2日前の10月24日、約2年ぶりのサッカー観戦に行ってきました。札幌ドームで行われたJ1第33節、北海道コンサドーレ札幌vsアビスパ福岡。現在11位の札幌と8位の福岡との勝点差は4。ここは是非とも勝って勝点差を1に縮めたいところ。
今年は、1996年に前身となる東芝堀川町サッカー部が札幌に移転して「コンサドーレ札幌」という北海道初のプロスポーツチームが誕生してから25周年という記念すべき年。8月には25周年記念ユニフォームが発売され、9月26日の第30節、サンフレッチェ広島戦がその記念ユニの着用試合となる旨が発表された。特別なユニフォームでカッコイイのはカッコイイんだけど、赤黒のストライプが結構細め。個人的には赤黒は太めのストライプのほうがカッコイイと思うので、黒×グレーのGKユニのほうがカッコよく思えた。赤黒のFPユニはサイズによっては注文開始2~3分で売り切れたけど、GKユニは受注生産なので注文すれば確実に買える。ただ、FPユニは広島戦に間に合うように発送されるところ、GKユニは受注生産のため、12月の発送になるという。その時点では「どうせ今シーズンは観戦には行けないだろう」と思っていたので、自分のコレクションとして、またクラブへのお布施と思ってGKユニを注文した。もちろん背番号は「1」、スゲさん(菅野選手)だ。思えば10年以上前、サッカー雑誌の仕事をちょこっとしていた頃、スゲさんは柏レイソルの正GKだった。コンサドーレとの試合でも対戦し、撮影しながら「上手くてイヤなキーパーだな」と思っていた。その後、2018年に札幌に移籍してきてからは正GKのク・ソンユンに次ぐ2番手の立ち位置となって試合にもほとんど出られない時期が続いた。それでも腐ることなくストイックに自分を磨き続け、味方がゴールを決めれば一番にベンチを飛び出して祝福する姿を見て感心していた。そして去年、ソンユンが兵役の関係で韓国のクラブに移籍すると、スゲさんは再びJ1クラブの正GKの座に返り咲く。179センチというGKとしては決して恵まれた体格ではないけれど、鋭い飛び出しと驚異的な反射神経で札幌のゴールを守り続ける。また、サッカー以外でも今年、札幌に児童発達支援・放課後等デイサービスの施設を立ち上げるなど、人としても尊敬できるところがたくさんある。そんなスゲさんのユニも欲しいなぁと思っていたので、今回の25周年記念ユニフォームも即決でスゲさんにしようと思ったのだ。
当初12月の発送という事だったけど、10月14日に突然届いた記念ユニフォーム。しかも、当初この記念ユニの着用試合は広島戦のみという事だったが、急遽福岡戦も追加された。緊急事態宣言も解除されたし札幌の感染者もかなり減った。これは行くしかないでしょう!という事でチケットを確保したのでした。
左胸に入る25周年の記念エンブレムと、デザインを監修した相澤陽介氏のブランド、ホワイトマウンテニアリングのロゴ。
ストライプの中には北海道らしい雪の結晶をモチーフにしたデザインも施されている。そしてこの赤い背番号1がカッコイイじゃないの! 画像が発表された時、コレに惚れたのですよ。通常のユニの背番号は白だったから。
試合当日、札幌ドームに行く前にまずは札幌PARCOの中にあるサッカーショップKAMOに立ち寄った。今年の初めに買った今シーズンのオーセンティックユニに25周年記念ロゴを圧着してもらうためだ。
このロゴはユニフォーム発売当初には入ってなく、その後に発表されたもの。選手着用のユニにも入っているし、コレが入っていなかったら画竜点睛を欠くというもの。KAMOでは郵送での対応もしてくれるけど、機会があれば直接店舗に持ち込んで入れてもらおうと思っていたのだ。
そしていよいよ札幌ドームに入場。先日亡くなられたコンサドーレの父、石水勲クラブ最高顧問(石屋製菓の名誉会長でもある)のメモリアルコーナーが設置されていた。
その後はハズレくじ無しの大抽選会の列に並ぶ。長蛇の列でかなり並んだけど、3等賞と4等賞が当たった。3等賞は背番号タオルマフラー。35番は大卒ルーキーの快足FW、小柏だ。4等賞はキーホルダー。特賞のレプリカユニフォームから5等賞の25周年記念ロゴマグネットまで、ハズレなしで1回500円。ひとり4回までだけど、マグネットが複数になるかなと思って2回しか引かなかった。でも、これだったら4回引けばよかったかな。定価2680円の商品が1000円で手に入ったし満足だけど、これだけ大盤振る舞いをしてるって事は、それだけ大量の在庫を抱えてるって事でもあるんだろうな、と思うとちょっと複雑。でも実は今シーズン、結構グッズ購入に金額を投入してきたのでこれ以上はキビシイ!(^_^;
タオルマフラーは試合会場で選手入場時にサポーターが掲げるのがお約束だけど、自分もゲットしたばかりのこのタオマフを恥ずかしながらも掲げてみましたよ。
例によって試合最中の画像UPは控えるので試合前の整列の様子。こうやって見ると荒野って結構デカイのね。隣がチャナティップだから余計にそう感じる。
今もそうだと思うけど、以前、仕事で撮影していた頃、紫のビブスをしたカメラマンはオフィシャルカメラマンで、それ以外のカメラマンは黄色のビブスだった。画面中央の人はコンサのロゴが入ってるからコンサのオフィシャルカメラ。右から走りこんでるのは多分Jリーグのオフィシャルカメラだと思う。各クラブやJリーグが提供している写真はこの人たちの写真。ちなみにコンサのオフィシャルカメラの横でしゃがんでいるスーツ姿の人は多分コンサの広報の人で、クラブのSNSに上げる写真を撮っていると思われる。
以前はこの整列シーンは全てのカメラマンが撮影可能だったし自分もその中に混じって撮影していたけど、コロナ禍の今はオフィシャルカメラしかダメみたいだ。また、試合が始まったらハーフタイム時以外は撮影場所の移動は禁止だったけど、オフィシャルカメラは移動自由だった。その試合時の撮影位置は基本的に早いもの順で折り畳み椅子などで場所取りをしていたけど、中継画面などを見ると今は主催者側が各社の位置を指定しているっぽい。それらしきものが地面に貼られているのを見た事があるから。
また、コーナーキックの時とか、知り合いのカメラマンが映る事がよくあって、ひとりニヤニヤしています。経験者ならではの裏話でした。
試合終了後にスタンドの観客に挨拶する選手たち。これぐらいの座席位置だと、ボールが遠くに行った時ほど選手とボールの位置関係が分かりづらいので、中継画面のようにもう少し高い位置の座席の方が見やすいね。
試合結果は0-0のスコアレスドロー。福岡との勝点を詰める事は出来なかった。福岡に上手いこと対策されたのか、攻撃がなかなか機能しなかった。小柏が抜け出して相手GKと1対1になる大チャンスがあったけど、芝に足を滑らせシュートを打てず。逆に福岡の渡に抜け出されてGKと1対1になる大ピンチがあったけど、そこは我らがスゲさんの素早い飛び出しと右手一本のスーパーセーブによって失点を免れる。あれを決められていたら負けていた。まさにスゲさんがもぎ取った勝点1と言える。37歳となった今でも圧巻のパフォーマンス。スーパーセーブをするたびにネット上では「菅野スゲーノ」というワードが飛び交うけど、コンサドーレに来てくれてホントにありがとう。今日はスゲさんのユニを買ってホントに良かったと思える試合だった。
しかし、全体的にはイマイチ不完全燃焼だったこの試合、残すホームゲームはあと2戦。次の湘南戦は行けないから、行けるとしたらホーム最終戦の柏戦だ。金子のユニも25周年記念ロゴを入れて完全体になったし、次はそれを着て観戦に行きたいなぁと、帰宅後にサッポロクラシックを飲みながらDAZNで試合を見返して思うのでありました。
