太陽日記

北海道移住10年を機に、日記をこちらに引っ越しました。気が向いた時にひっそりと更新します(笑)

20年

2024-03-30 17:27:33 | 日記
 2004年3月30日に北海道に移住し、今日でちょうど20年となりました。さすがに20年前となると、だいぶ昔のことに感じますね。当時はまだこの辺りのネット回線はISDNだったなぁ。実家の辺りはすでに光回線が普及し始めていた頃だけど、ISDN環境の所に引っ越すのが分かっていたから、あえてADSLのままだった。ケータイもガラケーだったし。まぁ、スマホになったと言っても、いまだにiPhone7なんですけどね。クルマはいまだにMTです。免許取って35年、自分のクルマはず~っとMT。雪道の4WDのMTは面白いのですよ。でも、今乗ってるレガシィも28万キロだし、エンジンもちょっと調子悪くてボディのあちこちにサビが浮いてきたから、さすがに来年の車検前には買い替えかな。ステーションワゴンの4WDのMTとなると、もうほとんど対象車種が無いのよね。レガシィに乗って雪道でのスバルのバランスの良さを知っちゃったから、次はとうとうMTを諦めてレヴォーグかなぁ。もちろん中古しか買えないけど。

 さて、その後の根室本線ですが、いっこうにタラコが運用に入りません。今日の午後からは「ありがとう根室線」のヘッドマークを掲げた3両編成、1779(森の恵み)+1745+1775が富良野~東鹿越間の運用に入りました。恐らく明日の午前中の3往復までこの編成で走り、午後からは新たに4両編成が投入されると思います。今日の午前中にネットに上がっていた情報によると、旭川空港着陸直前の機内から旭川運転所が見え、そこにはタラコ+白+白+タラコの4両編成がいたとの事。よく見てたなぁと驚きましたが、恐らくこの編成が入るのではないかと睨んでいます。個人的にはタラコ+タラコ+ツートン+宗谷色をやってくれないかなぁと思っていましたが、宗谷色は滝川~富良野間の運用に入ってしまっているし、ツートンは2月10日以降、もう2カ月近くもその動向がキャッチされていません。もしかして廃車対象なのでしょうか?
 今日の午後は3両編成でも立ち客が出るほどの混雑ぶりらしいし、葬式鉄は趣味じゃないので行こうかどうしようか迷います。とりあえず天気は良さそうなんだよなぁ…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

激山!PART2

2024-03-24 16:55:28 | 日記
 3月16日にJR北海道のダイヤ改正がありました。根室本線の富良野~新得間は3月31日に廃止になりますが、滝川~東鹿越間の車両の運用は4月1日以降を見越した運用に変更となっております。つまり、富良野~東鹿越間の車両運用は16日間だけの限定のモノなので、滝川~富良野間は4月1日にそれが無くなった時に則した運用にすでになっているのです。まぁ、31日まではお別れ乗車目的の乗客に対応するために、通常1両で運行しているところを2両で運行するというイレギュラーな状態ではありますが。
 で、ダイヤ改正前の運用は把握していましたが、改正後の運用は未知数だったので、16日からネット上で得られる情報をかき集め、その解析に努めました。そして19日にはほぼ解析できました。ただ、ちょっと不確定な部分もあってさらに調べていると、同じように個人で解析した人がその情報をネット上に上げてくれていました。それによって自分の不確定な部分も解決。そしてその解析通りに運用が進めば、23日、26日、29日に9473D~9478Dの3往復にダブルタラコが入る事が濃厚。すると大佐さんから「根室本線、撮りに行きますか? マイルの期限が迫ってるので行こうと思うんですが」とメールが。そこで「23日が天気も良さそうだしダブルタラコが入りそうだから行くつもり」と返信。早速飛行機をチェックしたそうですが、春休みの週末なのでチケットがメチャクチャ高いうえに、そもそもほぼ満席とのことで一旦保留。22日にはネット上の情報でダブルタラコは回923Dによって旭川に戻されたことを確認。3日前には同様の動きで夜の926Dに入り、その日のうちに富良野入り。翌朝の9473Dから3往復の東鹿越運用に入るパターンでした。そこで状況をメールすると「30分考えます」との返信。ただ、ここでダメ押しのお誘いをしておいて車両の差し替えなどが起きたら責任を感じてしまうので、「差し替えもあり得るから賭けだね」と一応保険をかけておいた(^_^;
 すると、しばらくして「賭けてみます。はやぶさに乗って夜中に旭川に着きます」と返信が。えっ!新幹線で来るの!?マジで!?なんかドキドキしてきた。そしてそのドキドキは夜に最悪の結末となってしまう。ネット上に「今夜の926Dは北海道色の3両でした。明日のタラコはなしですかね」との書き込みが! もうね、膝から崩れ落ちましたよ。大佐さんに申し訳ない。「悲報!」としてメールすると、大佐さんもショックは受けていましたが、「久々の乗り鉄を楽しんでるし、北海道色もキライじゃないので全然問題ないですよ」と優しいお言葉。「ところで、来ます?」と聞かれ、正直即答できない自分がいた。廃止まで10日を切っているし、このままダブルタラコの運用は続くものだとばかり思い込んでいたので、気持ちが追い付かなかったのだ。しかし、天気予報を見る限り明日の激山はほぼ確定。たとえタラコが来なくても廃止間近の区間を撮影しておくのは貴重な機会。というわけで、現地での再会を約束して早めに就寝。

 で、ここからは昨日(3月23日)のお話です。


 一発目の送り込み回送をドコで撮ろうか悩んでいましたが、たまたま昨夜ネットに上がっていた画像が気に入り、Googleマップで場所を特定。最近はラクして人様の作品をマネできちゃうし、果たしてそれでいいのか?という自問自答はありますが、いつもの山部の野球場ウラの直線は混雑必至だろうから、あまり他に人が来なそうなこの場所にしました。線路端に陽は当たってないし、山も10分ほど前まではもっとピンク色に染まっていたのですが、白と森メグちゃんのペアがやって来ました。結局ココでの撮影は自分ひとりでした。さぁ、激山な一日の始まりです。


 次は先月と同じ踏切で同じパターンの行動。9472Dはケツ撃ちになるけど、本命の9473Dのために場所取り。ココで大佐さん合流。9472Dも撮ったけど、これとほぼ同じ写真なので省略。本命の9473Dです。雲ひとつ無い激山。先月と違ってココまで引っ張っても木の影はかかりません。パーフェクト! いや、でもホントはコレがダブルタラコだったはずなんだよなぁ… 悔しいので脳内でタラコに変換。む、空しいナリ。


 例のごとく折り返しに時間があるので富良野~野花南に移動して2473Dを撮影。この区間は廃止されるわけではないけど、キハ40自体があと1年なので雪晴れバリ順の写真をしっかり押さえておきましょう。この後、貨物を待っていたけど来ず。そう言えば以前にも貨物が来なくて「土曜日ウヤなの?」ってブログに書いた記憶が(^_^;


 次は、大佐さんが冬に撮った事が無いというので山部の野球場ウラの直線へ。


 2両だと電柱のスパンにギリギリ収まる感じだな。小さい雲が少し出て来たけど、頂上はしっかり見えています。


 かなり大勢の同業者が集まりましたが、線路に沿った道路から撮るので、アウトカーブでベスポジがピンポイントな場所と違って各自好きな場所で撮影しています。


 ダイヤ改正前は4時間半ほどの空白時間があったのですが、お別れ乗車の乗客に対応するため、以前設定されていた昼の時間の東鹿越往復が復活。それを今朝一発目に撮影した場所で撮影しました。


 後ろの山に見えるのは富良野スキー場。


 同じ場所からカメラを振って数パターン撮れますが…


 まぁ、本命はこのアングルですね。下金山カーブから見る芦別岳のイメージとは違って、いくつもの峰が屏風のようにそびえ立っていますね。


 返しは金山ダムに来ました。ココも大盛況でしたが、同じくダムの天端から横一列で撮影するので、人数はいても平和に撮影出来ます。また、前日の22日にクマの足跡が発見されたそうで、ダム職員による注意喚起の文書が掲出されていました。クマも廃線を名残惜しんで起きてきたのでしょうか?


 すでに結構激山を堪能してきたので、「次ドコで撮るぅ?(困惑)」と贅沢な悩みが出てきました。そこで、すでに皆さん午前中に撮影して満足したであろう下金山カーブに来てみました。すると、朝の正面から陽が当たる芦別岳と違い、サイドから陽が当たるこの時間の芦別岳はより表情が豊かに見えます。しかし、列車がやって来るまでの1時間半の間に薄雲が広がってしまい、その表情はだいぶ薄味になってしまいました。そこで、定番のアングルで撮ってもツマラナイので、スギちゃんのネタを参考にしたアングルで撮影してみました。
「せっかく2両編成なのに、真正面で撮ってやったぜぇ
 芦別岳が頂上まで見えているのに、途中で切ってやったぜぇ
 ワイルドだろ~ぅ」


 このようにもっと車両を手前まで引っ張ったカットも撮りましたが、車両が小さく写っているほうが相対的に山の威圧感は強い気がします。あっ!右下にクマが!…じゃない、同業者が写っていました。


 ココからは大佐さんとは別行動に。自分は雰囲気が気に入っている金山駅で列車の到着から発車までを撮ってみました。もう日常の光景は見られないのは分かっていましたが、こういう廃止間近ならではの光景も、後々になるといい記録となるのでしょう。


 見たところ乗降客は駅撮りしてからそのまま乗車する人、下車してから列車にカメラを向ける人と、ほぼほぼお別れ乗車の人ばかりでした。


 この駅に列車がやって来るのもあと8日(執筆時からは7日)です。


 振り返ってもう1枚。


 2列車4両のキハ40が富良野駅に集結する様子を撮りに来ました。大佐さんはホームに撮りに行きましたが、自分は野花南方の歩道橋に行って撮影。16:51発の東鹿越行き9479Dに充当される編成が滝川から回送でやって来ました。


 右側の3番線に入線する列車が滝川から回送されてきた車両で9479Dとなります。左側の4番線に停車している列車は先程まで東鹿越を3往復した車両で、同じく16:51に回送列車として滝川に向かいます。この写真を撮影後に駅に行き、改札から出てきた大佐さんと合流。その後の行動を検討しましたが、それぞれの都合もあるのでここで解散。ダブルタラコは撮れませんでしたが、大佐さんは激山な一日を堪能できたようで何より。廃止まではもう来れないと言っていましたが、果たしてどうでしょうか?(笑)


 で、最後に「今日はこういうカットが撮れるんじゃないか」と狙っていたカットを撮りに再び下金山カーブにやってきました。次の列車通過は18:20頃なのでかなり暗く、他に人なんていないんじゃないかと思っていたら車が2台いました。とりあえず三脚をセットしてからクルマで待機していると、さらに3台がやって来ました。列車通過時刻間近にさらに2~3台。マジか!
 列車通過は日没から約30分後なので、だんだん暗くなっていきます。そこで、暗くなる前にクルマから降りて三脚にカメラをセット。自分は30秒の長時間露光でテールランプの光跡と、うっすらと浮かび上がる雪の芦別岳を一発撮りで撮影するつもりだったので、暗くなってくるたびにテスト撮影。列車がやって来るまでに何度も繰り返して液晶モニターで画像を確認。刻々と変化する暗さに対応した露出にセット。そして列車がやって来ました。シャッターを押してから30秒後、液晶モニターに映し出された画像は自分のイメージ通り。いや、それ以上だった。思わず心の中でガッツポーズ。今まで自分が撮って来た鉄道写真の中でも、最高傑作と言えるかもしれない会心の1枚が撮れた。コレを見た瞬間に、ダブルタラコが撮れなかったショックもすっかり失せました。でもまだチャンスはあるかもしれないから引き続き動向はチェックしますよ。ダブルタラコ激山リベンジなるか?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根室本線廃止区間・その3

