竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

夏山や一足づつに海見ゆる 一茶

2017-07-03 | 一茶鑑賞
夏山や一足づつに海見ゆる




季語:夏山ー夏  出典:享和句帖  年代:享和3年(1803年:40才位)
夏山をのぼりつめてゆくと、
頂近くなって、
一足ごとに青々と光る海がだんだん見えてくる、の意。

流伴鑑賞
内陸から山道をきて峠を越えたのであろう
眺望は一気に変化する
ここからは一歩づつ海に向かって歩くのだ
海風も潮の香も感じられる
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