60歳からサブスリー!

還暦ランナーのサブスリー挑戦日記。コロナ禍で中断していましたが、2021年11月より再開。現在64歳です。

【詳細】 神奈川マラソン

2020-02-04 19:28:02 | ロードレース

今日は大阪に帰ってから、軽くJOG+流し3本。

 

さて、神奈川マラソンのレース詳細です。

いつもより、気合が入っているので長くなりますがご容赦ください。

 

【前日】

実家に妹夫婦と13:30集合。近くにある老人ホームに親父さんを迎えに行く。

帰宅後、酒盛りの買い出しなどで小一時間。

 

16:00頃「ちょっと、軽く飲むか」(親父)ということになり、まずはウィスキーのロック。

そのまま夕飯(18:00)になだれ込み、お刺身だったので焼酎のロックに変更。

 

夕食後はまたウィスキーに戻って大騒ぎの中22:00に就寝。結局6時間も飲んでいた。

92歳の親父さんは、途中2回ほどの睡眠を挟んで最後まで参加。

 

【当日】

8:20に自宅を出発。妹の旦那に送ってもらう。

9:30に会場入り。何度も参加しているので、もう隅々まで熟知している。

受付した後まずはトイレ。

 

11:30スタートなので、11:00にはスタート地点に並ぼうと思い、10:00からアップ。

最近は体操とドリルが中心。ランはゆっくり1Kぐらい。30分ほどで終わり、再びトイレのあと着替え。

 

普通は、ランシャツ・ランパンに手袋とアームウォーマーだが、暑かったので手袋とアームウォーマーは外した。

そしてスタート地点へ。大阪ハーフとは比べ物にならないくらい緩めの整列。Aブロックの3列目に並べた。

 

11:30スタート。「パン!」の合図ですぐに時計を押す。いつもは、スタートラインで押しているが、

今回は大阪マスターズ記録の更新が目標。グロスタイムが大事。

 

Aブロックの前には学生さんたちが500人ぐらいいるので、スタートラインまで9秒。

スタート直後はちょっと速いかなと思ったが、さすがにAブロック。どんどん抜かれる。

 

早く集団で走りたいと思うも、なかなか思うようにはいかず、あっというまに5K、タイムは19:38。

予定どおりの3:56ペースだ。ただ、ネットでは3:54ペース。少しきつい。

 

この大会はコースは平坦だけど折り返しやカーブが多い。さらに道が狭いので、曲がるのにテクニックがいる。

昨年はそれでだいぶ疲れたけど、今年はスムーズにカーブを曲がれた。折り返しも、すぐにダッシュしてペースを戻すことを意識。

 

結局、集団で走れないまま10K、タイムは39:08、この5Kは19:30で3:54ペース。この区間は多少の追い風だったようだ。

そしてここから苦難の道が待っていた。

 

レース前、まわりのランナーが会話していた。「10Kから17Kが向かい風になりそうですね」

その10Kが来た。本当に向かい風だ!

 

強風ではないけれど、ぎりぎりで走っている身には苦しい。しばらく頑張るも、時計を見るとラップが4分を超えている。

後から来る若いランナーに抜かれる。なんとかつきたいが思うようにはいかず。そのまま15Kに。

 

タイムは59:16。この5Kは20:08で、4:02ペース。ここまでのペースも、3:57に後退。

22分台のためには3:56ペースが必要。それを超えてしまった。

 

「うわぁ、ダメか」と思った瞬間、5人ほどの集団に抜かれた。

ここが最後のチャンスと思い、一か八かつく。あまりに呼吸が苦しくうめき声となる。

 

必死に食らいつきながら20K。タイムは1:18:43。信じられないが、この5Kは19:27に戻った。

もはや集団はバラバラとなり、最後は女性ランナーと二人に。

 

そしてあと1キロの表示。時計を見たら、1:19:07だった。22分台達成には3:52以内が必要。

いつもだったら「無理かな」と思いそうなところだが、一切そんな気持ちは起きず。「よし、3:52ならいける!」

 

ラストに力を残すことを意識して、あわてないように。女性ランナーに抜かれたがついて行く。

残り100m。女性ランナーのペースが上がる。それに合わせて私もスパート。

 

ゴール横の計時を見ながら、22分台の確信をもってゴール。最後はあまりに苦しく吐きそうになった。(吐かなかったけど)

結局女性ランナーには1秒遅れた。ただ、22分台達成はこのランナーさんと5人の集団のおかげだ。

 

ゴール後に、女性ランナーさんにつかせてもらったお礼をいい、少し会話。

「すごい粘りですね。普通あれほど苦しそうだったら落ちますよね。」と褒められた(のか?)。

 

翌日の神奈川新聞で見たら、女性ランナーさんは強豪の「アトミクラブ」のランナーさんだった。

 

兎にも角にも、苦しみに耐えた結果、1:22:58で大阪マスターズ記録の更新ができた。

帰る際、ちょうど60歳代の部の表彰をやっていた。表彰もされたかったけど、今回は記録だけが目的。

 

満足です。