The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ユーフォルビア・ポルトランディカ Euphorbia portlandica

2020-05-25 18:23:02 | ポルトガルの野の花

トウダイグサ科、Euphorbiaceae、トウダイグサ属、ヨーロッパ、大西洋沿岸地帯原産、常緑多年草、

学名:Euphorbia portlandica、

和名:ユーフォルビア・ポートランディカ、ポートランドスパージ、

英名:Portland Spurge、

2011年2月12日、2014年7月28日、9月7日、2015年1月24日、2月1日、12日、5月5日、2016年2月7日、16日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ユーフォルビア・ポルトランディカ Euphorbia portlandica の花。花の直径は8mmほど。草丈は10~20cmほど。

 

葉は楕円形~スプーン形で灰緑色。密集した散形。花序に黄緑色の花がつく。

 

和名のトウダイグサ(灯台草)属は形が燭台に似ることから。園芸植物などについては学名の英語風読みのユーフォルビアで呼ばれることが多い。学名の Euphorbia は、ヌミディア王ユバ2世に仕えたギリシャ人医師エウポルボス (Euphorbos) に由来する。ユバ2世の一人目の妻はマルクス・アントニウスとクレオパトラ7世の娘クレオパトラ・セレネである。

 

エウポルブスはサボテンに似たユーフォルビア植物が強力な瀉下薬となることを記した。紀元前12年、ユバ2世は、侍医のアントニウス・ムーサの像を作ったアウグストゥスに応えて、この植物の名前をエウポルブスから名付けた。ユバ2世自身は、芸術および科学の著名なパトロンであり、いくつかの探検や生物学的研究の後援をしていた。彼はまた著名な作家であり、博物学に関する論文や最もよく売れたアラビアへの旅行案内といったいくつかの専門書や一般向けの学術書を書いている。Euphorbia regisjubae(ユバ王の Euphorbia)は、博物学におけるユバ王の貢献とこの属を表に出した彼の役割を称えて命名された。植物学者のカール・フォン・リンネはエウポルブスを顕彰し、この「Euphorbia」を属名として採用した。(Wikipediaより)ユーフォルビア・ポルトランディカ Euphorbia portlandica でした。   

©2020 MUZVIT

 

 

(GKZ植物事典より) 属名は、ローマ時代のモーリタニアの医師 Euphorbus の名に因んでいる。種小名は「ポートランド島の」の意。

ユーフォルビア・ポルトランディカはトウダイグサ科の多年草である。本種は、原産地の項に記した地の沿海地に見られる砂浜に近い草原や砂丘、崖などに自生の見られる野草である。草丈は10~20㎝程度となる。葉は長さ8~13㎝、幅2,5~3,5㎝程度の長楕円形~倒披針形で茎に互生する。葉は主脈部位で中折れ状で舟底型となり、縁部は全縁であるが、先端部は幾分尖る。葉色は灰緑色となる。4~6月頃、茎頂に杯状花序を出し、径1㎝程度で黄色い小花をつける。(GKZ植物事典より)

 

 

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アリウム・ネアポリタヌム Allium neapolitanum

2020-05-24 17:55:57 | ポルトガルの野の花

ユリ科、Amaryllidaceae、ネギ(アリウム)属、地中海沿岸地域、南欧~トルコ~北アフリカ原産、多年草球根植物、

学名:Allium neapolitanum、別名:Allium cowanii、

和名:アリウム・ネアポリタヌム、アリウム・コワニー、

英名:Naples Garlic、Daffodil Garlic、False Garlic、Flowering Onion、Naples Onion、Guernsey Star-of-Bethlehem、Neapolitan Garlic、Star White Garlic、Wood Garlic、Bride's Onion(花嫁のタマネギ)、

葡名:Alho-sem-cheiro、Cebolinho-cheiroso、

2011年2月、2015年1月24日、2月1日、2018年5月1日、2020年3月4日、ポルトガル コスタ・アズール地方で撮影、

 

花の直径は1~2cm。草丈は50cmほど。乾燥した草原などに自生。葉は線形で長く、浅い竜骨がある。

 

花茎を伸ばして散形花序をつけ、星形の白い花を咲かせる。花には芳香がある。30~40cmの花茎に純白の6弁花が10~20個程度付く。

 

やや長い花柄を持つ。線形の細い葉が数個根出する。根生葉は10-30cmの線形から披針形。

 

属の総称「アリウム」の由来はラテン語の「におい」、ラテン古語の「ニンニク・ニラ」に由来する。種小名のネアポリタヌムは「ナポリの」という意。アリウム・ネアポリタヌムでした。  

©2020 MUZVIT

 

 

(GKZ植物事典より)  属名は、ニンニクのラテン古名から。種小名は「イタリア・ナポリの」の意。

アリウム・ネアポリタヌムは、ネギ科(←ユリ科)の多年草である。鱗茎はとても小さい卵形である。葉幅は1~2,5㎝程度で斜上する。5月頃、20~30㎝程度の花茎の先に散形花序を出し、白色の径1~2㎝程度の花を15~30個程度つける。花には甘い芳香がある。 (GKZ植物事典より)

 

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ルメックス・ブセファロフォルス Rumex bucephalophorus

