ属、地中海沿岸地域原産、

学名:Lavatera arborea、

和名:モクアオイ(木葵)、英名:Sea Tree-mallow、

2004年4月、ポルトガル、アルガルヴェ地方で、2008年、アレンテージョ地方で撮影、

 

ラヴァテラ・アルボレア Lavatera arborea の花。表示名は学名の音読み。

 

葉は輪状であり、直径8-18cm、掌形に突出しており、5個から9個の葉があり、粗い鋸歯状の縁がある。

 

花は直径3〜4cm、暗いピンク〜紫色で、2〜7の鞘状の腋窩で成長する。

 

天然の生息地で最大100%の海水で様々な程度に海水を許容し、その葉の腺を介して塩を排泄する。

 

種子は不透水性の外側ケースに入れられ、海水に長時間浸漬しても何年も生き続けることができる。

 

 

 

ラヴァテラ・アルボレア Lavatera arborea でした。

©2017 MUZVIT

 

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ヴェルバスクム・タプスス Verbascum thapsus

2017-08-11 09:04:00 | ポルトガルの野の花

ゴマノハグサ科、Scrophulariaceae、モウズイカ属、ヨーロッパ、北アフリカ、アジア原産、

学名:Verbascum thapsus、

和名:ビロードモウズイカ、

2017年7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

 

大きな葉のロゼットから伸長した長い花穂に黄色い小花を密集し、高さ2メートル以上にもなる毛深い二年生植物である。

 

日当たりの良い場所を好む。

 

伝統医療において収斂作用や皮膚湿潤作用を持つ薬草として広範に利用される。とりわけ、咳や呼吸器の病気や症状に対して利用されるが、また肌の多様な疾患に対する外用薬としても利用される。また、染料や松明を作るためにも使われた。

 

ヴェルバスクム・タプスス Verbascum thapsus でした。

©2017 MUZVIT

 

 

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