名古屋市名東区 赤帽タケフジ運送の「ふ箱」

赤帽タケフジの車窓から見える光景

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米騒動・・・におもう

2024年08月29日 | いにしえから学ぶ
  かみさん曰く、いつものスーパーに高いコメしか売ってないと。
そういえば農林大臣が、コメ不足に言及し、9月の新米がまもなく出回るので、買いだめはしないよう・・・と会見してた。
やむなくいつもの5キロ梱包のコメを高値で2袋購入してきた。我が家の1.5か月分だろうか。
「米騒動」で思い出すこと二つ。高知県のいの町から引き取って名古屋までの運送でした。引き取りまで時間があったのでブラリ町歩き。ある神社の碑に大正時代の米騒動のものがありました。富山県の魚津・滑川からおきた女一揆です。コメの急騰でひと夏に一升が2.5倍の価格となる。カミさんが今日購入した5キロ袋が、6200円を超えるという値です。各地に暴動が勃発し、時の寺内内閣は総辞職した。その時にこの「いのまち」の資産家の田中某が金持ちを説得して基金をなし米価を下げて民の暴動を抑えた功を讃えての碑でした。
 それと富山の滑川への運送時にも町の役所?に「米騒動」の資料館があり、納品後に見に行ったこともある。覚えているのは米価の急騰への滑川の女たちの怒り。当時ロシア革命が起き、それをつぶそうと英・日がロシアに出兵侵攻した。ために兵糧として港から外地に米を積み出すという風聞があり、それを阻止せんと女一揆がおきた。それが全国に飛び火し大騒動となった。
日本人はコメがなくては話にならない・・・がある。
このところの諸色高騰はウクライナ戦争やコロナなどの影響が因とされている。戦争はどうも諸悪の根源といえるか。