太陽日記

北海道移住10年を機に、日記をこちらに引っ越しました。気が向いた時にひっそりと更新します(笑)

ネタキハまつり

2022-11-14 17:05:33 | 日記
 例のごとく根室本線滝川口に入っているキハ40の動向をチェックしているワケですが、何やら続々と入ってきている模様。カラマツもまだギリギリ間に合いそうなので、11月12日にまたまた行ってきました。


 東鹿越からの始発列車2474D。芦別岳の上に雲があり、頂上も若干隠れてしまっているけど、それ以外はちょうど朝日も差し込み、ほぼほぼ事前にイメージしていた通りのカットが撮れた。画面の上半分は残念だけど、下半分は完璧! 本日のファーストショットにして本日のベストショットが撮れてしまいました。




 先程の2474Dは1759のツートンでしたが、次の2471D~2478Dは1766のほうのツートン。先程の撮影位置から数百メートル移動して2パターンのカットを撮影。


 先日と同じパターンで2471D~2478Dの折り返しの間に富良野以北に移動して2473D~3476Dを撮影。島ノ下トンネルの出口へ。やって来たのはタラコ1749でした。


 やっぱりカラマツのピークはちょっと過ぎてしまっているみたい。


 間にやって来る貨物もしっかりゲット。


 先日はツートンで撮ったアングルを今日はタラコで。


 急いで富良野以南に戻ります。運転本数の少ないローカル線だけど、6~11時はナニゲにタイトスケジュールです。
 以前から気になっていた若干俯瞰気味に撮れるんじゃないかと思っていた場所を探してみましたが、一か所は木々をキレイに抜ける場所が見つからず、もう一か所はダートの道が11月1日から冬季の通行止めになってしまっていて現地にすらたどり着けず。「わ~、どうしようどうしよう」と思っているうちに時間となってしまい、妥協でとりあえず撮ったカット。紅葉の葉が残っていれば画になったカットだと思うけど、これだけ落ちてしまっていてはイマイチ、いやイマサンなカットとなってしまいました。




 先日は木の枝をかわすために三脚で撮ったらパツンパツンの画になってしまった場所で、脚立を持って行ったらその木の枝の前から撮れた。しかも2パターン。そんなにイイ写真じゃないかもしれないけど。








 そしてその後に来る2475Dは初めてお目にかかる宗谷色の1747でした。JRになってからの塗色だけど、リバイバルだから自分の趣味的にはギリOK。一度撮ってみたかった車両です。なので、前後左右が一度に撮れてしまうこの場所に来たのでした。無事に4パターンコンプリート。

 いつもならココで「朝練終わり!」と帰宅してしまうのですが、今日は午後の東鹿越往復に宗谷色とタラコが入る事が確定なので、珍しく居残りしました。ただ、それまで4時間近くヒマーー。富良野線のキハ150にはイマイチ写欲が湧かないし、午後の貨物でも撮るかと待ち構えていたら一向に来る気配が無い。土曜日ウヤなの?まさかなぁ…
 そんなワケで先程までのタイトスケジュールとは打って変わって車中で仮眠をとるなどヒマヒマな時間を過ごし、ようやく午後の部スタート。


 かなやま湖畔の鉄橋を行く宗谷色。カラマツはだいぶ葉が落ちてしまっているけど、コントラストや彩度などを調整することで印象的な画になった。本日のセカンドベストかな。




 折り返しはこのポイントで。土曜日だから混むかな、と思ったけどガチ鉄勢は自分も含めて3名。他にスマホでお手軽に撮影してみましたって感じのご夫婦らしき一組だけでした。


 そしてラストは2479Dに入ったタラコ1749を金山駅で夜撮。停車位置では車両の「お面」に照明が当たらず。最初のカメラの設定はISO12800でシャッタースピード1/30秒だったんだけど、「こりゃあ動き出してからじゃないとお面に照明当たらないな」と思ったので急遽ISO25600の1/60秒に変更。なんとかそこまでの変更は間に合ったんだけど、フォーカスをワンショットからAIサーボに変更するまでには至らず。この大きさの画像で見るぶんには分からないけど、原版をピクセル等倍で見るとピンが甘い。この失敗を生かして、次は雪景色の中でコレを撮りたいな。

