太陽日記

北海道移住10年を機に、日記をこちらに引っ越しました。気が向いた時にひっそりと更新します(笑)

2021シーズン開幕!

2021-02-27 23:53:39 | 日記
 2021シーズンのサッカーJ1は昨日の川崎フロンターレvs横浜F・マリノスで開幕し、北海道コンサドーレ札幌は今日が開幕戦。横浜FCを札幌ドームに迎え撃つ。札幌ドームのサッカーのピッチはホバリングステージという移動式のグラウンドで、試合の時以外は屋外にある。当然冬は雪が積もってしまうのだが、芝にとってはその雪が布団のように守ってくれることで冬枯れせずに済む。ただ、2月下旬の開幕に合わせて除雪をしてしまうと寒さで芝が枯れてしまうと言われていて、札幌ドームでのホーム開幕戦は3月になってから。シーズンの開幕戦はいつもアウェーからというのが定例となっていた。しかし、クラブとして本気でACL出場を目指すようになり、もし本当に出場することになると2月の試合もあり得る。そこで札幌ドームは去年の冬に芝の越冬試験を行って2月下旬のピッチの使用に問題が無いことを確認した。その結果を受けて今シーズンは2月27日の第1節を札幌ドームで行うことが決まった。コロナが無ければ観戦に行きたいところだけど、今まで2人体制でやっていた乳検の仕事が、もう一人の人の体調不良により去年の5月から自分ひとりで全てを請け負う形となり、もし自分が感染してしまったら多方面に迷惑をかけてしまうので自重した。スタジアムでのスポーツ観戦でクラスターが発生したという事案は無いんだけどね。
 今までコンサドーレのグッズは買ったことが無かったんだけど、2019年に札幌での仕事が早く終わって観に行ったサンフレッチェ広島戦でタオルやロッソネロTシャツ(ロッソネロはイタリア語で赤黒。レプリカユニフォームよりもずっと安価で、素材・デザインなどもそれなりの作りのライトサポーター向けお手軽Tシャツ)を買った。そして去年はレプリカユニフォームを買おうかどうしようか悩んでいたけど、コロナで観戦にも行けず着る機会も無さそうだからグッズの購入などでクラブに多少なりともお金を落とした。その後、シーズンオフにレプリカユニフォームは在庫処分のバーゲンセールで半額になっていたので一着購入。ユニフォームは今年からミズノにサプライヤーが変わったのだが、15年続いたkappaのラストモデルだったので、恐らく一度も袖を通すことは無いと思うけど記念に買っておいた。
 ユニフォームが今年からミズノに変わったのはkappaのライセンス販売側の事情もあるけど、2019年からコンサドーレのクリエイティブディレクターに就任した相沢陽介氏の影響もあったようだ。パリコレデザイナーでもある相澤氏はクリエイティブディレクター就任時から「いずれはユニフォームのデザインもやりたい」と発言していた。通常、ユニフォームのデザインはサプライヤーの社内デザイナーが行うものらしいが、相澤氏はパターン(生地の縫い合わせの部分や、その生地の裁断の形状など)から全てを自分のこだわりでデザインしたかったらしく、その要望を聞き入れてくれたのがミズノだったのだ。そこで出来上がったのが今シーズンのユニフォームで、コンサドーレとしては久々の襟付き。その襟や袖口、裾などに赤黒のチェッカー柄があしらわれていて、赤黒縦縞という外せないアイデンティティーを基本としながらも、随所に相澤氏のこだわりが詰まったユニフォームとなった。
 例えばオリンピックの日本代表選手のユニフォームなどを有名デザイナーがデザインする事はあるだろうけど、プロスポーツチームのユニフォームをパリコレデザイナーがデザインするのは国内では初の事かもしれない。そういう意味では今シーズンのコンサドーレのユニフォームは歴史的にも意義深いものになるような気がする。ちょっと大袈裟かな?
 そんなわけで今年はレプリカユニフォームを買うぞ!と思っていたのだが、発表されたデザインを見たら「ん~…」となってしまった。発売されるユニフォームは2種類あって、選手が着用するのと素材・デザインがほぼ同じ仕様のオーセンティック(19,250円)と、もう少しコストや生産性などを考慮して作られたレプリカ(13,750円)。最初考えていたのはレプリカだけど、思ったよりもデザインに差があったのだ。特に気になったのが肩口のパターン。オーセンティックは相澤氏がこだわった作りになっているけど、レプリカの方はコストや生産性を考えて、もともとミズノの持っているパターンでデザインされてるっぽい。裾のチェッカー柄も省略されているし、ちょっと失礼な言い方をすると「パチモンっぽい」気がしてしまうのだ。そこで、ちょっと高いけど記念すべき相澤ファーストモデルだし、オーセンティック行っちゃいました! 背番号プリント(4,620円)も合わせて注文したので、送料込みで24,300円! よく皆さん「推し」の選手の背番号を入れるけど、サッカーは選手の移籍が多いスポーツなので、特定の選手の番号を入れてその選手が移籍してしまうとちょっと悲しいことになってしまう。毎年買うような余裕のある人ならいいけど、それなりの値段もするのでサポーターを表す番号の12が無難と言えば無難。だが今年のキックオフイベントで選手の背番号が発表さた時に思わず「おぉー!」と声が出てしまった選手がいる。9番の金子拓郎選手だ。大卒ルーキーだった去年は30番だったが、2年目の今シーズンはエースナンバーの9番に大抜擢。他のクラブでプロデビューをした後にコンサドーレに移籍してきて9番をつけた選手はいっぱいいるけど、コンサドーレでプロデビューをして9番をつけたのはユース出身の石井謙伍以来じゃないかな? ドリブル突破からゴールまで狙える期待の選手だ。背番号は9番に決定!
 それから今年はクラブコンサドーレにも入会した。今までは滅多に実際に観戦にも行かないし、あまり入る意味もないかなぁと思っていたが、ネット上で「自分は遠方なので実際に観戦には行けないけど、だからこそクラブへのお布施と思って毎年入会している」というコメントを見て「なるほどなぁ」と思って入会したのでした。

 そうしてワクワクしながら迎えた今日の開幕戦、自宅でテレビ観戦だったけど、試合開始直後の前半2分、駒井選手のこの試合全体のファーストシュートが決まって早くも先制。そしてその2分後には金子選手も最初のシュートが決まって2-0に。試合開始4分、シュート2本で2点て! その後もA・ロペス選手、金子選手の2点目、後半にはチャナティップ選手のゴールも決まって最終的には5-1の快勝。いや~楽しかった! 未だスタジアムでは歓声は上げられないけど、自宅でひとり観戦なら絶叫し放題。生観戦の臨場感や高揚感は捨て難いけど、このご時世だとやっぱり足は遠のいてしまうかなぁ…
 明日、福岡vs名古屋の試合が残ってるけど、今現在の暫定ではコンサドーレが首位。明日どちらかが5点差以上で勝たなければ第1節でのコンサドーレ首位が確定する。これも新しい景色だ。今日の横浜FCは守備もゆるかったし攻撃にも迫力が無かったから毎回同じような試合展開にはならないと思うけど、去年から磨き上げてきたオールコートマンツーマンディフェンスからのショートカウンター、今年いよいよ爆発しそうな予感。行くぞACL! いや~勝利の美酒サッポロクラシックが美味い! 去年の夏はなかなか飲めずに冷蔵庫を占拠していたからなぁ


 左・2021オーセンティック 中・2020レプリカ 右・2019ロッソネロ


 初めて選んだ背番号「9 TAKURO」が今日2得点。得点ランキングも暫定1位タイだ。嬉しい!


 クラブコンサドーレ+more FUNオプションの入会特典のブランケットと、オンラインショップで購入したクッション。ココに座って絶叫観戦でした。
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北の大地の入場券