2020-05-23 18:23:01 | ポルトガルの野の花

タデ科、Polygonaceae、スイバ属、ヨーロッパ原産の多年草、北半球の温帯に広く分布、

学名:Rumex bucephalophorus、

英名:Red Dock、

葡名:Azedinha-de-cão、Azedinha-falsa、Azedão, catacuzes、Falsa-azedinha、Labaças、

2011年2月、ポルトガル、アルガルベ地方で、2015年1月24日、2020年3月4日、コスタ・アズール地方で、2018年5月15日、アレンテージョ地方で撮影、

 

ルメックス・ブセファロフォルス Rumex bucephalophorus の花。

 

開花時期は2月から7月。

 

 

 

葉はその特徴的な酸味のためにサラダで使用されるが、調味料としても使用される。

©2020 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名はラテン古名 rumez(=槍)の意で、葉の形状から。種小名は、ギリシャ語の boukephalos(=牛の頭)と phoros(=持参する)の合成語からで、花の形状を示している。

ルメックス・ブセファロフォルスは、タデ科の多年草である。本種は、地中海沿岸地方の概して乾燥した砂壌地にに自生の見られる野草である。茎は直立し、草丈は40㎝程度となり、単一の茎の儘で分枝はしない。茎は、暗赤色となり、表面は粘性がある。葉は長さ2㎝程度の楕円形~披針形で、茎に互生する。5~8月頃、茎上部に長い総状花序を出し、赤色の筒状花を多数つける。花冠は10裂程度に細裂する。本種の花は風媒花で、種子は自然散布される。本種は種子による自然繁殖以外に地下茎の横走によっても繁殖をするそのために、群落を構成することが多い。本種には太い直根は無く、細い地下茎が伸びるだけである。 (GKZ植物事典より)

 

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ピクリス・スピニフェラ Picris spinifera_subsp.spinifera

2020-05-22 18:18:08 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、コウゾリナ(ピクリス)属、地中海沿岸地域原産、

学名:Picris_spinifera_subsp.spinifera

2020年5月21日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

越年草。茎は直立して枝分かれし、全体に剛毛がある。

 

葉は互生し、縁には微凸歯がある。頭花は黄色で花柄は長い。総苞は筒鐘状で総苞片は2-3列。痩果の冠毛は羽毛状。

 

地中海沿岸地方を中心に約30種がある。日本にはコウゾリナ1種を産するが、変異の幅が広く、いくつかの亜種や変種に分かれる。

 

ピクリス・スピニフェラ Picris spinifera subsp.spinifera でした。

(C)2020 MUZVIT

 

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パレンツセリア・ヴィスコサ Parentucellia viscosa

2020-05-21 17:22:46 | ポルトガルの野の花

ハマウツボ科、Orobanchaceae、セイヨウヒキヨモギ(パレンツセリア)属、南西ヨーロッパ原産、半寄生の一年草、

学名:Parentucellia viscosa、

和名:セイヨウヒキヨモギ(西洋引蓬)、別名:ゴマクサモドキ(胡麻草擬)

英名:Yellow Bartsia、Yellow Glandweed、葡名:Erva-peganhenta、

2010年4月、2014年4月27日、5月4日、2015年4月29日、2018年5月10日、23日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年5月7日、15日、アレンテージョ地方で撮影、

 

パレンツセリア・ヴィスコサ Parentucellia viscose の花。花の直径は2,5cm~1cm。上部ほど小さくなる。

 

草丈は30~40cm。茎は直立し、開出した腺毛が生える。葉はやや厚く、茎の上部で互生し、下部では対生し、基部で茎を抱き、両面に毛が生える。

 

5月から6月にかけて上部の葉腋から唇形の花を咲かす。花冠は黄色で、下唇が3裂している。

 

種小名の Viscosa は「ねばねばした、粘性のある」の意。ゴマノハグサ科としているサイトもあるが当ブログではハマウツボ科を採用。パレンツセリア・ヴィスコサ Parentucellia viscosa でした。  

©2020 MUZVIT

 

 

(GKZ植物事典より) 和名は、外来のヒキヨモギの意から。属名は、15世紀ルネサンス教皇ニコラス五世 Pontefex Maximus(旧名Tomaso Parentucelli)への献名。種小名は「ねばねばした、粘性のある」の意。

セイヨウヒキヨモギはハマウツボグサ科(←ゴマノハグサ科)の1年草である。概して河川の土手や路傍等に自生の見られる半寄生植物である。つまり、自身にも葉緑体を持ち光合成を行うが宿主からも栄養を吸収する植物である。比較的新しく確認された帰化植物であり、始め千葉県で発見され、その後西進して各地で野生化状態にある。草丈は30~60㎝程度に。茎は直立し、全草に開出した腺毛が見られる。葉は厚味があり、茎の基部では対生し、上部に行くと互生する。5~6月頃、茎上部の葉腋に唇形で黄色い花をつける。本種の下唇は3裂している。本種と同様な草姿で白色の花をつけるものは等しくヨーロッパ原産の帰化植物でヒサウチソウである。昭和48年(1973)に千葉県舟橋市で発見、現在、我が国各地で帰化状態にある。( GKZ植物事典より)

 

 

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