 というワケで、今日は始発から夜撮までたっぷり撮りました。根室本線滝川口は5両のキハ40が行ったり来たりしているんだけど、今日は富良野発滝川行きの始発列車に紫水1791が入っていたらしく、JR北海道色のキハ40が1両も入らない「ネタキハまつり」な一日だったようです。
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今シーズン最終戦

2022-11-08 19:01:41 | 日記
 今年は11月20日からサッカーW杯がある関係で、Jリーグは例年より1カ月も早く終了してしまう。最終節は11月5日。北海道コンサドーレ札幌はホーム札幌ドームで清水エスパルスを迎え撃つ。実は8月のヴィッセル神戸戦以降、10月のアビスパ福岡戦にも行ってきたんだけど、負けたのでブログにUPしてませんでした。なので清水戦は今シーズン3回目の観戦となりました。


 「コンサドーレ今年の漢字」を事前にアンケートしていて、市立札幌藻岩高校書道部による書は「声」でした。コロナ禍で長らく声を出しての応援が出来なかったサッカー界。今シーズン途中からようやく一部のエリアに限って声出し応援ができるようになり、なるほど、今年を象徴する一文字だなぁと納得。


 最終戦は無料招待券も使えないし、試合後にはセレモニーもあるからイイ席で見たかったので「テーブル付きパノラマシート」を奮発。ちょうどコンコースからの出入り口と階段に挟まれた一角で、3×3の真ん中の席。自分を取り囲む席は全て空席なのだ。チケットを取った約一カ月前には再び感染者がこんなに増大しているとは思わなかったけど、結果的にソーシャルディスタンスが保たれるのは安心感がある。


 こうやって余裕をもって食事ができるのもイイ。ピッチからの高さも中継カメラとほぼ同じ高さだから見やすいし、奮発したと言っても3800円だから、むしろ安いと思う。しかもdポイントが使えるので、お金を出して購入したという感覚もあまりない。ただ、この席は設定数が少なく、一般販売の2日前から購入できるクラブコンサドーレ会員の最先行販売で完売してしまう。そういう意味でも会員であるメリットは大きいので、来年分もすでに更新しました。会員になると送られてくる無料招待券は一般販売日にならないと使えないので、この席に座りたかったらお金を払って購入しなければならない。でも、今回座ってみて大変気に入ってしまった。来年も設定されたら毎回ココがいいな。

