最近また根室本線の滝川口が賑やかになっているようで、紅葉もピークを過ぎつつあるようなので気をもんでいましたが、24日にようやく都合がついたので撮影に行きました。
東鹿越始発の2474Dは紫水（1791）でした。このテのラッピング車はあまり興味が無いので積極的に狙って撮りに行く事は無いのですが、個人的には初モノなのでしっかり頂きましたよ。
平日の早朝ですが、紅葉の見頃なので5人ほどの同業者が集まりました。
振り返ってもう一丁。
ネット上の画像によると芦別岳は雪化粧をしているし、次はツートンが来るはずなので下金山カーブに行こうかと思いましたが、近くまで行くと川霧が立ち込めていて山は全く見えない。「ダメだこりゃ…」とパスをして先に進むと、少し走っただけですっかり霧は晴れ、バッチリと雪化粧した芦別岳が顔を出した。見事に下金山カーブ周辺だけピンポイントに霧が発生しているようだ。「ならばサイドから狙うあの場所か」と行ってみると、10台ほどのクルマが集結していた。下金山カーブを諦めてこちらにした人も多いのだろう。確かに条件はバッチリの場所ではあるけど、あの路上駐車の中に混ざる気にはなれず、すぐ近くのこちらのポイントへ。
こちらは他に一人だけでした。それにしても今日は条件バッチリじゃないか！ コレの返しを撮ろうと思っているアノ場所も期待できるぞ～
その返しが来るまで1時間半あるので、例によって旭川十勝道路でバビューンと移動。若干撮り飽きた場所ではありますが、行ってみたら山の紅葉が緑も混ざって面白い感じだったので2473Dを待ちます。やって来たのは白でした。まぁ予想はしてたけどね。
続いて貨物はこちらで。何故か1本だけ木製の電柱が残っていたので、それと絡めて。
運転士さんが直射日光を避けるためにサンバイザーにバインダーなどをぶら下げていたので拡大してみたら、ドライブレコーダーが設置されていました。しかも専用のステーによって取り付けられています。今や全車に取り付けられているのでしょうか？ 撮り鉄の皆さん、あまり危険な場所で撮影していると、しっかり証拠を撮られちゃいますよ～
すぐに折り返し3476Dがやって来ますが、どうせ白なのでパス。恐らく今日のメインカットになるであろう場所にバビューンと向かいます。
先程に比べて若干の薄雲が出てきてしまいましたが全然OK。やはりツートンの存在感は抜群です。この場所へ至る林道は11月1日から冬季通行止めとなってしまうので、これがラストチャンスでした。今日一番撮りたかったカットが撮れて大満足です。
富良野駅で12分ほど停車するので、すぐさまトンボ返りで空知川の鉄橋へ。過去の経験から正面が陰になってしまうのは分かっていましたが、十勝岳がこれだけキレイに見えていたら来ちゃいますよね。もう少し山の全容を見せても良かったんですが、噴煙を入れたくてどうしても寄り気味になってしまいます。また、この場所には十数人ほどが集まっていましたが、自分たちの背後の国道のオーバーパスにも同じくらいの人たちがカメラを構えています。なので、少しでも彼らの邪魔にならないようにしゃがんで撮影しました。
野花南で交換してやって来る2475Dには恐らくタラコが入ると思うので、先程貨物を撮った踏切にやって来ました。ただ、先程の側だと車両の側面が微妙に陰になりそうなので反対側から。こちらの方が背後の山の紅葉もキレイだったし。そして思惑通りにタラコがやって来ましたが、思惑通りに行かなかったのが画角に対する車両の大きさ。この画角のすぐ左上には電線があるのでこうせざるを得なかったのですが、予想以上に車両が大きくて背後の山もほとんど隠れてしまいました。
これで午後の東鹿越往復もタラコが確定したので居残り決定。その場合、今日は狩勝峠を越えるつもりでいました。峠の展望台に立ち寄ります。この画面の中央にあるモノが見えます。
山の中の林道？ いえいえ違います。根室本線の狩勝峠の旧線跡です。カーブの曲率がいかにもって感じですね。
さらに拡大してみると、ハエたたきが残っているのが確認できます。また、轍があるのが分かると思いますが、ココはクルマで走れるみたいです。機会があったら行ってみたいですね。
狩勝峠の旧線跡はあくまでついでの産物で、本当の目的はコレ。来年の3月で富良野～新得間が廃止になってしまいますが、そうなるとこの「おちあい」の表記も消えてしまいます。なので、この写真を撮るためだけに新得まで来たのでした。でもまぁ道中の紅葉もキレイだったし、楽しいドライブでしたよ。
すると、駅のホームで絶滅危惧種を発見！ 駅そばを買える小窓です。おツユのいいにおいが漂ってきます。
待合室側の店舗入り口。ホントはココに来る途中にある「新得そばの館」でゴボウ天せいろを食べようと思っていたんだけど、順番待ちが10組くらいあったし、大型観光バスも2台止まっていたのでパス。先月の富良野駅に続いて新得でも駅そばを頂きましたよ。
またもや月見そばです。440円なり。富良野駅のそばは角ばった麺でしたが、こちらは丸っこい麺です。店員の若いあんちゃんがヒマそうにスマホをいじってましたが、こちらは駅前にある「そば処 せきぐち」の経営らしく、すぐに撤退という事は無さそうです。今や貴重な北海道の駅そば。末永く続いてほしいものです。
で、駅の売店でこんなのを見つけて買ってしまいました。左のタラコのやつは下敷きで、ツートンのやつはクリアファイルです。右のは、きっぷ入れ風の入れ物に入ったキハ40のカード5枚セット。右下のはキハ40とは関係ないけど、石勝高原駅（現トマム駅）の復刻版の入場券。そしておまけに今日の入場券。
その裏面。
そろそろ午後の部が始まります。5月に新緑でやった流し撮りを紅葉でやってみます。シャッタースピードは1/30 この角度だとまだ疾走感に乏しいし、白樺の木がド～ンと目立ってしまう。
列車が近付いてくるにつれてカメラの振り幅も速度も増えていきます。
車両の角度は理想的。が、しかし枝がぁ～！
目障りな枝も無いし疾走感もバッチリ！ が、しかし角度が真横！ 1個前の写真の角度だったら最高だったんだけどなぁ。しかし、貴重なタラコと紅葉でこんな遊んだ写真撮ってる人なんて多分俺だけだろうな。
返しの2482Dは辛うじて残照が当たっているこちらの鉄橋で。先程の2477Dの時は結構な人数が集まっていたけど、皆さん返しの2482Dはかなやま湖に行ったようで自分以外誰もいなかった。多分かなやま湖はスゴイ事になっていただろうな。
で、その後の17時台の東鹿越往復では夜撮も考えたんだけど、来るのはどうせ白だし、明日は4時起きで仕事だったのでこれにて撤収。今日は非常に長い記事となってしまいましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
東鹿越始発の2474Dは紫水（1791）でした。このテのラッピング車はあまり興味が無いので積極的に狙って撮りに行く事は無いのですが、個人的には初モノなのでしっかり頂きましたよ。
平日の早朝ですが、紅葉の見頃なので5人ほどの同業者が集まりました。
振り返ってもう一丁。
ネット上の画像によると芦別岳は雪化粧をしているし、次はツートンが来るはずなので下金山カーブに行こうかと思いましたが、近くまで行くと川霧が立ち込めていて山は全く見えない。「ダメだこりゃ…」とパスをして先に進むと、少し走っただけですっかり霧は晴れ、バッチリと雪化粧した芦別岳が顔を出した。見事に下金山カーブ周辺だけピンポイントに霧が発生しているようだ。「ならばサイドから狙うあの場所か」と行ってみると、10台ほどのクルマが集結していた。下金山カーブを諦めてこちらにした人も多いのだろう。確かに条件はバッチリの場所ではあるけど、あの路上駐車の中に混ざる気にはなれず、すぐ近くのこちらのポイントへ。
こちらは他に一人だけでした。それにしても今日は条件バッチリじゃないか！ コレの返しを撮ろうと思っているアノ場所も期待できるぞ～
その返しが来るまで1時間半あるので、例によって旭川十勝道路でバビューンと移動。若干撮り飽きた場所ではありますが、行ってみたら山の紅葉が緑も混ざって面白い感じだったので2473Dを待ちます。やって来たのは白でした。まぁ予想はしてたけどね。
続いて貨物はこちらで。何故か1本だけ木製の電柱が残っていたので、それと絡めて。
運転士さんが直射日光を避けるためにサンバイザーにバインダーなどをぶら下げていたので拡大してみたら、ドライブレコーダーが設置されていました。しかも専用のステーによって取り付けられています。今や全車に取り付けられているのでしょうか？ 撮り鉄の皆さん、あまり危険な場所で撮影していると、しっかり証拠を撮られちゃいますよ～
すぐに折り返し3476Dがやって来ますが、どうせ白なのでパス。恐らく今日のメインカットになるであろう場所にバビューンと向かいます。