2021-02-24 14:39:44 | 日記
 JR北海道は以前、「JR北海道 わがまちご当地入場券」という道内の鉄道沿線の全101市町村と、その街の鉄道風景を紹介する写真入りの入場券を販売していたが、2019年9月末で一旦終了。2020年7月18日からは新たに「JR北海道 北の大地の入場券」を販売している。この入場券の裏面には約30万分の1の地図が分割して描かれていて、全86駅(96種)を揃えて並べるとJR北海道の鉄道地図が完成する。このテのアイテムの収集に情熱を燃やす人も結構いるみたいだけど、自分は正直そこまででは無かった。しかし、日高本線の鵡川~様似間の廃止バス転換が事実上2021年4月1日と決まってしまったので、せめて日高本線の分だけでも揃えておこうかと思うようになった。
 日高本線に関する入場券の販売駅は苫小牧・新冠・静内・浦河・様似の5駅。苫小牧は室蘭本線の錦岡~沼ノ端、日高本線の勇払~鵡川の地図が描かれた2種つづりの入場券となっているので、日高本線が廃止になっても売り続けるだろうし、新冠は無人駅なので入場券は道の駅で売っている。廃止になっても在庫がある限りは購入は可能だろう。浦河も指定券の販売などのために曜日と時間を限定してJR職員が出張してくるが基本的には無人駅なので、うらかわ観光協会で販売している。なので、こちらも在庫がある限り購入は可能だろう。様似はJRの駅員はいないが、委託で窓口業務を行っているらしい。鉄道が廃止になってもバスの乗車券の販売で窓口は残るかもしれないが、もし窓口が廃止されてしまっても駅舎内に観光案内所が入っているので、引き続きそちらで購入できるようになるかもしれない(あくまで可能性の話)。そこで、鉄道が廃止になると入場券を購入できなくなってしまう可能性が一番高いのが、逆にJR職員が常駐している静内なのかもしれない。まぁ静内も駅舎内に観光案内所があるのでそちらで購入できるようになるかもしれないけど、それは分からない。なので、日付スタンプの見栄えもいい2020年11月11日に静内の分は購入していた。
 そして今年の1月に長年会っていなかった友人が新冠に立ち寄る機会があり、道の駅で久々の再会を果たしたのだが、その時に売店で入場券を発見。購入して日付スタンプを見て今日が1月11日だった事に気がついた。またもや1並びだ。その時に「こうなったら浦河と様似は2月22日に買いに行こう!」と思いついたのでした。
 仕事のスケジュールも上手いことやり繰りして2月22日はフリーにできた。そして観光協会や窓口の営業時間などをチェックしようとネットでいろいろ見ていたら、実際に日高本線の北の大地の入場券をコンプリートした人のブログで、同時に駅スタンプも集めている記事を見た。「駅スタンプ、懐かしいな~。昔はきっぷへの下車印と硬券入場券、駅スタンプの3点セットを集めてたなぁ」なんて思っていたら、最近は盗難防止の観点からスタンプ台に常設ではなく、窓口で駅員に頼んで出してもらうスタイルに変わってしまったようだ。そして、そうなると日中毎日駅員がいるわけではない浦河は意外と難関だという事が分かった。ちなみに浦河の窓口営業日時は水・土曜日、 第2・4月曜日のみの12:00~16:20。そして22日は第4月曜日! こりゃ駅スタンプも集めよう!
 というわけで2月22日。様似は窓口業務が委託されているので、12:45~13:45はしっかり昼休みとなってしまう。なので、まずは終点の様似まで行って戻ってくる行程にした。せっかくなので駅の写真も撮っておこうとカメラも持って。鵡川~様似間が災害で鉄道の運行が休止になってしまう前に駅の写真もいくつか撮ってはいたが、先日調べてみたら半分くらいしか撮っていなかった。また、駅舎は撮っていてもホームにある駅名板はあまり撮っていなかった。正式に廃止となると駅名板はすぐに外され、待合室やホームは立ち入り禁止になってしまう可能性が高いので、それらの写真も残しておきたい。ただ、まだ若干雪が残っているので今回は様似~浦河の間だけにしておいた。それ以外は3月に撮ろうと思う。そしてそれらの写真は全駅が揃ってから鵡川から数回に分けて紹介していきたいと思う。
 それにしても今回は月曜日にもかかわらず、同じように北の大地の入場券を購入して駅の写真を撮ってまわる人が自分以外にも結構いて驚いた。車でまわっている人は道内の人だろうけど、列車代行バスと徒歩で各駅を訪問している猛者も複数いた。その人たちは道外から来たのかな? 今日有休を取れば4連休だし。

 というわけで今までの成果。

 一番上の新冠は2種つづりとなっている。その理由は裏面にあり。
 左下は2019年12月4日から販売された「北の40 記念入場券」。キハ40が定期運行されている区間の主な駅、24駅で販売されている(いた。が正しいのかな? 在庫が無くなった駅はもう売ってないかもしれない)。


 裏面を並べたところ。左側の横位置と縦位置の2種が新冠の分。約30万分の1の日高本線の地図を5枚の入場券で描くのは無理だったので、苫小牧と新冠は2種つづりとして販売したという、いわば苦肉の策。だから冒頭に書いた全86駅(96種)となるのだ。
 右上が北の40 記念入場券の裏面。


 北の大地の入場券の表面にもデザインされている駅スタンプ。左上は静内。右上はうらかわ観光協会にあった「さようなら日高本線」のスタンプ。左下は浦河。右下は様似。新冠は日高本線のモノはすでに無く、道の駅にあるのはあくまで道の駅のスタンプのようだ。入場券にデザインされているのは新冠だけ「JR新冠駅」となっているし、画像データとして残っているだけという事なのだろう。残念。
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