The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

フェディア・コルヌコピアエ Fedia cornucopiae

2016-11-30 08:54:33 | ポルトガルの野の花

オミナエシ科、Valerianaceae、フェディア(カノコソウ)属、南西ヨーロッパ原産の多年草、

学名:Fedia cornucopiae、英名:African Valerian、Horn-of plenty、葡名:Alface-de-argel、Cornucópia、

2011年2月、2015年12月23日、ポルトガル、アルガルヴェ地方で撮影

 

フェディア・コルヌコピアエFedia cornucopiaeの花。表示名は学名の音読み。

 

和名のセイヨウカノコソウやベニカノコソウとは少し違う種。

 

花の大きさは5センチほど。

 

草丈は20センチほど。

 

花色にあまり変化はないが、別に白花も確認している。

 

2月初旬、アルガルヴェ地方の牧場は既にお花畑。

 

葉は大きく広く対生。

 

勢い良く出ている大きな葉はたぶん ウルギネア・マリティマ Urginea maritimaのもの。

 

このあたりの平原では他の花を圧倒し、群生していた。フェディア・コルヌコピアエFedia cornucopiae でした。  

©2016  MUZVIT

 

GKZ植物事典より 属名の語源不詳。/種小名はギリシャ語のcornu(=角)とcopiosa(=たくさんの)の合成語から。フェディア・コルヌコピアエは、スイカズラ科(←オミナエシ科)の多年草である。多肉質で無毛の茎を持ち、丈は35㎝程度となる。葉は卵形~楕円形で、縁部には粗い鋸歯を持ち、先端部は尖り、基部は茎を抱き、茎に対生する。2~4月頃、茎頂に複散形花序を出し、紅紫色(希に白色もあると言う。)の筒状花を多数つける。フェディア・コルヌコピアエ GKZ植物事典より

 

 

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ヴィンカ・マヨール Vinca major

2016-11-29 08:47:09 | ポルトガルの野の花

キョウチクトウ科、Apocynaceae、ツルニチニチソウ(ヴィンカ)属、地中海沿岸地域原産の常緑ツル性多年草、

学名:Vinca major、和名:ツルニチニチソウ(蔓日々草)、ツルギキョウ(蔓桔梗)、

英名:Bigleaf Periwinkle、 Large Periwinkle,、Greater Periwinkle 、 Blue Periwinkle、

葡名:Congoça、Congonha、Congossa、 Congossa-maior、Congoxa、Pervinca 、Pervinca-maior、

2010年5月、2011年3月10日、2015年1月9日、24日、2月12日、2016年2月8日、ポルトガル コスタ・アズール地方で、2012年1月23日、2015年12月25日、アルガルベ地方で撮影

 

ヴィンカ・マヨールVinca majorの花。表示名は学名の音読み。

 

花の直径は3センチほど。花期は、春~初夏。

 

草丈は80cmほど。

 

 花の形がニチニチソウに似ているが、色は青紫色。

 

柱頭は円盤状をしており、その上に毛のある突起物がある。このような柱頭の植物は珍しい。

 

葉は幅広い。ニチニチソウ同様に繁殖力が非常に強く、観賞用にもよく栽培される。

 

北アメリカ、南アメリカ、オーストラリア、日本に帰化している。

 

ビンカアルカロイドとは異なるアルカロイドを含む。

 

ヴィンカ・マヨールVinca majorでした。   

©2016  MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、蔓性のニチニチソウの意。/属名のvincaはラテン語で「結ぶ」の意であり、「紐」を意味している。/種小名は「巨大な、より大きい」の意。ツルニチニチソウは、キョウチクトウ科の常緑多年草(亜低木)である。蔓性で匍匐するが、花茎は直立する。草丈は80㎝程度となる。葉は、卵形で、対生する。夏場に葉腋に径3㎝程度で淡紫色の筒状花をつける。花冠は5裂する。 ビンカ・マヨール GKZ植物事典より

 

 

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ロニケラ・インプレクサ Lonicera implexa