今年は、1996年に前身となる東芝堀川町サッカー部が札幌に移転して「コンサドーレ札幌」という北海道初のプロスポーツチームが誕生してから25周年という記念すべき年。8月には25周年記念ユニフォームが発売され、9月26日の第30節、サンフレッチェ広島戦がその記念ユニの着用試合となる旨が発表された。特別なユニフォームでカッコイイのはカッコイイんだけど、赤黒のストライプが結構細め。個人的には赤黒は太めのストライプのほうがカッコイイと思うので、黒×グレーのGKユニのほうがカッコよく思えた。赤黒のFPユニはサイズによっては注文開始2~3分で売り切れたけど、GKユニは受注生産なので注文すれば確実に買える。ただ、FPユニは広島戦に間に合うように発送されるところ、GKユニは受注生産のため、12月の発送になるという。その時点では「どうせ今シーズンは観戦には行けないだろう」と思っていたので、自分のコレクションとして、またクラブへのお布施と思ってGKユニを注文した。もちろん背番号は「1」、スゲさん(菅野選手)だ。思えば10年以上前、サッカー雑誌の仕事をちょこっとしていた頃、スゲさんは柏レイソルの正GKだった。コンサドーレとの試合でも対戦し、撮影しながら「上手くてイヤなキーパーだな」と思っていた。その後、2018年に札幌に移籍してきてからは正GKのク・ソンユンに次ぐ2番手の立ち位置となって試合にもほとんど出られない時期が続いた。それでも腐ることなくストイックに自分を磨き続け、味方がゴールを決めれば一番にベンチを飛び出して祝福する姿を見て感心していた。そして去年、ソンユンが兵役の関係で韓国のクラブに移籍すると、スゲさんは再びJ1クラブの正GKの座に返り咲く。179センチというGKとしては決して恵まれた体格ではないけれど、鋭い飛び出しと驚異的な反射神経で札幌のゴールを守り続ける。また、サッカー以外でも今年、札幌に児童発達支援・放課後等デイサービスの施設を立ち上げるなど、人としても尊敬できるところがたくさんある。そんなスゲさんのユニも欲しいなぁと思っていたので、今回の25周年記念ユニフォームも即決でスゲさんにしようと思ったのだ。
当初12月の発送という事だったけど、10月14日に突然届いた記念ユニフォーム。しかも、当初この記念ユニの着用試合は広島戦のみという事だったが、急遽福岡戦も追加された。緊急事態宣言も解除されたし札幌の感染者もかなり減った。これは行くしかないでしょう!という事でチケットを確保したのでした。
左胸に入る25周年の記念エンブレムと、デザインを監修した相澤陽介氏のブランド、ホワイトマウンテニアリングのロゴ。
ストライプの中には北海道らしい雪の結晶をモチーフにしたデザインも施されている。そしてこの赤い背番号1がカッコイイじゃないの! 画像が発表された時、コレに惚れたのですよ。通常のユニの背番号は白だったから。
試合当日、札幌ドームに行く前にまずは札幌PARCOの中にあるサッカーショップKAMOに立ち寄った。今年の初めに買った今シーズンのオーセンティックユニに25周年記念ロゴを圧着してもらうためだ。
このロゴはユニフォーム発売当初には入ってなく、その後に発表されたもの。選手着用のユニにも入っているし、コレが入っていなかったら画竜点睛を欠くというもの。KAMOでは郵送での対応もしてくれるけど、機会があれば直接店舗に持ち込んで入れてもらおうと思っていたのだ。
そしていよいよ札幌ドームに入場。先日亡くなられたコンサドーレの父、石水勲クラブ最高顧問(石屋製菓の名誉会長でもある)のメモリアルコーナーが設置されていた。