先程に比べて若干の薄雲が出てきてしまいましたが全然OK。やはりツートンの存在感は抜群です。この場所へ至る林道は11月1日から冬季通行止めとなってしまうので、これがラストチャンスでした。今日一番撮りたかったカットが撮れて大満足です。
富良野駅で12分ほど停車するので、すぐさまトンボ返りで空知川の鉄橋へ。過去の経験から正面が陰になってしまうのは分かっていましたが、十勝岳がこれだけキレイに見えていたら来ちゃいますよね。もう少し山の全容を見せても良かったんですが、噴煙を入れたくてどうしても寄り気味になってしまいます。また、この場所には十数人ほどが集まっていましたが、自分たちの背後の国道のオーバーパスにも同じくらいの人たちがカメラを構えています。なので、少しでも彼らの邪魔にならないようにしゃがんで撮影しました。
野花南で交換してやって来る2475Dには恐らくタラコが入ると思うので、先程貨物を撮った踏切にやって来ました。ただ、先程の側だと車両の側面が微妙に陰になりそうなので反対側から。こちらの方が背後の山の紅葉もキレイだったし。そして思惑通りにタラコがやって来ましたが、思惑通りに行かなかったのが画角に対する車両の大きさ。この画角のすぐ左上には電線があるのでこうせざるを得なかったのですが、予想以上に車両が大きくて背後の山もほとんど隠れてしまいました。
これで午後の東鹿越往復もタラコが確定したので居残り決定。その場合、今日は狩勝峠を越えるつもりでいました。峠の展望台に立ち寄ります。この画面の中央にあるモノが見えます。
山の中の林道？ いえいえ違います。根室本線の狩勝峠の旧線跡です。カーブの曲率がいかにもって感じですね。
さらに拡大してみると、ハエたたきが残っているのが確認できます。また、轍があるのが分かると思いますが、ココはクルマで走れるみたいです。機会があったら行ってみたいですね。
狩勝峠の旧線跡はあくまでついでの産物で、本当の目的はコレ。来年の3月で富良野～新得間が廃止になってしまいますが、そうなるとこの「おちあい」の表記も消えてしまいます。なので、この写真を撮るためだけに新得まで来たのでした。でもまぁ道中の紅葉もキレイだったし、楽しいドライブでしたよ。
すると、駅のホームで絶滅危惧種を発見！ 駅そばを買える小窓です。おツユのいいにおいが漂ってきます。
待合室側の店舗入り口。ホントはココに来る途中にある「新得そばの館」でゴボウ天せいろを食べようと思っていたんだけど、順番待ちが10組くらいあったし、大型観光バスも2台止まっていたのでパス。先月の富良野駅に続いて新得でも駅そばを頂きましたよ。
またもや月見そばです。440円なり。富良野駅のそばは角ばった麺でしたが、こちらは丸っこい麺です。店員の若いあんちゃんがヒマそうにスマホをいじってましたが、こちらは駅前にある「そば処 せきぐち」の経営らしく、すぐに撤退という事は無さそうです。今や貴重な北海道の駅そば。末永く続いてほしいものです。
で、駅の売店でこんなのを見つけて買ってしまいました。左のタラコのやつは下敷きで、ツートンのやつはクリアファイルです。右のは、きっぷ入れ風の入れ物に入ったキハ40のカード5枚セット。右下のはキハ40とは関係ないけど、石勝高原駅（現トマム駅）の復刻版の入場券。そしておまけに今日の入場券。
その裏面。
そろそろ午後の部が始まります。5月に新緑でやった流し撮りを紅葉でやってみます。シャッタースピードは1/30 この角度だとまだ疾走感に乏しいし、白樺の木がド～ンと目立ってしまう。
列車が近付いてくるにつれてカメラの振り幅も速度も増えていきます。
車両の角度は理想的。が、しかし枝がぁ～！
目障りな枝も無いし疾走感もバッチリ！ が、しかし角度が真横！ 1個前の写真の角度だったら最高だったんだけどなぁ。しかし、貴重なタラコと紅葉でこんな遊んだ写真撮ってる人なんて多分俺だけだろうな。
返しの2482Dは辛うじて残照が当たっているこちらの鉄橋で。先程の2477Dの時は結構な人数が集まっていたけど、皆さん返しの2482Dはかなやま湖に行ったようで自分以外誰もいなかった。多分かなやま湖はスゴイ事になっていただろうな。
で、その後の17時台の東鹿越往復では夜撮も考えたんだけど、来るのはどうせ白だし、明日は4時起きで仕事だったのでこれにて撤収。今日は非常に長い記事となってしまいましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