2016-11-28 09:39:18 | ポルトガルの野の花

スイカズラ科、Capriforiaceae、スイカズラ属、地中海沿岸地域原産、耐寒性落葉蔓性多年草

学名:Lonicera implexa、和名:ミノルカ・ハニーサックル、

英名:Minorca Honeysuckle、Evergreen Honeysuckle、Mediterranian Honeysuckle、

葡名:Madressilva、Madressilva-entrelaçada、

2010年6月、2014年5月、2015年5月5日、6日、6月23日、2016年1月16日、6月1日、5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

ロニケラ・インプレクサ Lonicera_implexaの花。表示名は学名の音読み。

 

葉は楕円形から披針形で、縁にはときに波状の鋸歯がある。

 

ピスタチオなどの低潅木に絡み付いて蔓を伸ばす。

 

石灰岩の割れ目などに張り付いて細々と生きる。

 

蔓性で長さ4.5~6メートルになる。

 

花色にはオレンジ色、白色、赤色もある。

 

大西洋に落ち込む崖などにも自生。

 

甘い香りを漂わせ、ミツバチの大好物。

 

ロニケラ・インプレクサ Lonicera implexaでした。

©2016 MUZVIT

 

 

GKZ植物事典より

ロニケラ・インプレクサーはスイカズラ科の蔓性常緑樹である。弦の長さ2m程度となる。葉は楕円形~卵形で、縁部には鋸歯を持つこともあり、先端部は、ほぼ鈍頭~円頭で、基部は茎(弦)を囲むようにして対生する。5~7月頃、葉腋から花柄を伸ばし、散形花序を出し、掲載した写真に見られるようなピンクの筒状花を多数つける。花は、5個の花弁が合着して筒状となったものであり、花冠は2大裂し、中から黄色い雄蕊が突き出る。開花時には芳香を放つ。花後には球状の果実をつけ、赤熟するが有毒である。ロニケラ・インプレクサー GKZ植物事典より

 

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ティムス・セルピルム Thymus serpyllum

2016-11-27 08:59:33 | ポルトガルの野の花

シソ科、Lamiaceae、イブキジャコウソウ(タイム)属、ヨーロッパ原産の常緑低木

学名:Thymus serpyllum、和名:ヨウシュイブキジャコウソウ(洋種伊吹麝香草)、

英名:Breckland Thyme、Wild Thyme、Creeping Thyme、葡名:Selpil、Erva-ursa、

2010年4月15日、ポルトガル、エストレマドゥーラ地方で、2010年6月、2015年5月5日、2016年2月16日、コスタ・アズール地方で撮影

 

表示名は学名の音読み。ひとつの花の直径は3ミリほど。

 

タイム属 に は100以上の種と変種があり、ヨーロッパ全土には50種以上が自生。

 

ティムス・セルピルムThymus serpyllumはその代表的な種。

 

タイムという名の語源は、ギリシャ語で「力」を意味するthisに由来するとも言われ、古代エジプトで遺体をミイラにする際に使われたthamという芳香植物に由来するとも言われている。また、thamのギリシャ名thumoには「私は香る」という意味がある。

 

古くから南仏の人々は、同じ種類のタイムでも自生場所の違いによって香りが異なるものが収穫できることを経験的に知っていた。

 

フランスでは1960年代初頭からこうした場所の変化に伴う香りのヴァリエーションを化学的に裏付ける研究がなされ、タイムは同じ種類のものであっても自生している環境の違いによってエッセンシャルオイルの特性成分が大きく異なる、いわゆる「ケモタイプ」と呼ばれる芳香植物であることがわかった。(日本エステル社サイトより)

 

強風吹きつける大西洋を望む断崖に自生。

 

直径1メートルにも育った大株のティムス・セルピルム、そしてあたりに良い香りを放つ。

 

ティムス・セルピルムThymus serpyllumでした。   

©2016  MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、木姿が我が国のイブキジャコウソウに良く似ていることから。/属名は、theyein(=香を香らせる)に由来するラテン古名に因んでいる。/種小名は、「ゆっくり匍匐する」の意。

セイヨウイブキジャコウソウは、シソ科の草本性常緑小低木である。自生地では完全に枝が匍匐すると言われるが、暖地では花芽が付く頃に枝が立ち上がりを見せる。樹高は20~40㎝程度となる。葉は卵形~披針形で枝に対生する。5~7月頃、枝先に総状花序を出し、径3㎜程度で橙色の小花をつける。花はシソ科特有の唇形で、花冠は5裂する。ハーブの世界では、料理には消化促進用に並びに肉や魚料理では匂い消しに利用される。また鎮静効果作用からハーブ・ティーとしても用いられる。暖地では、地面にマット状に広がりを見せるので、通年利用が可能なハーブとして珍重される。花はピンクの小花である。 ティムス・セルピルム  GKZ植物事典より

 

 

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ケンタウリウム・プルケリマ Centaurium pulcherrima

2016-11-26 08:43:41 | ポルトガルの野の花

リンドウ科、Gentianaceae、シマセンブリ(ケンタウリウム)属、ヨーロッパ原産、多年草、

学名:Centaurium pulcherrima、和名:コマチリンドウ(小町竜胆)、

英名:Lesser Centaury、

2014年6月12日、2016年6月5日、9日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

表示名は学名の音読み。花の直径は3ミリほどで、写真のピントが取りづらいほど小さい。

 

日当たりの良い草むらや道端に咲く。

 

草丈は5~7センチほど。花冠は5つに裂ける。

 

葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。開花時期は5月から9月くらい。

 

ピスタチオの葉に囲まれて。

 

リンドウ科シマセンブリ属(ケンタウリウム属)の越年草。

 

ケンタウリウム属は世界に30種くらい分布する。

 

属名の Centaurium はギリシャ神話に登場する「ケンタウルス(Centaurus)」に由来する。

 

ケンタウリウム・プルケリマ Centaurium pulcherrimaでした。

©2016  MUZVIT

 

GKZ植物事典より 属名は、古代ギリシャ語の植物名kentaurionに由来していると言う。/種小名は、「美しい」の意。ケンタウリア・プルケリマはリンドウ科の多年草である。草丈は5~710㎝程度。葉は楕円形で、全縁、鋭頭、無柄で茎に対生する。5~9月頃、茎頂に円錐花序を出し、径3㎜程度でピンクの筒状花をつける。花冠は5裂する。 ケンタウリウム・プルケリマ   GKZ植物事典より

 

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ビデンス・アルバ Bidens alba

2016-11-25 08:55:56 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、センダングサ属、熱帯アメリカ原産、1年草、

学名:Bidens_alba、和名:オオバナノセンダングサ(大花栴壇草)、別名:タチアワユキセンダングサ(立淡雪栴壇草)、

英名:Romerillo、Shepherd’s Needles、

2016年11月22日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ビデンス・アルバBidens albaの花。表示名は学名の音読み。

 

花期は9月~11月 。

 

白色からレモンイエローの舌状花と黄色い筒状花のある頭花を咲かせる。

 

舌状花は5~8枚。花の直径は3センチほど。

 

荒地や道端に自生。

 

古い時代にアジアや環太平洋地域に分布。現在では、世界中の熱帯・亜熱帯地域に広く帰化している。

 

茎は直立し、草丈は50~110センチ。

 

葉は奇数羽状複葉で、鋸歯のある卵形の小葉が3~9個つく。

 

ビデンス・アルバBidens albaでした。

©2016  MUZVIT

 

 

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キルシウム・アルヴェンセ Cirsium arvense

2016-11-24 10:59:50 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、アザミ属、ヨーロッパ原産、多年草、

学名:Cirsium arvense、和名:セイヨウトゲアザミ(西洋棘薊)、

英名:Creeping Thistle、Canada Thistle、Canadian Thistle、Lettuce from Hell Thistle、California Thistle、 Corn Thistle、Cursed Thistle、Field Thistle、Green Thistle、Hard Thistle、Perennial Thistle、Prickly Thistle、Small-flowered Thistle、Way Thistle、

葡名:Cardo^das-vinhas、Cardo-hemorroidal、Cardo-rasteiro、

2016年11月22日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

キルシウム・アルヴェンセCirsium arvenseの花。表示名は学名の音読み。

 

草原や道ばた、湿ったところなどに生え、高さは50~120センチになる。

 

地下茎を伸ばして広がり、茎はよく分枝する。

 

茎葉は楕円形で、羽状に浅裂から中裂し、裂片の先には3ミリほどの鋭い棘がある。

 

雌雄異株で、6月から10月ごろ、茎頂や枝先に散房花序をだし、淡紅紫色の頭花を咲かせる。花の大きさは3センチほど。

 

葉はヒレアザミに似ているが、茎に翼はない。

 

アジアや北アメリカに広く帰化している。日本では1970年代に関東地方と北海道で帰化が確認されている。

 

英名の多いのに驚く。イギリスではそれだけ各地で繁殖しているということだろう。でもポルトガルでは私たちが見た範囲では今回初めて確認した。

 

キルシウム・アルヴェンセCirsium arvenseでした。

©2016  MUZVIT

 

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ヒアキントイデス・ヒスパニカ Hyacinthoidesu hispanica

2016-11-23 09:35:47 | ポルトガルの野の花

キジカクシ科、Asparagaceae、ヒアキントイデス属、イベリア半島原産、多年草、

学名:Hyacinthoidesu hispanica、和名:スパニッシュブルーベル、ツリガネズイセン(釣鐘水仙)、

英名:Spanish Bluebell、葡名:Scille d’Espagne、

2014年3月28日、2016年2月25日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

ヒアキントイデス・ヒスパニカHyacinthoidesu hispanicaの花。

 

以前はScilla campanulataの学名。

 

日本には明治時代末期に導入された。

 

鱗茎が有毒。

 

茎頂に総状花序をだし、3センチほどの筒状釣鐘型の花をつける。

 

花色は青。葉は20センチほどの長さで剣型。

 

和名は花が釣鐘型で、葉が水仙の形に似ているから。

 

 

 

ヒアキントイデス・ヒスパニカHyacinthoidesu hispanicaの花でした。

©2016  MUZVIT

 

GKZ植物事典より

和名は、花形並びに葉姿から。/属名は、「ヒアシンス属に似た」の意。/種小名は「スペインの」の意。

ツリガネズイセンは、キジカクシ科(←ユリ科)の多年草である。シラー(スキラ)・カンパヌラータは、かつてはツリガネズイセンの名で親しまれてきたが、 今日では園芸界での流通名シラー・カンパニュラータの名が一般化しているユリ科の多年草である。4~5月にかけて50㎝程度の花茎を出し先端に釣り鐘形の 花を見せる。花色はブルー~ピンク、白色まで多彩。  ヒアキントイデス・ヒスパニカ  GKZ植物事典

 

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プセウドグナファリウム・ルテオ・アルブム Pseudognaphalium luteo-album

2016-11-22 09:13:36 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、ハハコグサ属、ヨーロッパ原産、

学名:Pseudognaphalium luteo-album、和名:セイタカハハコグサ(背高母子草)、

英名:Jersey Cudweed、

2016年11月17日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、

 

プセウドグナファリウム・ルテオ・アルブムPseudognaphalium_luteo-albumの花。表示名は学名の音読み。

 

全体に綿毛があり、ハハコグサに似て白っぽく見える。

 

茎は基部で分枝し、下部がやや倒伏して先が直立する。

 

葉は長さ1~6㎝の線形~スプーン形。小型の場合は葉が茎に沿うことも多い。

 

茎の上部で1~6に分枝し、長さ1~8㎝の花序の柄の先に頭花を固めてつける。

 

頭花は直径2~4㎜、先が帯黄褐色~帯褐紫色、色の濃いものもある。

 

中央に筒状の4~10個の両性花、周囲に135~160個の雌花がつく。雌花の花筒が糸のように細い。総苞は長さ3~4.5㎜の円筒形~卵形、総苞片は3~4列。外総苞片はほぼ透明、内総苞片は下部が緑色、熟すと褐色になる。痩果は長さ0.6~0.7㎜、表面に乳頭状突起がある。冠毛は緩く合着し、長さ1.5~2㎜、束になって落ち、簡単に欠けた環になる。

 

ハハコグサとそっくりだが、名前のように背丈が高く20~50cmになる。ハハコグサのように頭花の塊が多くなく、先端に1~3個。

 

プセウドグナファリウム・ルテオ・アルブムPseudognaphalium luteo-albumでした。

©2016  MUZVIT

 

 

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サルビア・プラテンシス Salvia pratensis

2016-11-21 09:25:44 | ポルトガルの野の花

シソ科、Lamiaceae、アキギリ(サルヴィア)属、地中海沿岸地域原産 の多年草、

ヨーロッパから西アジア、北アフリカに分布、

学名:Salvia pratensis、和名:サルビア・プラテンシス、メドーセージ

英名:Meadow Clary, Meadow Sage、

2010年5月、2011年3月10日、2013年4月29日、2015年2月11日、5月5日、6日、2016年1月29日、2月7日、8日、22日、10月27日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

サルビア・プラテンシスSalvia pratensisの花。表示名は学名の音読み。

 

花の直径は1cmほど。海岸線の崖の上の台地。ところどころに株立ちで自生している。

 

草丈は1mほどにもなる。

 

近づくと良い香りが漂ってくる。 

 

葉は長卵形で対生し、表面はざらざらし、手のひらサイズほどもある。

 

風当たりの強い日当たりの良い場所に自生している。

 

3月ごろから穂状花序をだし、濃い青紫色やまれにピンク色や白色の花を咲かせる。

 

属名の Salvia は ラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。

 

大西洋の水平線をバックにサルヴィア・プラテンシスSalvia pratensisでした。   

©2016  MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は英名の音読みから。/属名は、ラテン語のsalvare(=治癒する)に由来し、この属には薬草として用いられる植物が多いため。/種小名は「草原に育つ」の意。

メドーセージは、シソ科の多年草。草丈は20~60㎝程度となる。茎は方形で、周囲に白色の細毛が覆う。葉は広楕円形で、縁部には鋸歯があり、先端部は鈍頭、、茎に対生する。葉の表面には皺が目立つ。5~7月頃、茎上部並びに枝先に総状花序を出し、径1㎝程度で青紫色の唇花を多数つける。花筒は、白色の細毛が密生する。全草に芳香がある。サルビア・プラテンシスGKZ植物事典

 

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シレネ・ポルテンシス Silene portensis

2016-11-20 09:09:12 | ポルトガルの野の花

ナデシコ科、Caryphyllaceae、マンテマ属、南ヨーロッパ大西洋沿岸地域原産、

学名:Silene portensis

2016年11月17日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、

 

シレネ・ポルテンシスSilene portensisの花。表示名は学名の音読み。

 

花の直径は1センチほど。

 

草丈は40センチほど。

 

5枚の花弁の先は深く切れ込む。

 

花弁の表は白色、裏はバラ色になり、内側に巻き込む。

 

顎片には赤い不規則な条線が入る。

 

葉は線形。花茎は細く枝分かれし先端に一つの花を付ける。

 

種小名のportensis はポルト(ポルトガルの町)産の、「port」+「(接尾辞)-ensis(~原産の、地名に因む)」

Silene f<g 本属植物に粘液性分泌液を出すものが多く,神話のSilenes(酒神Bacchas養父)が酔い泡まびれの様子に譬えた. Siler n<1 gn Sium / Selinum の変形した語彙。

 

酸性土壌の砂地の草原ややせた牧草地などに自生。シレネ・ポルテンシスSilene portensisでした。

©2016  MUZVIT

 

 

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リコペルシクム・エスクレントゥム Lycopersicum esculentum

2016-11-19 09:22:02 | ポルトガルの野の花

ナス科、Solanaceae、ナス属、南アメリカ、アンデス高原地帯(ペルー、エクアドル)原産、

学名:Lycopersicum esculentum、和名:ミニトマト、プチトマト、英名:Cherry Tomato、葡名:Tomate uva、

2016年11月17日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、

 

リコペルシクム・エスクレントゥムLycopersicum esculentumの花。表示名は学名の音読み。

 

キノコが生える森の縁でナス科らしい今まで見たことがない花を初見。ミニトマトの様な果実も出来ていた。写真を撮り持ち帰って調べてみるとどうやらミニトマトと確認。残飯から生え野生化したものかも知れない。残念。

 

花の直径は2センチほど、鮮やかな黄色の5弁で、ナス科特有の先端が尖る星型。

 

草丈は50センチほど。

 

日本には18世紀の初頭にオランダから伝えられたと言われており、貝原益軒が執筆した「大和本草」(1708)には「唐柿」の名前で登場。

 

生薬名をバンカ(番茄)といい、 果実に健胃作用や食欲増進作がある。ルチンとビタミンCに動脈硬化の予防が期待できるほか、リコピンはβカロテンに比べて二倍の抗酸化作用があると言われている。

 

ミニトマトは野生種の性質が残っているので、強健で栽培しやすい。

 

リコペルシクム・エスクレントゥムLycopersicum esculentumでした。

©2016  MUZVIT

 

 

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アストラガルス・ルジタニクス Astragalus lusitanicus

2016-11-18 11:21:28 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、ゲンゲ属、ヨーロッパ地中海沿岸地域、南西アジア~イベリア半島~北アフリカ原産

学名:Astragalus lusitanicus、又はErophaca baetica

英名:Iberian Milk-vetch、Oriental Vetch、葡名:Alfavaca-silvestre、Alfavaca-dos-montes、

2011年1月、2015年1月24日、2月5日、12日、2016年1月15日、19日、2月8日、16日、29日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年12月23日、アルガルベ地方で撮影

 

アストラガルス・ルジタニクスAstragalus lusitanicus の花。

 

花の長さは3センチほど。

 

草丈は60~70センチほど。

 

標高の低い山道沿いの陽だまりのところどころに自生している。

 

早いところでは12月下旬からの開花を見る。この時期にはオキザリス、カモミール、スイート・アリッサム、カレンドラ、そしてアレクリンなども咲いている。

 

種小名のルジタニクスは「ポルトガルの」という意。

 

葉は長楕円形で対生。

 

果実。

 

アストラガルス・ルジタニクスAstragalus lusitanicus でした。   

©2016  MUZVIT

 

GKZ植物事典より  属名は距骨を意味するギリシャ古名から。/種小名は「ポルトガルの」の意で、古代ローマ時代には、ポルトガルがLusitaniaと呼ばれていたことから。

アストラガルス・ルジタニクスはマメ科の多年草である。草丈は30~70㎝程度となる。葉は羽状複葉で、小葉は、長さ1~1.5㎝程度の楕円形である。1~4月頃、茎上部の葉腋から総状花序を出し、長さ3㎝程度でクリーム色の花をつける。花は、花筒部は長いが、花冠はマメ科特有の蝶形花である。萼筒は茶色の細毛で覆われている。花後には、長さ6~7㎝程度で、外側を柔毛で覆われた莢果をつけ、黒熟する。本種は、原産地の項に記した地の標高300~1500m程度の地で、概して日当たりが良く、斜面となっているような場所に自生する。アストラガルス・ルジタニクス    GKZ植物事典より

 

 

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アンクサ・ウンドゥラタ Anchusa undulata

2016-11-17 09:14:25 | ポルトガルの野の花

ムラサキ科、Boraginaceae、ウシノシタグサ(アンクーサ)属、ヨーロッパ地中海沿岸地域原産の多年草

学名:Anchusa undulata、英名:Undulate Alkanet、

葡名:Buglossa-ondeada、Buglossa-ondulada、Lingua-de-vaca-ondeada、

2010年5月、2011年3月、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、

 

アンクサ・ウンドゥラタ  Anchusa undulataの花。表示名は学名の音読み。

 

花の直径は5ミリほど。

 

草丈は20~30センチほど。

 

葉や茎は剛毛に覆われ、葉は披針形でざらざらしている。

 

花は枝分かれしたらせん花序につき徐々に開花させる。

 

ムラサキ科には約100属、約2000種の植物がある。ウシノシタグサ属は南ヨーロッパ、アフリカ、コーカサス原産で約35種。

 

ワスレナグサの花によく似た花をつけるので、アフリカワスレナグサと呼ばれることもある。

 

ウシノシタグサ属は全般に茎や葉は毛深く、触るとざらざらすることからか、ウシノシタグサ属と呼ばれる。

 

アンクサ・ウンドゥラタ  Anchusa undulataでした。   

©2016  MUZVIT

 

GKZ植物事典より 属名のAnchusaとはギリシャ語の「化粧品」や「紅」の意で、古代エジプト時代から頬紅や口紅に用いられてきたことによる。/種小名は「波打つ、波形の、うねりを見せる」の意。

アンクサ・ウンデゥラーターは、ムラサキ科の多年草である。草丈は30~60㎝となる。全草が白い粗毛で覆われている。根出葉は大形の披針形で、縁部には鋸歯があり、縁部は緩やかに上下に波を打ち、地に広がりロゼットを構成する。茎葉は長さ3~5.5㎝、幅0.5~1.5㎝程度の披針形で、茎に互生する。3~5月頃、茎上部で分枝をし、各枝先に総状花序を出し、径5㎜程度の漏斗形花をつける。花色は、紫色~青色~赤色となる。花冠は5裂する。 アンクサ・ウンデゥラーター GKZ植物事典より

 

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ユーホルビア・カラキアス Euphorbia caracias

2016-11-16 09:11:37 | ポルトガルの野の花

トウダイグサ科、トウダイグサ(ユーホルビア)属、ヨーロッパ地中海沿岸地域原産の常緑多年草

学名:Euphorbia caracias、和名:ユーホルビア・カラキアス、

英名・Large Mediterranean Spurge、Bush Spurge、Albanian Squrge、

2011年1月、2月27日、3月10日、2016年1月16日、2月1日、22日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

ユーホルビア・カラキアスEuphorbia caraciasの花。

 

花の直径は7ミリほど、固まりは直径5センチほど。

 

草丈は60~70センチほど。花序の長さは10cmほど。

 

花弁のように見えるのは苞で苞の色は黄緑色。中心部は紫褐色。

 

葉は青緑色で線形~楕円形、長さは10cmほど。

 

標高の低い山道沿いに自生している。

 

同じ場所に2月末に訪れると果実が出来ていた。

 

ユーホルビア(Euphorbia)属植物の一部は、その乳液、樹液に毒性があり、 接触すると皮膚、目に炎症を起こす。失明に至った例も報告されている。眼障害を報告されているものには、E.caracias も含まれている。(稲葉眼科ホームページより)

 

ユーホルビア・カラキアスEuphorbia caraciasでした。   

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GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。/属名は、ローマ時代のモーリタニアの医師Euphorbusの名に因んでいる。/種小名はギリシャの医師ディオスコリデスが用いたこの属の植物名Xapakiaçから派生したラテン名characiasから。

ユーフォルビア・カラシアスはトウダイグサ科の多年草である。所謂地中海沿岸産のトウダイグサの仲間の一種である。茎は太く、斜上または直立し樹高は1~1.5m程度となる。葉は淡青緑色の狭楕円形で、長さ10~15㎝程度で、茎に螺旋状に互生する。葉は、葉柄を持たず下垂してしまう。3~5月頃、盃状花序を出し、長い花柄の先に黄緑色の筒状花を多数つける。花弁の様に見える部位は、実際は苞である。花後には毛深い蒴果をつける。ユーフォルビア・カラシアス GKZ植物事典より

 

 

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