その後はハズレくじ無しの大抽選会の列に並ぶ。長蛇の列でかなり並んだけど、3等賞と4等賞が当たった。3等賞は背番号タオルマフラー。35番は大卒ルーキーの快足FW、小柏だ。4等賞はキーホルダー。特賞のレプリカユニフォームから5等賞の25周年記念ロゴマグネットまで、ハズレなしで1回500円。ひとり4回までだけど、マグネットが複数になるかなと思って2回しか引かなかった。でも、これだったら4回引けばよかったかな。定価2680円の商品が1000円で手に入ったし満足だけど、これだけ大盤振る舞いをしてるって事は、それだけ大量の在庫を抱えてるって事でもあるんだろうな、と思うとちょっと複雑。でも実は今シーズン、結構グッズ購入に金額を投入してきたのでこれ以上はキビシイ!(^_^;
タオルマフラーは試合会場で選手入場時にサポーターが掲げるのがお約束だけど、自分もゲットしたばかりのこのタオマフを恥ずかしながらも掲げてみましたよ。
例によって試合最中の画像UPは控えるので試合前の整列の様子。こうやって見ると荒野って結構デカイのね。隣がチャナティップだから余計にそう感じる。
今もそうだと思うけど、以前、仕事で撮影していた頃、紫のビブスをしたカメラマンはオフィシャルカメラマンで、それ以外のカメラマンは黄色のビブスだった。画面中央の人はコンサのロゴが入ってるからコンサのオフィシャルカメラ。右から走りこんでるのは多分Jリーグのオフィシャルカメラだと思う。各クラブやJリーグが提供している写真はこの人たちの写真。ちなみにコンサのオフィシャルカメラの横でしゃがんでいるスーツ姿の人は多分コンサの広報の人で、クラブのSNSに上げる写真を撮っていると思われる。
以前はこの整列シーンは全てのカメラマンが撮影可能だったし自分もその中に混じって撮影していたけど、コロナ禍の今はオフィシャルカメラしかダメみたいだ。また、試合が始まったらハーフタイム時以外は撮影場所の移動は禁止だったけど、オフィシャルカメラは移動自由だった。その試合時の撮影位置は基本的に早いもの順で折り畳み椅子などで場所取りをしていたけど、中継画面などを見ると今は主催者側が各社の位置を指定しているっぽい。それらしきものが地面に貼られているのを見た事があるから。
また、コーナーキックの時とか、知り合いのカメラマンが映る事がよくあって、ひとりニヤニヤしています。経験者ならではの裏話でした。
試合終了後にスタンドの観客に挨拶する選手たち。これぐらいの座席位置だと、ボールが遠くに行った時ほど選手とボールの位置関係が分かりづらいので、中継画面のようにもう少し高い位置の座席の方が見やすいね。
試合結果は0-0のスコアレスドロー。福岡との勝点を詰める事は出来なかった。福岡に上手いこと対策されたのか、攻撃がなかなか機能しなかった。小柏が抜け出して相手GKと1対1になる大チャンスがあったけど、芝に足を滑らせシュートを打てず。逆に福岡の渡に抜け出されてGKと1対1になる大ピンチがあったけど、そこは我らがスゲさんの素早い飛び出しと右手一本のスーパーセーブによって失点を免れる。あれを決められていたら負けていた。まさにスゲさんがもぎ取った勝点1と言える。37歳となった今でも圧巻のパフォーマンス。スーパーセーブをするたびにネット上では「菅野スゲーノ」というワードが飛び交うけど、コンサドーレに来てくれてホントにありがとう。今日はスゲさんのユニを買ってホントに良かったと思える試合だった。
しかし、全体的にはイマイチ不完全燃焼だったこの試合、残すホームゲームはあと2戦。次の湘南戦は行けないから、行けるとしたらホーム最終戦の柏戦だ。金子のユニも25周年記念ロゴを入れて完全体になったし、次はそれを着て観戦に行きたいなぁと、帰宅後にサッポロクラシックを飲みながらDAZNで試合を見返して思うのでありました。