2024-03-12 11:35:28 | 日記
 最後は幾寅駅~新得駅です。


 2022年7月25日撮影 幾寅駅 明治35年12月9日開業 東鹿越駅から4.0km 富良野駅から44.2km


 2022年7月25日撮影 映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地、幌舞駅として有名。


 2022年7月25日撮影 待合室の様子。


 2022年7月25日撮影 駅舎内の半分は、ほぼ鉄道員(ぽっぽや)資料館。


 2022年7月25日撮影 


 2022年7月25日撮影 


 2022年7月25日撮影 ホーム側から見た駅舎。駅前広場にはキハ10系風に改造されたキハ40 764が車体を切断されて保存されている。撮影時は被災後で列車は走っていないが、ホームの草刈りや花壇の手入れなど、美しい状態が保たれている。南富良野町にとっては貴重な観光資源でもあるので、恐らく廃止後も残されるでしょう。


 2022年7月25日撮影 駅名板。


 2022年7月25日撮影 ホームから東鹿越方面を望む。雑草に埋もれた錆びたレールが悲しい。


 2022年7月25日撮影 同じく落合方面を望む。


 2023年9月11日撮影 落合駅 明治34年9月3日開業 幾寅駅から9.4km 富良野駅から53.6km


 2023年9月11日撮影 今回廃止される区間で唯一、跨線橋がある駅。


 2023年9月11日撮影 駅名はペイントではなく、切り抜き文字が貼り付けられているようだ。


 2023年9月11日撮影 待合室の様子。


 2023年9月11日撮影 ホームは立入禁止になっていた。


 2023年9月11日撮影 草刈りや除草剤散布など、一応の維持管理はされているようだ。


 2023年9月11日撮影 跨線橋は階段が封鎖されていた。


 2023年9月11日撮影 ホームには立ち入れないので、望遠レンズで駅名板を撮影。


 2023年9月11日撮影 ロープなどによる規制はされていなかったが、常識の範囲でギリギリ立ち入り可能な場所から幾寅方面を望む。最低限の維持管理がされているエリアと、そうでないエリアの境界。


 2023年9月11日撮影 同じく新得方面を望む。


 2023年9月11日撮影 駅舎からちょっと離れた場所にあるトイレ。この屋根のカタチ、分かる人には分かると思うけど、ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の愛冠の駅舎に似てる。


 2023年10月24日撮影 新得駅 明治40年9月8日開業 落合駅から28.1km 富良野駅から81.7km


 2023年10月24日撮影 駅名板。まもなく、この「おちあい」の表記が消えてしまいます。


 2023年10月24日撮影 ホームから落合方面を望む。撮影時の1年半ほど前まではキハ40が昼寝していた側線に、今はH100が。

 というわけで廃止まで19日となった富良野~新得間の駅を紹介してきました。ローカル線やその駅は必ずしも人々の生活圏や移動のルートに合致していない事もあり、維持していく鉄道会社にとっては悩みの種ではあります。今回鉄道が廃止される区間では、道の駅 南ふらのを核としたバスの路線やダイヤ設定により住民の利便性向上が見込まれるようですが、最近はバスも運転手不足による減便や路線廃止などのニュースも聞かれます。台風による被災さえ無ければ、もしかしたらこの区間の廃止は無かったかもしれませんし、逆に言うと今後、札幌と道東を結ぶメインルートである石勝線が災害によって長期間止まってしまう可能性もあります。そうなった時に「あそこの線路を残しておけば…」なんて事態にならないことを願うのみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根室本線廃止区間・その2

