8・16
盆休み今日も続く。どこへ行くこともなく時間だけが余ってる。オリンピックと新聞よみでダラダラと過ごす・・・
昨日の終戦日、戦没者追悼式の陛下の「おことば」と安倍首相の式辞を隅々まで読む。
陛下のおことばには、甚大な死者に対して「深い反省」のことばあり。一方首相には昨年同様に侵略戦争への反省の語はなかった。
一方共通する言葉には・・・陛下は「戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い・・」
首相は「戦争の惨禍を決して繰り返さない」です。
陛下と首相の言葉は、憲法前文を引用されていると思われる。
憲法前文には・・・「日本国民は・・・政府の行為によって再び戦争の惨禍が起きることのないようにすることを決意し・・・」とある。戦争を起こすのは国民ではなく政府の行為であるという認識です。国民が戦争を起こす可能性のある政府を監視するのが今日の立憲政治です。
一方首相は政府を代表して述べる・・・とある。「戦争の惨禍を繰りかえさない」という主語は「政府・わが国」でしょうか。
陛下は「国民」が主語で首相は「政府・わが国」が主語のようです。