The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ヒペリクム・カルキヌム Hypericum calcynum

2018-11-13 11:10:00 | ポルトガルの野の花

オトギリソウ科、Hypericaceae、オトギリソウ属、小アジア~ヨーロッパ南部原産、常緑小低木、

学名:Hypericum calcynum、

和名:セイヨウキンシバイ(西洋金糸梅)、ヒペリカム・カリキナム、

英名:Rose of Sharon、Aaron’s Breard、Great St-john’s Wort、Jerusalem Star、

葡名:Hipericão-rastejante、Hipérico、Rosa-de-Sharon、Raio-de-sol、Barba-de-arão、Erva-de-são-joão

2014年6月21日、2015年6月13日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影

 

明るい黄色の花を咲かせる。

 

常緑小低木で枝は垂れ、地下茎を伸ばして繁殖していく。

 

花期は 6~7月頃。

 

属名の Hypericum はギリシャ語で聖像の上の意。古代ヨーロッパで悪霊を払うために聖像の上にこの植物をつり下げたところからついた名という説がある。

 

なお、ヨーロッパにおける聖ヨハネ祭(夏至の日にあたる)では、ドイツやイギリスの一部で現在でも悪霊を追い払うためにセイヨウオトギリを窓辺に挿す風習があるという(「週刊朝日百科 世界の植物」 朝日新聞社 1975 より)。

 

種小名の calycinum は萼が残るの意。

 

挿し木でふやして背を低く仕立て、グランドカバーのように植えられることが多い。

 

 

 

ヒペリクム・カルキヌム Hypericum calcynum でした。

©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、洋種のキンシバイの意から。属名は、ギリシャ語のhype(=上に)とeikon(=絵)の合成語で、本種を絵画の下に吊して悪魔を追い払った民間伝承から。種小名は「残存萼の」の意。

セイヨウキンシバイは、オトギリソウ科の半常緑樹である。草丈は100㎝程度となる。葉は楕円状で、枝に2列対生する。5~7月頃、径8㎝程度で黄花の5弁花を上向きに開花する。キンシバイに似ているが、本種は、花径も大きく、開花時に花冠は全開する。 ヒペリカム・カリキナム GKZ植物事典より 

 

ヒペリクム・カルシヌム  Hypericum calcynum(1)へ

 

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ペディクラリス・シルヴァティカ Pedicularis sylvatica

2018-11-12 09:06:53 | ポルトガルの野の花

ゴマノハグサ科、Scrophulariaceae、シオガマギク属、ヨーロッパ原産、多年草、

学名:Pedicularis sylvatica、

英名:Lousewort、Small Lousewort、仏名:Pediculaire des bois、

2009年6月21日、2015年6月13日、2016年6月16日、2017年5月23日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影

 

ペディクラリス・シルヴァティカ Pedicularis sylvatica の花。

 

高山の湧き水の近くに咲いていた。

 

草丈3センチほど。

 

花の直径は1cmほど。

 

背丈の低い草の中に埋もれるように咲いている。

 

一塊になって咲いている。

 

群生しているところも。

 

 

 

ペディクラリス・シルヴァティカ  Pedicularis sylvatica でした。

©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は学名の音読みから。属名は、ラテン語のpediculus(=シラミ)を語源とし、昔、ヨーロッパでこの属の一種Pedicularis palustrisが多く生えた場所の家畜にはシラミが多くたかると信じられたことからと言う。種小名は「森林に生育する」の意。

ペディクラリス・シルヴァティカは多年草である。本種の垂直分布は0~1700m程度で、概して沼地や湿地に自生する野草である。草丈は5~15㎝程度となる。茎は赤味を帯びており、周囲に葉白色の細毛が密生する。葉は一見してシダの仲間のような葉姿を見せる。4~7月頃、茎頂に穂状花序を出し、径1~1.5㎝程度で淡桃紫色の筒状花をつける。花は唇形花で花冠は4大裂する。上唇は直立し頭巾のように花冠を覆う。下唇は3裂し、前方に突き出る。ペディクラリス・シルヴァティカ GKZ植物事典より 

 

ペディクラリス・シルヴァティカ  Pedicularis sylvatica  (1)へ

 

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マルバ・パルビフロラ Malva parviflora

2018-11-11 09:15:46 | ポルトガルの野の花

アオイ科、Malvaceae, ゼニアオイ(マルバ)属、地中海沿岸地域原産、

学名:Malva parviflora、和名:ウサギアオイ(兎葵)、ハイアオイ(這い葵)

英名:Least Mallow、Cheeseweed、Cheeseweed Mallow、Egyptian Mallow、Little Mallow、Marshmallow、Small-flowered Mallow、Small-flowered Marshmallow、Smollflower Mallow、

葡名:Malva-comum、

2015年7月19日、20日、2018年5月7日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

花弁の長さ 4~5㎜ の小さな白色~淡紅色の5弁花、柄が短く、数個、固まってつく。

 

萼は長さ約 3㎜。

 

茎は直立~斜上する。

 

葉は幅 2~8㎝、互生し、長柄がつき、掌状に浅く 5~7 裂し、鈍い鋸歯縁。

 

果実は直径 5~7㎜、扁平で、普通、10 個に分果し、背面が網状となり、短毛がある。(wikipediaより)

 

 

 

 

 

オーストラリアや北アメリカなどに帰化し、害草となっている。

 

マルバ・パルビフロラ Malva parviflora でした。

©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、牧野富太郎博士が漢名の「菟葵(とき)」から、「ウサギアオイ」と命名している。属名は、ギリシャ語のmalache(=軟らかくする)からに「由来している。この植物の粘液に緩和剤の効果があることから。種小名は「小形の葉の」の意。

ウサギアオイはアオイ科の1年草である。茎は斜上し草丈は20~50㎝程度となる。葉身はほとんど円形に近く、縁は5個に切れ込みを見せ、その裂片は三角形状となる。葉縁には鈍鋸歯が見られる。4~8月頃、葉腋に径5㎜前後で白色または淡桃色の5弁花をつける。果実は熟すと蜂の巣状になる。ヨーロッパ原産種であるが、関東以西に帰化状態にある。 マルヴァ・パルウィフローラ GKZ植物事典より 

 

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ビスクテラ・ラエヴィガタ Biscutella laevigata

2018-11-10 10:58:00 | ポルトガルの野の花

アブラナ科、Brassicaceae、ビスクテラ属、ヨーロッパ原産、

学名:Biscutella laevigata、

英名:Buckler Mustard、仏名:Biscutella a lunettees、葡名:Bucker-mostarda、

2015年6月13日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影

 

高山性の菜の花。

 

5~8月に開花。

 

草丈は10~30cm。

 

葉は細長く根元から。

 

花は4~8mmの淡黄で4弁の小花が茎頂に咲く。

 

種子は扁平でメガネ形。

 

種小名のlaevigataは「無毛、平滑な、磨いた」の意。

 

 

 

ビスクテラ・ラエヴィガタ Biscutella laevigata でした。

©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より

和名は学名の音読みから。属名はラテン語のbi(=二重の)とscutella(=小蓋の)の合成語から。種小名は「平滑の」の意。

ビスクテラ・ラエヴィガタはアブラナ科多年草である。本種は、ヨーロッパの広い範囲に分布し、概して山地の斜面や岩場等に自生する野草である。草丈は50㎝程度となる。葉は線形~狭卵形で、縁部には不規則な鈍鋸歯を持ち、先端部は尖るか鈍頭で、基部では葉柄状に葉幅が狭まり茎に互生する。根出葉は大型でロゼットを構成し、茎葉は小形となる。5~8月頃、茎頂に径5~10㎜程度で淡黄色の4弁花をつける。果実は、ユニークな形状で、平板な円形となり2個横に並ぶ。スペイン語の項にAnteojos(=眼鏡)と現地名を記したが、言い得ている命名と言えよう。 ビスクテラ・ラエヴィガタ GKZ植物事典より

 

ビスクテラ・ラエビガタ Biscutella laevigat a(1)へ

 

 

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ミクロメリア・グラエカ Micromeria graeca

2018-11-09 20:26:02 | ポルトガルの野の花

シソ科、Lamiaceae、ミクロメリア属、地中海沿岸地域原産、

学名:Micromeria graeca、英名:Greek Savory、

2010年4月29日、2014年4月23日、5月10日、2015年4月29日、2018年5月10日、23日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ミクロメリア・グラエカ Micromeria graeca の花。

 

地中海地方の矮性の芳香性低木、

 

開花期は4月から7月。

 

不毛な草原や崖、岩が多い地帯に生息。

 

背丈は10~50センチほど。

 

葉は茎に対生する。

 

 

 

 

 

ミクロメリア・グラエカ Micromeria graeca でした。

©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから属名はギリシャ語のmicro(=小さい)とmeriss(=部分、裂した)の合成語から。種小名は「ギリシャの」の意。

ミクロメリア・グラエカはシソ科の常緑樹である。本種は地中海沿岸地方の日当たりの良い岩場や岩礫質な土壌の草原等に自生の見られる潅木である。樹高は10~50㎝程度となる。茎は軟細毛で覆われ、直立し、上部で分枝をする。茎には芳香がある。葉は、長さ 1.2㎝、幅0.7㎜程度の楕円形で、茎に対生する。葉の縁部は全縁で外方に反曲する。葉の先端部は鋭頭となる。4~7月頃、葉腋に散形花序を出し、長さ7㎜程度の筒状で花冠が唇形の花を2~8個つける。花冠は4大裂し、上唇は立ち上がり、先端部は3浅裂する。下唇は前方に突き出て、先端部は2深裂する。花色は桃紫色。 ミクロメリア・グラエカ GKZ植物事典より 

 

ミクロメリア・グラエカ Micromeria graec a(1)へ

 

 

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