2024-03-11 16:58:41 | 日記
 昨日の続き、下金山駅から。


 2023年5月31日撮影 下金山駅 大正2年10月1日開業 山部駅から8.0km 富良野駅から20.1km


 2023年5月31日撮影 ホームに向かう通路の左側はトイレ。右側は待合室。


 2023年5月31日撮影 待合室の様子。


 2023年5月31日撮影 ホーム側から見た駅舎。手前の砂利のスペースには引込線があった。また、昔は近くに石綿工場があって、そこまでの専用線もあったらしい。


 2023年5月31日撮影 この駅名の縦型ホーロー看板、以前は下部の白地の部分に「本場の味 サッポロビール」と広告が入っていたけど、広告施策の見直しの一環として駅名標の広告掲出を2021年に終了することが発表され、順次白く塗りつぶされてしまった。そもそもこの縦型の駅名標、昔は黄色い縁取りは無く、紺地に白文字で駅名が書かれているだけで、書体も筆文字のようなものもあったりで全道で統一されているわけではなかった。それを国鉄末期に経営改善策の一環として広告主に駅名標の制作費を全額負担してもらう代わりに広告のスペースを作るという案が生まれ、それにサッポロビールが乗っかって1984年に誕生したものらしい。


 2023年5月31日撮影 駅名板。


 2023年5月31日撮影 ホームから山部方面を望む。以前は交換可能駅だった名残が分かる。


 2023年5月31日撮影 同じく金山方面を望む。


 2023年5月31日撮影 金山駅 明治33年12月2日開業 下金山駅から6.9km 富良野駅から27.0km


 2023年5月31日撮影 待合室の様子。


 2023年5月31日撮影 ホーム側から見た駅舎。


 2023年5月31日撮影 柱一本一本の両面に縦型ホーロー看板が。ちょっとしつこい感じもするけど…


 2023年5月31日撮影 駅名板。北海道の地名や駅名はアイヌ語に由来したものが多いけど、明治末期から大正初期にかけて、この辺りの川で砂金が取れてちょっとしたゴールドラッシュがあったらしい。「金山」はまさにそこから来ているのでしょう。


 2023年5月31日撮影 山部駅にあったのと同じタイプのレンガ造りの倉庫。開業日も同じだし、その当時からあるのかもね。


 2023年5月31日撮影 以前は保線関係の職員の詰所や宿泊施設であったようだ。


 2023年5月31日撮影 ホームから下金山方面を望む。対向式の交換可能駅だけど、現在基本的には交換する事は無い。


 2023年5月31日撮影 同じく東鹿越方面を望む。


 2023年5月31日撮影 駅構内下金山方面にはモーターカーなどの車庫が2棟あるが、手前の車庫はすでに線路が繋がっていない。


 2023年5月31日撮影 除雪用のラッセルヘッドがいいアクセントとなっている。のどかな山間の雰囲気のいい駅で、無くなってしまうのが本当にもったいない。


 2010年4月26日撮影 東鹿越駅 昭和21年3月1日開業 金山駅から13.2km 富良野駅から40.2km 画像を見返してみても最近の東鹿越駅の駅舎全体を撮った写真が無かったので、初めて訪れた2010年当時の様子。もちろん被災前ですが、現在もほぼ変わりはありません。


 2024年2月28日撮影 待合室の様子。


 2010年4月26日撮影 ホーム側から見た駅舎。これも2010年なので、縦型ホーロー看板にはサッポロビールの広告が入っています。小さくて分からないかもしれないけど…


 2010年4月26日撮影 この辺りは石灰石の産地なので、ホームには石灰石がドーンと置かれている。


 2024年2月28日撮影 ついこないだの写真なので広告は無し。ある時に撮っておけばよかったですね。


 2023年9月11日撮影 駅名板。もともとは金山駅との間に鹿越という駅があり、大正12年12月27日に東鹿越信号場として誕生。昭和21年3月1日に駅となった。しかしその後、線路の付け替えに伴って鹿越駅は信号場となってしまったので、鹿越駅が無いのにいきなり東鹿越駅が現れるという事態になったのでした。


 2022年4月17日撮影 ホームから金山方面を望む。廃止前に再びツートンが入線する事はあるのでしょうか?


