名古屋市名東区 赤帽タケフジ運送の「ふ箱」

赤帽タケフジの車窓から見える光景

名古屋市名東区の赤帽運送はタケフジへご用命下さい
052-772-5880

赤帽のお客さんも・・皆思っている

2011年04月16日 | 私のなりわい・運送のこと

 4/16(土)

 本日は絵画の搬入のみ。各所から県芸大へ集荷し、それを東京の展覧会へ運ぶらしい。

 お客さんも同乗で行きました。道中の話はどうにも、震災話になってしまいました。東京のこの展覧会も、中止になる可能性もあり、その結論が4月になっても出なかったということでした。

 お客さんの先生は東京の人です。その人の話しによると、「名古屋はノンビリしてていいですね」といわれたそうです。福島に近い東京は、節電で暗く、人の出も少ないということです。芸術系のギャラリーの自粛も多く、さみしいかぎりということでした。震災直後、運送で東京の築地へ行った時、銀座が全く違った街に見えました。計画停電がなくなった今でも、東京はそんな雰囲気なんでしょうか。

  今回のお客さんのことばです。「地震・原発後、なんだか思いが変わってしまいました」・・「こんな時に絵をかいてても、いいのかしらと思ってしまう」と。・・・被災者へのやさしい同情と、原発事故への底知れぬ不安からのことばでしょう。

 タケフジは、そう言われての返事に窮しましたが・・。返事は「なんとか元気なこの地では、普通の生活をするのがいいんじゃないですか」・・・でした。

 これをタケフジにあてはめれば、日々の運送を確実に行い、つまらない風評に乗らないこと。そして「思い」をお金にして送ること位・・・でしょうか。

 次回のブログは震災関連はやめます・・・くたびれますから。