 例によって試合が始まるとスマホで写真を撮っているどころではないので、今回も試合中の写真は無し。今日の相手、清水エスパルスは自動降格圏の17位。エスパルスは今日勝っても自力での残留は決められず、16位の京都サンガ、15位のガンバ大阪の結果次第。引き分けでもJ2降格が決まってしまうのだ。一方コンサドーレは前節で残留を決めている。そういう意味ではヒリヒリした緊張感の中での観戦ではないけれど、今年見に来た2戦とも負けているし、最終戦だから絶対に勝ちたい。
 試合の内容を得点に限って時系列的にまとめると、
 前半41分 札幌 ガブリエル シャビエルが先制点を挙げる。自分の席からは清水のDF立田悠悟と対峙したシャビエルが切り返した瞬間、ゴールへのシュートコースがばっちり空いたのが見えた。思わず「キタ!」と声が出た次の瞬間、左足から放たれたシュートはキレイなカーブを描いてゴールネットを揺らした。ドームが歓声に包まれる。
 後半4分 清水 チアゴ サンタナがスーパーなボレーシュートを決めて1-1の同点。
 後半6分 清水 白崎凌兵がコンビネーションから抜け出してゴールを決め、1-2と清水が同点からわずか2分で逆転。勝利が絶対条件の清水サポーターは大盛り上がり。
 後半15分 札幌 青木亮太が荒野拓馬からの鋭い縦パスをオフサイドにならないギリギリのポジションから抜け出してトラップ。シュートは清水のGK権田修一に一度止められるものの、こぼれ球に素早く反応してゴールに押し込む。2-2の同点。
 後半33分 清水 山原怜音が蹴った鋭いFKは札幌GK中野小次郎が一度弾くものの、こぼれ球をゴール前に放り込まれ、混戦の中ホナウドが押し込み2-3と再び清水が逆転。清水ベンチとサポーターはミラクルを信じて拳を突き上げる。
 後半41分 札幌 右サイドでルーカス フェルナンデス→小柏剛→キム ゴンヒ→小柏剛→田中駿汰とほとんどダイレクトのパスが繋がり、最後も田中駿汰のダイレクトパスをキム ゴンヒがダイレクトでゴール左に流し込む。3-3と三度の同点。それにしてもキム ゴンヒの冷静さはヤバイ。
 後半45+2分 札幌 またもや右サイドでルーカス フェルナンデスからキム ゴンヒにゴール前で決定的なパスが通る。一瞬そこでシュートを打つかと思ったが、DF2枚が寄せてきたのでゴール左にいた青木亮太がフリーに。キム ゴンヒにはしっかりそれが見えていたので青木にパス。足元ではなく少し前にトラップしたことにより、よりシュートコースが空いた。その瞬間、ゴールを確信した自分は得点が入る前に両手を突き上げて絶叫していた。もちろんシュートは決まって4-3と逆転。自宅に帰ってから録画した試合を見返したけど、この時の歓声の大きさはヤバかった。

 結果、今シーズン最終戦は4-3で北海道コンサドーレ札幌の激的勝利。清水エスパルスはJ2降格が決まった。すでにジュビロ磐田の降格も決まっていたので静岡勢ダブル落ち、J1から静岡のクラブが消えるという事態が現実となってしまった。静岡といえば「サッカー王国」と言われていたし、友達もいるので正直複雑ではある。しかしそこは勝負の世界。再びJ1に戻ってくることを願うし、コンサドーレももう二度とJ2に落ちる事は無いことを願う。


 試合が終わってセレモニーの準備が行われている間、ベンチ横でおっちゃんこする(北海道弁でお座りするの意味)ドーレくんを発見! 公式グッズに「おっちゃんこドーレくん」というぬいぐるみがあるけど、リアルおっちゃんこドーレくんだ!カワイイ♥


 セレモニーでのミシャ(ペトロビッチ監督の愛称)のコメント。「心臓が弱い人には札幌のサッカーは良くないと思うが」に会場から笑いが起こる。監督就任時から「3点取られても4点取って勝つサッカーを目指す」と言い続けているし、実際に今日の試合もそうなった。普段の練習もほとんど守備の練習はせず、攻撃の練習ばかりしているらしい。他のチームは対戦相手を徹底的に分析して、まずは相手のイイ所を出させないということを徹底してくるところが多いけど、ミシャはとにかく攻めダルマ。打ち合ってくれる相手とは好ゲームとなって上位チームにも勝てるけど、引いて守ってカウンターのチームにはウラを取られてあっけなく負けてしまう事もある。成績だけを求めるならもっとリアリストになるべきかもしれないけど、ミシャは常々「プロのサッカーはファン、サポーターを喜ばせる試合をしなければならない」と言っているし、こんな特殊なコンセプトを持つクラブがひとつぐらいあってもいいよね。


 最後は恒例のゴール裏サポーターをバックに記念撮影。ここでクラブのオフィシャルカメラマンが撮影を終えた後、その彼を中心に招いてもう1回撮影が行われた。例年はそんなことはしていないと思うし、周囲のスタッフや選手たちの行動から、「あ、もしかしてあのオフィシャルカメラマンの人、今シーズンで引退なのかな?」と思った。紫のビブスがオフィシャルカメラマンの証なんだけど、試合会場には最低でも3人のオフィシャルカメラマン(Jリーグ、ホームチーム、アウェーチーム)がいて、いつもConsadole 1 のゼッケンが入った紫のビブスを着けている人がいる。たぶん会報誌の撮影も担当しているTさんがそうなんじゃないかと思っている。自分も以前、仕事で1シーズン半コンサドーレの試合を撮影していた時期があるので、そういうところにも目が行ってしまうのでした。
 ※追記 オフィシャルカメラマンは会報誌で選手のインタビュー写真などを撮影しているTさんではなく、マッチデープログラムなどで使われる試合中の写真などを担当しているKさんでした。やはり今シーズンでオフィシャルカメラマンを勇退されたそうです。

 というワケで、今シーズンの北海道コンサドーレ札幌は10位という結果になりました。今シーズンはケガ人が続出し、一人戻ってきたら別の選手が離脱するなどなかなかベストメンバーで戦い続ける事が出来なくて苦しんだ。正GKとセカンドGKが同時に離脱することが二度もあって大量失点する時期もあった。それでもやっぱりコンサドーレのサッカーは面白い。来年は何回観に行けるかな。
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続・秋の国鉄色まつり そして17年

2022-11-01 18:15:21 | 日記
 広葉樹の紅葉はだいぶ落葉してしまいましたが、カラマツの黄葉がイイ感じになってきました。そこで、またもや朝練に行ってきました。


 今日は一日中曇り予報。東鹿越始発の送り込み回送はだいぶ暗いだろうから、前回よりも1時間遅く出発。始発の2474Dに間に合ったらラッキーぐらいの感じでしたが、金山発車にギリギリ間に合いました。やはり背後の広葉樹はほぼ落葉。左側のカラマツは色づいていますが乱立する電柱が邪魔…


 振り返ってS字カーブ。広葉樹の落葉が進んだからなのか、今朝は自分ひとりでした。


 次の2471Dはド定番のポイントで。ココはさすがに他にも来るだろうと、狭い駐車スペースの端っこギリギリにクルマを止めたけど結局誰も来なかった。最近は国鉄色狙いで出掛けているから撮影地では複数になる事が多かったけど、北海道はよっぽどのネタもの以外はひとりでのんびり撮影ってパターンがほとんどなのよね。やって来たのはツートン(1759)でした。


 前回来た時はまだまだ緑だったカラマツが見事に黄葉。この時間のココは晴れたら逆光なので、曇りの今日なら朝でもイケルと思っていました。


 先程の列車は東鹿越で1時間16分も停車してから折り返すので、その間に富良野以北に移動して2473D~3476Dを頂きました。いつものお気に入りのポイントで。やって来たのはタラコ(1758)でした。ってことは、2471Dの滝川~芦別間はツー・タラのダブルだったのね。でも、さすがにそれは早過ぎてチョット無理。




 曇ってると陰を気にしなくていいのは助かるな。




 この区間に来たならば貨物も撮っておきましょう。


 返しの3476Dは貨物のすぐ後にやって来るので、同じポイントの少しずれた場所から。自分は普段はほとんど手持ちで撮影するスタイルなんだけど、このアングルは木の枝をかわしてピンポイントで決めなければならないので、めずらしく三脚で固定して撮影。すると、予想以上に車両が大きくてパツンパツンになっちゃった。


 ツートンの返しを撮りに山部に戻る。ケツ撃ちになるけど、カラマツバックのカーブを行くツートン。


 富良野で13分停車するので、今来た道をすぐさま戻って先回り。先程運転しながら「あっ、ココいいな」と思った場所で狙いました。若干薄日が差してカラマツが鮮やかに。今日は全般にドン曇りでしたが、もう少し明るい曇りだったら最高だったのになぁ。

 そんなワケで今日も秋の国鉄色まつりを堪能しましたが、今日はMiyukiさんの17回目の命日です。こんな素晴らしい光景を撮影出来るのも、全てはMiyukiさんに出会ってそれがきっかけで北海道に移住したからです。今日はMiyukiさんに思いをはせながらの撮影でした。
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