 2010年4月26日撮影 同じく幾寅方面を望む。貨物の引込線がたくさんありますが、この2010年当時でもすでにトラック輸送に切り替わって久しく、過去の鉄道貨物輸送の繁栄を静かに物語るのみとなっています。

 次は幾寅~新得を紹介する予定です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根室本線廃止区間・その1

2024-03-10 11:41:24 | 日記
 根室本線の富良野~新得間廃止まであと21日となりました。今日から3回に分けて廃止区間の駅を紹介したいと思います。まずは富良野駅から。


 2023年9月11日撮影 富良野駅


 2023年9月11日撮影 まもなく右の「ぬのべ」は無くなり、萌黄色の帯もスパッと縦に切られた終点の表示になってしまうのでしょう。また、JRになってからのこのフォントですが、角が立ったゴシック体は冷たい感じがしてあまり好きになれません。


 2023年9月11日撮影 オジさんはやっぱり丸みを帯びたこの国鉄時代のフォントが好きです。富良野~新得間が廃止になっても、この駅名板は残してほしいものです。


 2023年5月31日撮影 布部駅 昭和2年12月26日開業 富良野駅から6.3km


 2010年4月26日撮影 ドラマ「北の国から」で五郎さんが純と蛍を連れて麓郷に帰って来た時に降り立ったシーンで有名になった。駅前には倉本聰先生の「北の国 此処に始まる」の木製の碑が建つ。聖地のひとつですから残してほしいですが、固定資産の関係や維持管理費などの問題もあるでしょうから今後が気になります。


 2023年5月31日撮影 国鉄時代からのホーロー看板。最高です。


 2023年5月31日撮影 待合室の様子。


 2023年5月31日撮影 「北の国から」ロケ時の写真が飾られていた。蛍、めんこいね。しかし左の連続ドラマ撮影時の五郎さん(田中邦衛)、設定35歳、実年齢49歳だそうな。今の自分の年齢と比べて愕然とする。


 2023年5月31日撮影 この柱の筋交い、草太兄ちゃんが迎えに来たシーンにも映ってたけど、あの当時のままなのだろうか?


 2023年5月31日撮影 ホームの真ん中にこんなデカい木がドーンと生えている駅も珍しい。


 2010年4月26日撮影 偶然にも13年前に同じアングルで写真を撮っていた。当時はこんなに大きくなく、キレイに剪定されたオンコ(イチイ)の木のほうが目立っていた。


 2023年5月31日撮影 ホームから見た駅舎。


 2023年5月31日撮影 駅名板。


 2023年5月31日撮影 ホームから富良野方面を望む。構造としては交換可能駅だけど、実際は棒線化されてこちらのホームしか使われていないようだ。


 2023年5月31日撮影 同じく山部方面を望む。


 2010年4月26日撮影 13年前の同じアングル。なぜか停止位置の1と2が入れ替わっている。


 2023年5月31日撮影 山部駅 明治33年12月2日開業 布部駅から5.8km 富良野駅から12.1km アルプスの山小屋をイメージさせる造り。


 2023年5月31日撮影 待合室の様子。


 2023年5月31日撮影 三角屋根の部分は天井が高く、こんなところも山小屋風。


 2023年5月31日撮影 ホーム側から見た駅舎。


 2023年5月31日撮影 


 2023年5月31日撮影 歴史を感じる板張りとレンガ造りの倉庫。


 2023年5月31日撮影 対向式の交換可能駅。基本的には富良野~東鹿越間での列車交換は無いダイヤ設定になっているけど、ダイヤが乱れた時とか臨時列車が設定された時などにはこの駅で交換する事もあるようだ。


 2023年5月31日撮影 駅名板。


 2023年5月31日撮影 ホームから布部方面を望む。


 2023年5月31日撮影 同じく下金山方面を望む。

 次は下金山~東鹿越を紹介する予定です。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする