名古屋市名東区 赤帽タケフジ運送の「ふ箱」

赤帽タケフジの車窓から見える光景

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私も「人罪(じんざい)」になるのに・・・

2024年05月23日 | 世間のこと
 赤帽をはじめて2~3年たつた1990年代初頭のころ、自動車部品工場で外国人労働者をチラホラ見るようになった。それが今は200万人を超える。日本では人口が減り人手不足だ。これからは更にその数を増やさねば産業がなりたたぬ。外国の人との良好な共存が必要だ。ところがここにきて、入管法で永住権の取り消しのハードルを下げた改正案が衆院を通過した。
税金や社会保険などの未納滞納を理由に永住資格を取り消せるようにした。政府は外国人労働者を増やす時代の入り口で彼らを規制選別できるようにしたいのか。
日本人でもに未納滞納は茶飯事です。その場合には督促・差し押さえがある。それと同様に外国永住者にも対応すればよいと思う。日本はこれから外国人が働きに行きたいとおもうような国にせねばならんのに、その逆の道をいくのは危うい。
別院の法話で「人材」の話があった。ある経済学者が「人材」には3つあると。一つには「人財」人の役に立つ人・二つには「人在」ただいるだけの人・三つには「人罪」いても役立たずの厄介者・・・と。おそろしい考えです。
私も役に立つものから、間もなくいるだけの人になり、病を得てひと様の厄介になる「人罪」のひとりになるんですから。