The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ヴィオラ・ランゲアナ Viola langeana

2022-10-11 10:02:12 | ポルトガルの野の花

スミレ科、Violaceae、スミレ属、イベリア半島原産、多年草、

学名:Viola langeana、

和名:なし、英名:なし、西名:Gredos、葡名:Bonelas、Violetas-bravas、

2009年6月21日、2015年6月13日、2016年6月15日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

 

ヴィオラ・ランゲアナ Viola langeana の花。花は輝黄色。直径8~10mm。標高700~2000メートルの草地や牧草地に自生。草丈は10~15cmになる。

 

根茎はよく匍匐して広がる。

 

葉は長卵形から披針形で、長い葉柄がある。6月から8月ごろ、茎頂に黄色の花を咲かせる。距は鉤状。

 

 

山岳地帯沿道のヴィオラ・ランゲアナ Viola langeana。数年前に初見して、Viola Lutea だと思っていたが、今回いろいろ調べてみると、アルプスなどに生育している Viola  Lutea とは異なり、イベリア半島の固有種 Viola langeana ではないかと確信した。

 

 

ヴィオラ・ランゲアナ Viola langeana でした。

©2022 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より) 和名は学名の音読みから。属名は、スミレのラテン古名から。種小名の語源不詳。人名に因んでいるものと推測される。

ヴィオァ・ランゲアナはスミレ科の多年草である。本種は、イベリア半島の標高700~2000m級高地の牧草地等に自生の見られる野草である。草丈は10~15㎝程度となる。葉は長楕円状披針形で、縁部は全縁、先端部は円頭、基部では長い葉柄に連なる。葉の裏面には白色の細毛が密生する。6~8月頃、茎頂に径8~10㎜程度の黄花を付ける。花弁は5個で、側弁並びに唇弁には明瞭な条線模様が入る。距は鈎形に曲がりを見せる。(GKZ植物事典より)

 

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