名古屋市名東区 赤帽タケフジ運送の「ふ箱」

赤帽タケフジの車窓から見える光景

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東別院「平和展」

2014年03月24日 | 仏法

 3/24(760回)
 昨日は東別院へ彼岸法要に行きました。・・・といっても目当ては買い物と物見遊山です。
 アレコレ売り物、食い物の店が立つ。カミサンは野菜・果物をシコタマ買ってました。昼ですので串カツ・焼きそば・だんご・たいやきを三人でぱくつきました。ついでに?本堂に上がりお参りです。
 
 
ここ東別院では、毎年「平和展」を彼岸法要の時期に催します。今回は25回目です。今回テーマは「仏の名のもとにヤスクニへ」でした。
 真宗大谷派が明治期以来軍隊・天皇制とどう関わってきたかというテーマです。
 先の戦争では、従軍布教師という名目で僧が戦地に赴きました。また伊勢神宮・靖国へ法主(ほっす)みずからの参拝がはじまりました。これは本来教えに反するものです。いまは戦争協力にのめりこんだ過去を反省しています。
 仏教では、「兵
戈(ひょうが)無用」という言葉がお経にあります。・・・「仏の教えが行きわたるところでは、国は栄え 人は安らかに生き 軍隊も軍備も必要としない」・・・というものです。
 「殺してはならない・・殺さしめてもならない・・」という教えです。これつて憲法9条の戦争放棄そのものですね。
 
 そしてこの教えを戦時下に実行した僧もある。
差別に抗した植木徹誠(スーダラ節・植木等の父)は、「戦争は集団殺人だ、戦地ではなるべく弾のこないような所を選べ・・必ず生きて帰って来い・・相手も殺すな」といって治安維持法でつかまった。
 また 「日中戦争は侵略であり、戦争は罪悪」といって有罪となった岐阜・垂井の僧竹中彰元・・・
  仏の教えを生きると、もし日本が戦争を選択できるようになると必ずや摩擦が起きる。・・・そんなことにならぬことを願う。


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