太陽日記

北海道移住10年を機に、日記をこちらに引っ越しました。気が向いた時にひっそりと更新します(笑)

18年

2022-03-30 15:33:35 | 日記
 今日で北海道に移住して18年。北海道での生活が人生の3分の1を超えました。最初の2年はほぼ仕事をせず、貯金を切り崩しながら太陽小の子供たちを撮影する日々。いよいよ貯金も底をつき、神奈川に戻る選択肢も浮かび上がる時期もありましたが、仕事を紹介してもらうなどしてどうにかこうにか暮らしていけてます。
 北海道は冬が長いけど、近年は春と秋が短くなって季節が二季化してきているように感じる東京などに比べ、四季がはっきりしている北海道が好きです。今はちょうど長かった冬が終わり、やっと春が始まったところ。


 この時期に最初に目にする花はフクジュソウ。さくらがいなくなってこの道を散歩することも無くなったけど、春の陽気に誘われてカメラ片手に久々に歩いてみました。


 雪はもうごく一部を除いてすっかり消えた。ここから新緑が芽吹いて桜が開花するまでは1カ月あまり。楽しみだな~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キハ40国鉄色4連返却回送

2022-03-14 19:11:00 | 日記
 先日の3月12日のダイヤ改正で、釧路運輸車両所のキハ40は全て新型のH100型に置き換わってしまいました。日々帯広駅のライブカメラをチェックして国鉄色3連を撮りたいと思っていましたが、ついにその願いは叶わず。恐らく3回ほど実現はしているのですが、仕事の都合で撮影には行けずじまいでした。「最後にワンチャン無いかなぁ」と期待していましたが、どうやら無理っぽい。しかし、最終日の前日に「ん?」と思うような展開になってきました。タラコ2両、一般色2両が今までの運用パターンを続けた場合、最終日は全て新得で運用を終えるのです。
「こ、これは12日に4両が連なって釧路へ返却回送されるんじゃね?」
 その思惑を裏付ける出来事がありました。数日前に雪で列車の運休が相次ぎ、車両の運用パターンにズレが生じたのですが、翌日に復旧した時、本来の運用パターンの途中から車両を差し替えてこのパターンに無理矢理戻した形跡が見受けられたのです。そこまでして最終日に4両を新得に集結させるなら、国鉄色4連での返却回送はほぼ間違いないはず。問題は時刻。ダイヤグラムを眺めていると、単線の路線ならではの怪しげなスジが3~4本見えてきます。しかしあくまでも個人的な憶測。「ん~、どうだろうなぁ…」と悩んでいると、なんとそこに神のお告げが! 当たるか当たらぬかは分かりませんが、ここは神のお告げを信じて行ってみる事にしました。


 まずは定番の大成カーブに行ってみました。すでに数名の先客がいます。H100型がやって来ました。もちろん安定の定番ポイントなので文句はありませんが、神のお告げを信じるなら(しつこい? 汗)回送が来るまでは2時間もある。H100型は前面が黒いので分かりにくいけど、2時間後には太陽が移動して列車の前面が陰になってしまいそう。そしてその頃にはかなりの人数が集まって酷い事になりそう。そういう場所は避けたいのでパスしました。


 で、決めたのがこのポイント。他にも5名ほどが集まりましたが、静かにその時を待ちます。やがて踏切が鳴り、森の奥から4連回送キター! 思惑通り前面にも陽が当たってます。


 おぉ神よ! 持つべきものは情報通のトモダ…いや神です(笑)
 先頭から1759、1749、1766、1758でした。


 例のごとく十勝川の対岸を走って先回り。利別~池田で2発目。こうやって遠景で見るとホントに国鉄時代にタイムスリップしたみたいだ!


 その築堤の後に掛かる利別川橋梁は、4両がキッチリ抜けるか心配だったけどギリギリ抜けたー! 過去2回とも曇って撃沈したポイントでリベンジ達成! しかも通常運行ではあり得ない4連でだ。


 次は往年の名撮影地、尺別~音別に行った。


 逆光なのは仕方ないけど、国鉄色は存在感がある。


 こんなシーンを撮れるとは思わなかったなぁ


 振り返ってもう一丁!


 さらに追いかけると東庶路信号場に停車中の4連を追い抜いたので、新富士駅の先のオーバーパスから撮影。線路沿いの電柱を避けてこちら側に来たけど、晴れたら逆光なので薄曇りでラッキー。
 今まであまりアップで撮っていなかったから気がつかなかったけど、助手席側に置いてあるのは花束だそうだ。営業最終列車の運転士に花束が渡されることはよくあるけど、回送列車の運転士に花束が渡されたというのは聞いたことが無い。また、回送なのに「ワンマン」表示がされているし、ここまでするなら時刻を公表すればよかったのに。※追記:花束は鉄道ファン有志によるものだそうです。


 振り返って新釧路川の鉄橋を渡る。終点の釧路はもうすぐだ。


 画面右奥の釧路駅に到着後、しばらくして釧路運輸車両所に引き上げていく。クネクネと編成をよじらせながらポイントを渡っていく。直前まで曇っていたのに晴れた!


 今までずっとケツにいた1758側からもアップで撮れた。


 そして静かに車庫へと。もうこの時には曇っている。右奥には一足先に戻ってきたJR北海道色のキハ40が大量に連なっていた。

 以上がキハ40国鉄色4連返却回送の顛末でした。それにしても素晴らしすぎたこの返却回送。これを実現させた運用担当者は「粋な事をする御仁」なのか、はたまた「変態」なのか、まぁ後者でしょうな。あくまでも褒め言葉ですよ(笑)
 さて、これらの4両は今後どうなるのでしょう? 特に一般色の2両は全検が切れるまでまだありそうだから旭川に転属になるのかな? もしそうなったら東鹿越まで来ることもあるから、そうなったら嬉しいな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする